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2009年2月

2009.02.28

備えあれば、ではありますが

 昨日、某大学図書館のインターネット検索コーナーを利用しました。

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 以前はこんなものついてなかったと思うのですけれどねぇ……。

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2009.02.27

「ミスター主婦クイズ王」が現実に

 韓国の新聞サイトに面白いニュースがあったのでご紹介します。
 記事の中に出てくる映画 「ミスター主婦クイズ王」(記事の中では「主夫」になってますが)、2005年秋、韓国で公開された当時ソウルで見てます。気楽に楽しめるコメディです。その際の記事は こちら

 日本でDVDが出てたかな?と調べたら、今年6月に発売予定とのこと。まだちょっと先ですけど、レンタルリリースされたらTSUTAYAへGO!です。

 以下、朝鮮日報の記事(2009年2月27日付) を全文引用しておきます。

「クイズ王」になった専業主夫、映画が現実に

 主夫がクイズ王になるハン・ソッキュ主演の映画『ミスター主夫クイズ王』が現実のものになった。

 毎週日曜日に放送される『クイズ大韓民国』(KBS第1)のスタッフは23日、「来月1日放送分に出演したカン・ヨソンさん(44)がクイズの英雄になり、賞金4300万ウォン(約277万円)を獲得した。カンさんは40代の専業主夫」と紹介した。

 専業主夫のカンさんがクイズに出演することになったきっかけは、入院している娘に勇気を与えるためだった。サラリーマンだったカンさんが2007年に営業社員から専業主夫に転身したのは、娘の病気のためだった。

 カンさんは当時、小学5年生だった娘が突然再生不良性貧血という難病にかかると、15年間務めてきた医療機器の会社を辞め、専業主夫になった。自 分か栄養士の妻、どちらか一人が仕事を辞めなければならない状況になったとき、妻と話し合い、自分が辞めることにしたという。

 そして今回、カンさんは自分の代わりに一家の大黒柱となった妻や難病と闘う娘のため、勇気を出して『クイズ大韓民国』に挑戦した。一時は危篤とま でいわれた娘は、昨年5月に骨髄移植を受け、現在回復に向かっている。娘はこの日、『クイズ大韓民国』の収録が行われている間、客席から一生懸命父親の応 援をした。スタッフは「映画のワンシーンのような収録になった。スタッフはもちろん、客席にいた人たちもカンさんの優勝に深く感動した。カンさんの真の勇 気に拍手を送りたい」と話した。

クァク・アラム記者

  朝鮮日報/朝鮮日報日本語版


 余談ですが、朝鮮日報の日本語サイトは1週間でリンクが切れるはずです。有料の会員登録しないと、過去の記事は見られなくなっちゃったんですよね~。幾許かのコンテンツ収入と引き換えに、膨大な潜在的読者を逃してると思うのですけれど……。

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ジュンク堂トラップ

 新書を一冊買うために池袋のジュンク堂へ寄りました。

 結果。

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 ジュンク堂の店内を歩いていると、書棚のあの本もこの本も読みたくなってきて次々とバスケットに入れてしまい、レジでクレジットカード出して、イタタタ……な額の支払いをすることになる。

 そんな経験ありませんか?

 神田の三省堂でも、新宿の紀伊国屋でも、滅多にそんなことは起こりません。なのに、なぜかジュンク堂では(池袋でも新宿でも難波でも)、店内に入ったが最後、毎回必ずそういう破目に陥ります。

 ジュンク堂と他の書店と、一体何が違うのでしょうか?

 「ジュンク堂トラップ」。私は秘かにそう名付けてます。
 ジュンク堂には何かの罠が仕掛けられているとしか思えないのです……。

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ジュンク堂トラップに嵌まった証拠の品々。

キャンペーン期間に罠に落ちると貰える、オリジナルの景品です。

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2009.02.26

新規の仕事?

