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2006年12月

2006.12.09

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(12月9日)
12月8日 ミュージカル「マリア マリア」

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2006.12.08

[ミュージカル]マリア マリア/마리아 마리아

20:00
芸術の殿堂 トウォル劇場
1階B列77番 64,000W(早期予約20%割引)
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音楽:チャ・ギョンチャン/차경찬
脚本・作詞:ユ・ヘジョン/유혜정
監督:ソン・チョンモ/성천모
出演:ユン・ボッキ/윤복희(盲人)、ホ・ジュノ/허준호(イエス)、カン・ヒョソン/강효성(マリア)、イ・スンチョル/이승철(バリサイ人)、キム・ヨンワン/김영완(ペテロ)、キム・テヒョン/김태형(大司祭長)
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 JOAミュージカルカンパニー制作の創作ミュージカル。2003年初演、2004年韓国ミュージカル大賞で最優秀作品賞、音楽賞、作詞賞、主演女優賞(カン・ヒョソン)を受賞。今年9月下旬からは約3週間のブロードウェイ公演を行い、「ブロードウェイ進出」を果たしている。

 マリアはローマ軍人の相手をする娼婦。バリサイ人に、イエスを誘惑すればローマへ連れて行ってやると言われる。奇跡を起こすイエスを崇める人々が増え、バリサイ人はイエスを危険人物と見なしていた。マリアは底辺の生活から抜け出してローマへ行くためにイエスを誘惑しようとするが失敗、バリサイ人に殺されかける。危うい所をイエスに助けられたマリアは、イエスに新たな気持ちを抱く。
 娼婦マリアの家から出て来たことで、イエスは非難される。イエスを窮地に陥れてしまったことを苦悩するマリアに子供時代のおぞましい記憶が蘇る。絶望するマリアを救ったのはやはりイエスであった。イエスは十字架に架けられるが、マリアはイエスへの愛によって生まれ変わる。

 初日のせいか一幕前半は固さが目立った。いきなり息切れしてるし。凝った照明と大道具にひきかえ、歌と音楽と芝居がしっくり来ない。娼婦マリアを大胆かつコミカル(漫画的)に演出しているのもやり過ぎの感がある。元々大学路で初演された作品で、地下の狭い劇場に若い役者のエネルギーが溢れるミュージカルなのだろう。そんな中、ホ・ジュノの歌は圧巻。大劇場ミュージカル水準の歌と芝居になっている。そのため一人浮いているのだが、イエスという役柄ゆえそれはそれではまっている。
 二幕、舞台全体が落ち着き、アンサンブルも生き生きとして客席のノリも良い。マリアが純真な姿になると、カン・ヒョソンの伸びやかな声と豊かな声量が生きて、ホ・ジュノと釣り合いが取れた。子供時代の演技が白痴的なのはいただけないが。マリアの家でくつろぐイエスの魅力的なこと。劇の緊張感を構成するはずの大司祭長とバリサイ人が弱いが、公演を重ねる内に成長してくれそうな期待感がある。
 イエスとマリアはトリプルキャスト。キャストによってがらっと違った舞台になっているかも。
 フィナーレからそのままカーテンコールへ。アンコールでユン・ボッキが歌った「당신이었군요(あなただったんですね)」が切々とした情感の込もった素晴らしい出来。マリアの持ち歌だが正直マリアより数段上で、途中からはホ・ジュノも加わり、ご馳走のアンコール曲だった。

 終演後にサイン会あり。誰が出て来るのか分からないのに列に並んで待つこと10分、舞台衣装のままのホ・ジュノとカン・ヒョソンが登場した。ラッキー。プログラムにサイン貰った上に、ホ・ジュノに握手してもらって大満足。

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