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2008.12.08

キッザニア@ソウル

 昨日の記事 「子供を他人に貸せますか?」 の続編というか、姉妹編というか。キッザニアをめぐる韓国事情とでもいいましょうか……。

 2009年、ソウルにもキッザニアがオープン します。電話してきた教え子は、その仕事に携わってます。
 彼女の仕事の話を最初に聞いた時、日本で成功を収めているキッザニア、韓国でもうまく行くといいなぁと思ったのですけれど……あれ、ちょっと待って。

 「消防士」とか「宅配便のセールスドライバー」とか「お菓子工場のスタッフ」とか、日本の子供たちには大人気のようですが、韓国の子供たちはやりたいと思うのでしょうか? 韓国の親たちが自分の子供にやらせたいと考えるのでしょうか? 日本とは比較にならないほど、エリート志向、ホワイトカラー志向の強いお国柄。子供のなりたい職業は、「大統領」「科学者」「大学教授」だったりするのですよね。男女を問わず。

 以前、日本語の教科書を執筆した際、そのへんの日韓ギャップを知ってもらおうと工夫してみたことがあります。情報コラムのページで「日本の小学生が就きたい職業ベスト5」というネタを取り上げたのです。男の子は「バス・電車の運転手」、女の子は「パン・ケーキ屋」「花屋」がランクイン。日本人にはお馴染みのランキングです。

 これを見た韓国人の先生、「何ですか、これ?」と言ったきり、信じられないという顔で絶句しました。日本で10年近く生活し、日本での出産・子育て経験もある方なのですけれど。
 そのくらい、韓国で「運転手」「パン・ケーキ屋」「花屋」はアリエナイのですね。子供のなりたい職業として。

 そんな韓国事情を知ってると、ソウルのキッザニアにどんな企業が協力するのか、どんな職業体験ができるテーマパークになるのか、興味津々です。
 韓国でも子供(とその親)の考え方は急速に変わってきてるのかもしれません。キッザニアが韓国人の職業観を変えて行く一要因になるのかもしれません。

 子供のいない私はこれまでキッザニアと無縁でしたが、ソウルのキッザニアがオープンしたらぜひ見物に行ってみたいものです。
 その時は、子供貸してくれる人、探さなくちゃ。

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