 仕事の話が舞い込みました。半年後を目途にまとめてほしい、という単発の仕事です。

 まだ企画案が複数出ている段階で、私の担当する仕事の範囲は未確定。したがって、報酬も未定。「(支払額は)……あの、まだはっきりしないんですけど……多分大丈夫ですので……」とのこと。
 「多分大丈夫」ってことはきっと大丈夫なのだろう、と思い、お引受けする旨お返事しました。

 昨日、送られてきた資料に目を通してみました。
 あれ? これ、企画案Aが通ったら、私の仕事は消滅するのでは?

 ん~、でも、きっと大丈夫…………なんでしょうか。

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2009.02.25

レッドカーペット

 ええぇっー!!!

 春の番組改編で「爆笑レッドカーペット」が土曜午後7時枠に移るって……。

 正午と夜7時のNHKニュースを除くと、唯一、チャンネル合わせて見てる番組なのに……。

 水曜夜10時だから、毎週見られるのに……。

 高橋克実、好きなのに……。

 大ショックです。

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2009.02.24

ありがとうございます。

 先にご案内した 3月3日のライブラリートーク

 このブログをご覧の方が、参加希望のご連絡を下さいました。

 マジですか。
 ありがとうございます。

 来てよかったと思っていただけるように、がんばって準備します。

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7155円16銭

 朝から仕事関係のメールを何本か書いて送り、一段落したところでネット上の新聞に目を通していたら、<日経平均、一時バブル後最安値更新>というニュースが……。

 ビジネスな方には呆れられそうですけど、このニュースをあちこちのサイトで見て、私が興味を持つのはこんな所だったりします。
 (元記事へのリンクはすぐに切れちゃうと思います。どこも速報的記事なので。)

Asahi 朝日新聞 7193.20

株価は下がり、一時バブル崩壊後最安値を下回った=24日午前10時40分、名古屋市中村区、岩下毅撮影


Mainichi 毎日新聞 7181.52

値を下げた日経平均の株価=東京都港区東新橋の外為どっとコムで2009年2月24日午前9時50分、須賀川理撮影


Yomiuri 読売新聞 7155.34

バブル後最安値になった株価ボード(24日午前10時6分、東京・八重洲で)=横山就平撮影


 カメラマン(記者?)の皆さま、お疲れ様です。
 読売・横山氏、Good job!

 こういうのって、ある程度予期してボードの前でカメラ構えてシャッターチャンスを待ってるんでしょうか? それとも、「最安値更新!」って聞いた瞬間、近くの株価ボードへダッシュするのかな?
 最安値は「10時過ぎ」だったそうですが。

 画像右の文は、元記事の写真につけられていたキャプションそのままです。各社とも、「嘘」にならないように表現を工夫してますね。

 ……と、大手3紙、比較検証してみました。
 職業病 です、多分。

 ちなみに、日経と東京新聞の写真は「7155.34」でした。撮影者の名前はなし。何通りか撮っておくと売れるのかも……と想像してみたり。

 重症です。

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2009.02.23

韓国の<おくりびと>

 「おくりびと」、アカデミー賞外国語映画賞に輝きましたね~。すごい。
 短編アニメ賞の「つみきのいえ」も、TV報道でちらっと作品が紹介されてましたが、アイディアも表現も面白そうな作品です。12分強の作品で製作期間7ヵ月。すごい。

 さて、韓国には韓国の<おくりびと>がいまして、<おくりびと>を生業とする人物を主人公とした演劇があります。

 「ヨムジェンイ・ユ氏」(염쟁이 유氏)という一人芝居です。大学路を中心にロングランしています。

 2006年に私も見てます。当時の感想がこのブログ内にありますので、関心のある方は こちらの記事 をどうぞ。

 「ヨムジェンイ・ユ氏」、「おくりびと」のオスカー獲得を機に、韓国で再評価されるのではないかしら。

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2009.02.22

ICレコーダー入手しました

 来月から始める韓国語ブラッシュアップで、先生との会話を全部録音してみようと思い立ち、ICレコーダーを手に入れました。オリンパスの Voice-Treck です。

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◆録音モードを細かく設定できる(音質、マイクの指向性等)
◆再生スピードを調整できる
◆USBケーブルでPCとデータのやりとりができる
◆WMA、MP3形式のファイルが再生できる


