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2006年7月

2006.07.31

[映画]グエムル/괴물

18:30
新宿・明治安田生命ホール
自由席 無料(試写会招待券)
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脚本・監督:ポン・ジュノ/봉준호
出演:ソン・ガンホ/송강호、ペ・ドゥナ/배두나、パク・ヘイル/박해일、キム・ヒボン/김희봉
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 『殺人の追憶』のポン・ジュノ監督の第二作として、韓国映画今年最高の話題作。韓国では7月27日公開。見たくて見たくてこの映画のためだけにソウルへ戻ることも検討したが、日本の試写会に応募しまくって見事当選。日本では9月2日公開予定。
 最初から最後まで監督の演出が行き届き、上手い、の一言。悲しみの場面で笑わされ、怪物の登場に驚かされ、エンドロールにまで奇妙な緊張感が持続する。注目の怪物は、ウルトラマン・ウルトラセブンの怪獣を見慣れた目には「斬新」。そして、やっぱりソン・ガンホは凄い。ソン・ガンホ演じるカンドゥが間抜けなせいで、娘(コ・アソン)は怪物にさらわれ、父親(キム・ヒボン)は死に追い込まれるのだが、それも仕方ないかと思わせる「何か」をきっちり見せてくれる。それはカンドゥの間抜けぶりでなく、間抜けであるがゆえに持ち得たと思われる普通の人以上に広く温かい心だったりする。最後に怪物と対峙した時のソン・ガンホの表情がとても印象的。あれは、ポン・ジュノ監督とソン・ガンホが意図して見せたものなのか、それとも怪獣と心を通じ合わせようとするウルトラシリーズの歴史を持つ日本人の私が見て取ってしまったものなのか。それを確かめるためにも再見せねば。もう一回試写会が当たりますように。

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