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2005年10月

2005.10.27

[演劇]ラブレター/러브레터

19:30
漢陽レパートリーシアター
A列5番 30000W
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脚本:A.R.Gurney
演出:チェ・ヒョンイン/최형인
企画:キム・ソングン/김성근
出演:キム・ボヨン/김보영、ソル・ギョング/설경구
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  1日置いて2度目の観劇。前回よりはるかに良かった。驚いた。
 まず、前半の「力道山」が消えたこと。顔の表情の芝居が控えめになり、その分セリフが生きてきた。さらに、ストーリーの先を追わず、その時々の二人をきっちり描き出して、ストーリーの起伏が際立つようになった。セリフのミスは前回よりむしろ多かったのだが。
 ラスト近く、前回は42~3歳止まりだったアンディ(ソル・ギョング)とメリッサ(キム・ボヨン)が今回は50歳に見えるまでに。あと一息と思っていたら、幕切れの暗転で闇の中に消えていくアンディの顔は疲れた初老の男性に見えた。やはり、
さすが、これでこそ、ソル・ギョング。
 客席の反応も非常によく、舞台上の二人が芝居を楽しんでいる様子が手に取るように分かるのも嬉しかった。

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2005.10.25

[演劇]ラブレター/러브레터

19:30
漢陽レパートリーシアター
D列10番 30000W
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脚本:A.R.Gurney
演出:チェ・ヒョンイン/최형인
企画:キム・ソングン/김성근
出演:キム・ボヨン/김보영、ソル・ギョング/설경구
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 日本でも「ラブ・レターズ」のタイトルで上演される男女二人の朗読劇。漢陽レパートリーのレパートリーの一つで、今回のキャストは男女5人ずつ、組み合わせを変えつつ二ヶ月に渡って上演される。お目当てはもちろんソル・ギョング。かねてから一度舞台を見たいと願っていたのが、思いがけず実現し、最初の出演日に早速駆けつけた。
 が、今ひとつ飽き足りない。要所ではしっかり感動させてくれるのだが、全体として上滑りしているというか、平板な印象が拭えない。元々脚本が持つ面白さと感動を超えて、俳優が見せてくれるものが薄く、前半何度か「力道山」の表情がちらつくのも痛い。
 共演のキム・ボヨン共々、ラストが50代の男女には見えず、本人が言っていた通り、もっと歳を取ってからやるべき芝居だったかも。ソル・ギョングの実力はこんなもんじゃないと思うだけに、もどかしい。
 まだ何度か見に行く予定なので、今後に期待。

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2005.10.02

[クラシック]鄭明勲とソウル市響、新たな出発

19:30
世宗文化会館大劇場
S席 B列18番(1階2列目下手寄り) 45000W(チケットリンク会員10%割引)
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指揮:チョン・ミョンフン/정명훈
曲目:シューベルト交響曲第8番「未完成」、マーラー交響曲第1番「巨人」
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 「清渓川迎水特別演奏会」と銘打たれた公演。清渓川復元の完成を祝うイベントの曲目が「未完成」とは? プログラムに掲載されたチョン・ミョンフンの挨拶 を読んで疑問氷解。今年3月ソウル市に請われて芸術監督に就任したチョン・ミョンフンがオーディションを敢行して団員を選びなおしたオケの実力は予想以上。しかし、音色・音量の豊かさに欠け、テンポの速い部分や合わせるのが難しい箇所では悲鳴を上げているような演奏になるのが、このオケの限界か。反面、弱く小さな音に不思議な雰囲気と力強さを持つ。マーラーでは、指揮者が明らかにオケの能力を超えた演奏を要求、全身で指示を出し、叱咤激励し、オケ全員を引っ張る指揮はまるで踊っているようだった。こんなチョン・ミョンフンの姿を見られるとは。瞬時でも余裕があれば食い入るような目で指揮棒を追い、指揮者の意図に必死に縋って行こうとするオケ共々、ラストは残り1分で決勝点を争うスポーツの死闘のごとく。
 2曲終わって客席の拍手に応えて再登場したチョン・ミョンフンは「今日はアンコールを準備していません」 え? 今日はソウル市響の出発の日で、今はまだ未熟なオーケストラだからアンコールはしない、と。なるほど。アンコール曲の代わりにと演奏したのは「愛国歌(韓国の国歌)」だった。休憩時間にスタッフが譜面台に配ってた(一体何を配ってるのか不思議だった)のはこれか。演奏後はコンマスと握手するとそのままコンマスの手を引っ張っりながら退場して、聴衆のアンコールを断固として受け付けず。チョン・ミョンフンは本気だ。
 終演後のロビーで人の輪ができていたので覗いてみると、今を時めくソウル市長・イ・ミョンパクの姿が。ヒョンデ(現代)建設叩き上げの経歴は伊達でなく、ソウル市庁前広場、ソウルの森、清渓川復元と数々の大規模建設プロジェクトを成功させた人物は、チョン・ミョンフンを呼んでソウル市響の大改革を推進する豪腕の持ち主でもあった。

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2005.10.01

[映画]ミスター主婦クイズ王/미스터 주부 퀴즈왕

14:30
大韓劇場6館
O列15番 7000W
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監督:ユ・ソンドン/유선동
出演:ハン・ソッキュ/한석규、シン・ウンギョン/신은경、コン・ヒョンジン/공형진、ソ・シネ/서신애、キム・スミ/김수미
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 ハン・ソッキュのコメディ出演で話題の作。TV局アナウンサーの妻を持つジンマン(ハン・ソッキュ)は専業主夫。主婦仲間の頼母子講で失った3000万Wを妻に内緒で補填するため、3週勝ち抜けば賞金3000万Wというクイズ番組「主婦クイズ王」への出演を決意、女装して予選のテストに臨むが……。専門職ながら今ひとつ芽の出ない司会アナのスヒ(シン・ウンギョン)、ジンマンの主夫業テクのルーツである母親(キム・スヒ)、儒教社会の家長そのもののジンマンの父親と粒の揃った俳優陣で楽しめるフェミニズム風味のコメディ。

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[映画]親知らず/사랑니

16:30
大韓劇場9館
G列4番 7000W
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監督:チョン・ジウ/정지우
出演:キム・ジョンウン/김정은、イ・テソン/이태성、キム・ヨンジェ/김영재、チョン・ユミ/정유미
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 30歳になる予備校の数学講師イニョン(キム・ジョンウン)は、17歳の教え子イ・ソク(イ・テソン)と恋に落ちる。う~ん、それがどれほど本気の恋であっても、一人前の大人の女がやりたい盛りの17歳を誘惑しちゃいかん、という倫理観持ってる人間には共感し難い。イニョンがなぜそこまでイ・ソクに魅かれるのか、よく分からないだけに尚更。初恋の人と同じ顔、同じ歳、同じ名前、という設定ではあるのだが。年下の恋人イ・ソク、初恋の相手だったイ・ソク、現在の同棲相手チョンウ(これも年下男!)と3人の男に囲まれてのパーティーは、そりゃ、いい気分でしょ、アンタ、でもそんなことしてると今にシッペ返し食うよ、と思わず説教したくなり。自分が30の時にこの映画を見ていたら、今の自分が30だったら、イニョンに共感できたのだろうか。

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