 語学学習のための録音・再生機能が充実している上に、CD教材もPC経由で取り込んで聞くことができるというのが、機種選択の決め手でした。
 ビックカメラで 29,800円でしたが、全額ポイント利用で支出ゼロ。ポイントのお陰で、躊躇せずシリーズの最上位機種を選べてラッキー。

Imgp6030  こちらは、これまで愛用していた i-River、iPod 発売以前には韓国で一番人気だったMP3プレーヤーです。
 2004年8月12日にソウル・竜山で買いました。


 録音機能があるので、ソウル女子大時代、授業や試験の音声教材を作るのに重宝してました。
 丸みのある三角のデザインがユニークで、音質もかなり良く、今でもお気に入りのプレーヤーなのですが……メモリ容量256Mなんですよねぇ。

 今回手に入れた Voice-Treck(DS-71)のメモリ容量は4G。iPod classic の120Gには到底及びませんが、私には 4G で十分です。語学学習が第一目的ですし。

 と書きながら、内心、「これでまた iPod が遠ざかった……」と思ってるのは秘密です。

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2009.02.21

六本木ライブラリーでトーク

 以前にちょこっと書いた 六本木ヒルズでの仕事 、ライブラリーのHPで告知されましたので、ここでもご案内しちゃいます。

 六本木ライブラリーで毎週行われているイベント「ライブラリートーク」のスピーカーを務めさせていただきます。トークの日時・テーマは次の通りです。

2009年3月3日 (火) 19:15~20:45
江戸の洒落っ気
~五代目市川団十郎と江戸カルチャー~

  (概要は こちら

 ライブラリー会員限定のイベントですが、スピーカーの招待はOKだそうです。もしかしてひょっとして、聞いてみたい、なんて奇特な方がいらっしゃいましたら、私宛にご連絡くださいませ。
≪追記:実際に参加希望のご連絡をいただいてます。ありがとうございます。≫

 上記リンク先に載っている毎回のスピーカーとテーマ、ほとんどがビジネス系です。はっきり言って私は異端。どんな方が聞きに来て下さるのか、楽しみです。

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2009.02.20

祝!合格

 今朝、嬉しいニュースが一つ入って来ました。

 ソウル女子大時代の教え子で、文科省の奨学金を得て日本での大学院進学を目指していた学生から、「(院試に)合格しました!」という電話があったのです。

 おめでとう~!!

 文科省の奨学金は、大学院不合格の場合、即<奨学金打切り→帰国>と決められているので、とにかく大学院に合格することが彼女の第一のハードルでした。無事に乗り越えられて、本当によかった。

 「先生」をやってて嬉しいのは、こんなふうに、教え子が頑張っている姿を見ること、活躍している話を聞くことなんですよね~。

 「先生」として学生の指導に当たる際の私の信条は、「藍より青く」。
 それぞれの進んだ道で、「先生」を越えて行ってほしいと思ってます。

 教え子たちのためにも、たやすく追い越されないように、まず自分が美しく青くならないと……ですね。

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韓国で話題のドキュメンタリー映画

 韓国で今、あるドキュメンタリー映画が静かにヒットしているそうです。

 映画産業の振興を国策として推進し、国民全体が映画ファンと言ってもよいような韓国。でも、ドキュメンタリーやインディーズ系の映画はほとんど話題になりません。なぜかと言えば、日本より早くシネコンが発達し、当たる映画を優先的に上映するシステムがあっという間に出来上がったから。当たらない(と判断される)作品は上映されない。
 映画ファン注目の監督であるキム・ギドク(日本でも「韓国の北野武」と呼ばれて映画ファンにはお馴染みの人)の新作でさえ、観客動員が見込めないことから、辛うじて単独館で2週間上映して打ち切り、だったりします。
 キム・ギドクですら2週間、ましてドキュメンタリーをや。

 ドキュメンタリーやインディーズ系の作品は上映機会がなく、見る機会がないためファンも増えない、という悪循環にあります。

 そんな韓国で、ドキュメンタリーが人気を集めているとは、驚きです。見てみたい~。

 『ウォナンソリ』観客100万人、突破目前

 「ウォナンソリ」は「워낭소리」。「워낭」は牛や馬の首につける鈴のことですので、映画の題名は「牛の鈴の音」という意味です。
 以下、上記リンク先の記事から、部分抜粋しておきます。

 老人と牛の40年間の友情から、素朴な感動を与えるドキュメンタリー映画『ウォナンソリ』が、観客100万人を目前にし、「ウォナン・シンドローム」を生んでいる。制作会社インディストーリー側は、この勢いなら21日か22日に観客100万人を突破すると発表した。ドキュメンタリー映画が、観客100万人を上回ったのは、韓国映画史上初めて。

1日5万人を動員=制作会社側は、「16日から毎日、ボックスオフィス1位になり、1日5万人以上の観客を動員している」と発表した。1月15日に上映した同映画は、1ヵ月後の今月17日に、82万人を記録した。これまで、独立映画の最高興行記録は、07年に22万6220人を動員した『ウォンス』だった。特に、08年に上映された100本の映画のうち、100万人以上の観客を動員した映画は、16本のみ。

『ウォナンソリ』は、映画振興委員会から独立映画の上映支援を受ける7つの映画館で上映されたが、17日現在、スクリーン数が216に拡大された。

 東亜日報日本語版(2009年2月19日付)

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2009.02.19

現実逃避……

 現在時刻、2月19日午前5時35分。

 ちゃんと5時に起きて仕事してます……。

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ハードワーカー?

 現在時刻、2月19日午前1時45分です。

 明日今日の 古文書セミナー の資料を送ってほしいというメールが、今しがた(2月19日午前1時36分)到着。

 これから資料作って送ります。

 明日今日の朝イチで送らないといけない原稿2点。

 5時に起きてやります。

 自業自得です。はい。

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2009.02.18

[文楽]二月公演 第三部

 二月の文楽は三部公演。同日に三部すべてを通して見るのは辛いのですが、別日に見る時間がとれそうもなく、無理を承知で強行突破の一日観劇。
 さぁ、最後の第三部、体力気力がどこまで持つでしょうか……。


2月17日(火)18時30分
国立小劇場
9列22番

「女殺油地獄」

「徳庵堤の段」
 勘十郎遣う与兵衛の出が素晴らしい。確かに人形なのに、あ~こういうヤツいるよね~と、自然に思ってしまう。恐ろしいまでの表現力です。
「河内屋内の段」
 呂勢・清治で寝てしまうとは……不覚。今回、呂勢、全然聞けてないです。ごめんなさい。
「豊島屋油店の段」
 こういう段で燕三の三味線は気持ちよく聞けていいですね。人形の見せ場となる殺し場、思っていたより抑え目でした。勘十郎の与兵衛は血と油に滑る形も美しく。

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[文楽]二月公演 第二部

 朝からコーヒー一杯しか取ってなかったので、第二部の前におにぎりでも買おうと、コンビニをめざしてケモノ道を抜けたら……お店が廃業していてびっくり。

Imgp6014  代わりに、近くのオーガニックカフェで朝食兼昼食を取りました。
 一昨年のニューヨーク旅行中、こんな感じのデリのお惣菜ばかり食べてたのをふと思い出して、懐かしかったです。



2月17日(火)14時30分
国立小劇場
14列11番

「敵討襤褸錦」

 平成三年二月以来の上演とのことで、18年ぶり。18年前にも見てるはずですが、記憶にありません。文楽のパンフレットも、歌舞伎座みたいに過去の上演記録一覧をつけてくれるといいのに……上演資料集があるからダメか。

「春藤屋敷出立の段」
 いきなりこの段から始まるせいか、切場の愁嘆についていけませんでした。前の段から見たいなぁ。
「郡山八幡の段」
 最近の千歳、聞いてる間はそれなりにうまいと思うのですが、後になってみるとそれほど印象深くない。これ、何なんでしょうね?
「大安寺堤の段」
 住、元気。何のかんの言っても、やはりこの人、というところはありますね。後は、正月公演 に引き続き、病気休演の文字久を咲甫が代役。よい修行させてもらってますね。がんばってください。

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[文楽]二月公演 第一部

 朝一で細かな仕事を二つ片付けてから、劇場へ駆けつけました。開演15分前に始まる「幕開三番叟」に滑り込みセーフ。
 この日の三番叟、超若手の担当だったのか、足拍子ははずしまくるし、人形の体は傾いてるし、おやおやな出来。それでも、精一杯やってることは伝わってくるので、幕開三番叟のお役目は果たしてました。ここらへんが「幕開三番叟」の面白さです。ギリギリ間に合ってよかった~。


2月17日(火)11時
国立小劇場
9列19番

「鑓の権三重帷子」

 「浜の宮馬場の段」冒頭、笹野権三を描写する有名な文句「どうでも権三は好い男。油壺から出すやうな、しんとろとろりと見とれる男」。権三の人物像はここですべて決まっちゃうのだな~と実感。
 「留守宅の段」の津駒、以前より語り口に幅が出てるように思います。おさいの色気も程よく感じられて。大阪の正月公演 の時にも書きましたが、大化けしそうな予感。ぜひしてください。何年かかっても待ってます。
 「数寄屋の段」、綱休演で代わりは津駒。盆が回って引っ込んだ太夫さんがそのまま出てくるとは。ぐるぐる回ってお疲れ様です。津駒・清二郎のコンビなんて初めて聞いたように思うのですが、太夫が変わると清二郎の三味線も違って聞こえてくるから不思議。今後も時々このコンビで聞いてみたいなぁと思いました。後半の津駒の語りは以前の真っ直ぐな一本調子に戻ってました。さすがにバテたのでしょうね。
 「岩木忠太兵衛屋敷の段」、この段、内容的にそれほど面白くないような。後で丸本読んでみよう。
 「伏見京橋妻敵討の段」、すみません、後半寝てました。前半の盆踊りは起きてたんですけど、肝心の妻敵討が……。前夜4時間睡眠で文楽、は無理ですよね、やっぱり。

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2009.02.17

名刺作らなきゃ

 手元の名刺が残り少なくなり、そろそろ新しいのを作っておかないと……と思い始めました。インターネット上の名刺屋さんのサイトでサンプルを見ながら、どんなデザインにするか、あれこれ検討中です。
 これまで使っていたものが今ひとつなので、一新したいなと。

 会社勤めをしていれば、会社の統一規格で、肩書や連絡先など記載すべき内容も様式もほぼ自動的に決まってしまうのでしょうけれど、私のようにフリーな立場で仕事をしている人間は一から全部自分で考えないといけません。

 肩書は何にする? 自宅住所を記載する? 携帯番号は? メールアドレスはどれを載せる? デザインとレイアウトは? 紙の色や紙質は?

 決めなきゃならないことが山盛りです。

 しかも私の場合、大学講師、セミナー講師、韓国演劇・映画台本翻訳、日韓演劇コーディネーターと方向性の異なるいろいろな仕事に携わっているため、これがなかなか決め難い。

 一般に、大学の先生の名刺は、白厚口の紙に黒一色の印刷、レイアウトもフォントも保守的、地味で堅実なものが多いです。一方、演劇関係者の名刺は、素材もデザインもお洒落で垢ぬけたものが多いのです。
 どちらにも通用させるにはどんな名刺がよいのでしょう?
 2種類作って使い分ければ……とも考えたのですが、どちらの名刺を渡すか迷う場面も多くなりそうで。

 今週中には注文したいので、早く決めないと。
 これまでいろいろな方々から戴いた名刺も参考になりそうです。明日チェックしてみよう。

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2009.02.16

エアギター、エアあやや、…

 東急ハンズをぶらぶらしていて、ふとポップカードが目に留まりました。

 「エアまくら」

 えぇっ? エアギター、エアあやや、エアまくら?

 「エア」な枕って何? そもそも「エア」の語義って?

<---ココカラ--->
 エアギターは、ギターはないけど、あたかもギターを弾いているかのように見せる、ギター演奏のマネの芸。
 エアあややは、音声だけが本物のあややで、あややもどきが面白おかしくあややのコンサートのマネして見せる口パク芸。

 ってことは、「エア」の語義は、実物は存在しないけれど、あたかもそれが存在するかのように、あるいはそれ自身であるかのように振る舞って見せる虚構的パフォーマンスについての比喩的形容表現……?

 ってことは、「エアまくら」は、本物の枕ではないけれど、本物っぽく面白おかしい枕もどきのもの? それとも、本物の枕は存在しないけど、あたかもそれが存在するかのように振る舞うためのもの? 頭を持ち上げたまま、あたかも枕があるかのごとく寝たフリしてみせるための商品? そう言えば、空気椅子って筋トレもあったっけ……。
<---ココマデ--->

 約1分間、店内通路に佇んで、アタマをフル回転させちゃいました。疲れて回転止まったところで、我に返って気づきました。
 ただの空気枕だ……。

 こんなことに全力でアタマ使っちゃうなんて。東急ハンズで「エア」の語義分析に没頭しちゃうなんて。……あきれたバカですねぇ。

 でも、これ、職業病なんです。(「バカ」が職業病なのではありません。念のため。)

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2009.02.15

モーガン・フリーマンまとめ

 昨年11~12月にせっせと見ていたモーガン・フリーマン。結局15本見ました。せっかくですので、まとめ記事を書いておきます。

 15本見て思ったこと。モーガン・フリーマンの最大の魅力は、人格の力、ですね。知性や教養にとどまらず、人格の魅力。この人の活躍ぶりは、人格主義が尊重される時世と相関してるのだろうなぁと思いました。


1986 レスティング・プレイス/安息の地 Resting Place
1989 ドライビング Miss デイジー Driving Miss Daisy
1992 許されざる者 Unforgiven
1994 ショーシャンクの空に The Shawshank Redemption
1995 セブン Se7en
1997 コレクター Kiss the Girls
2000 アンダー・サスピション Under Suspicion
2001 スパイダー Along Came a Spider
2004 ミリオンダラー・ベイビー Million Dollar Baby
2006 ラッキーナンバー7 Lucky Number Slevin
    素敵な人生のはじめ方 10 Items or Less
    ザ・スナイパー The Contract
2007 最高の人生の見つけ方 The Bucket List
    ゴーン・ベイビー・ゴーン Gone Baby Gone
    ラブ・アペタイザー Feast of Love


 評価の高い「ドライビング~」「許されざる者」「ショーシャンク~」「ミリオン~」は、それぞれ見応えありました。
 それはそれとして、私が気に入った作品は……

●期待以上によかった作品
「コレクター」「スパイダー」
 サイコな犯罪ものなので好き嫌いが分かれると思いますが、私は好きです。サイコもののエンタメ作品として面白く見られました。モーガン・フリーマン、素敵だし。

●もう一度じっくり見たい作品
「アンダー・サスピション」
 地味なストーリー、ミスリーディングの仕掛けに満ちた演出、役者の演技力で見せる映画です。粗筋、人間関係、結末、すべて把握した上で、もう一度、役者の演技を確認してみたい。こういう作品に出会うと、もっと英語力があれば……と切に思います。

●心に残った作品
「ゴーン・ベイビー・ゴーン」
 遣り切れない思いの残る、切ない作品。それだけに心に残りました。どうして日本で劇場未公開となったのか謎。良い映画です。レンタルDVDでぜひ。

●意表を突かれた作品
「ドライビング Miss デイジー」
 あえて15本の最後に見ました。モーガン・フリーマンが「黒人キャラ」を演じていたことに驚きました。1989年の時点では、出世作では、そうだったんですね。リアルタイムで見ていれば自然に感じられたのかもしれませんが、近年の「人格主義的」作品を何本も見た後に遭遇した「黒人キャラ」には意表を突かれました。この作品を最後に回したのは正解でした。

 上記15本以外に、モーガン・フリーマン好きならこれは見ておかないと、これもお勧め、という作品がありましたら、ぜひ教えて下さい。

 また、フリーマンに拘らず、これいいよ~というお勧めの映画・俳優、ぜひぜひご推薦下さいませ。

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2009.02.14

Buy Ours

 二日続きで英語タイトルとは。

 Buy Panasonic
 Buy Fujitsu
 Buy American

 やってることはどこも同じ、「バイ・アメリカン条項」を非難できないのでは?と思うのはワタシだけでしょうか。(「それは違う」という方がいらっしゃいましたら、どう違うのかご教示いただけると幸いです。マジメな話。)
≪追記:記事を投稿して1時間ほどで、友人某氏より丁寧なご教示メールいただきました。ありがとうございます。>某氏  引き続き諸賢からのご教示をお待ちしております。マジで。≫

 それ以前の疑問として。
 当初「バイ・アメリカ条項」って報道されたので、「Buy America」「Buy American」どっちなのか気になってたのですが、今回の「アメリカ製品を買え条項」は「Buy American」が正解のようでして。
 となると、「Buy Panasonic」「Buy Fujitsu」って微妙ですね。トップが社員に向けて出したメッセージですから、自社製品買ってね、会社支えてね、という意味で問題ないのでしょうけれど。
 その言葉が外部へ流れ出ると「身売り」メッセージに見えてくる、と思ってるのはワタシだけなんでしょうか。

 さて、ここからが本題です。

 確定申告シーズンを迎え、あちこちから送られてくる源泉徴収票に、去年の仕事を振り返る今日この頃。

 そう言えば、一件、原稿料は現物(掲載誌)支給って仕事があったな~。

 昨今の不況ゆえではありません。昔から、学術系の原稿ではままあることです。
 見方によっては、私がこの業界に入ってン十年、不況でない時などない、ということかも。

 そう思うと、質の高い出版物を売れ行き今ひとつでも出し続けてくれている出版社さんには頭下がります。そういう出版社が絶滅しそうなのに意外に生き残っているのは、それを支える読者層が少数派ながらも健在、なのでしょうか。
 そうであってくれますように。

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2009.02.13

Brushup Korean

 韓国から戻って2年、韓国語能力の退化を実感することが多くなりました。「読む・書く・聞く」はそれほどでもないのですが、「話す」力が明らかに低下してます。

 今後の仕事のこともあり、韓国語の会話力を伸ばす必要性は折に触れて感じてました。昨年秋には知人にアドバイス貰ったりもしてました。

 それがここへ来て急に、環境が整ったというか、外堀が埋まったというか、しっかり時間を確保して、先生について勉強し直す決意をすることになり。
 先日、「打ち合わせ」と称して「先生」とご飯食べてきました。

 打ち合わせの席上、先生と二人で鴨鍋つつきながら、プレイスメントテスト代わりに韓国語でしゃべってみました。が、韓国の生活で何気なく使ってた言葉が咄嗟に口から出てこなくて四苦八苦。もっとぴったりの表現があったはず…ちゃんと知ってるんだけど…韓国で普通に使ってたのに……とじれったく思いながら、結局思い出せなくて、日本語直訳風の韓国語でごまかしてるのが情けなかったです。

 現に今も、そういう時のもどかしい気持ち、韓国語では何と言ったっけ? よく使う表現があったんだけど……と考えてるのですが、思い出せません。

 ん~、何だっけ?……教え子たちから「日本語では何と言いますか?」ってよく質問された、あの単語……えーっと?…………あ、답답하다。

 こんなふうに一々記憶をまさぐらなくてはならないようでは、臨機応変丁々発止の会話場面では使えませんよね。やはりブラッシュアップしなくては。

Imgp6011
 韓国で買った韓国の電子辞書 NURIAN R9 です。

 民衆書林『エッセンス国語辞典』(韓国の国語辞典)が入ってるのを選びました。

 韓国の『韓国民俗文化大事典』、三省堂の『新明解国語辞典』なども収録されてます。

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2009.02.12

[落語]2月中席(鹿芝居)

 国立演芸場に行ってきました。お目当ては2月中席恒例の「鹿芝居」です。

「鹿芝居」とは、鹿に関する芝居ではありません。動物の鹿も出演しません。「噺家(はなしか)」が集まって芝居をすることを「鹿芝居」と呼んでいます。「はなしか」の「しか」に動物の「鹿」を当てているわけです。(公演チラシより)

2月11日(祝)13時
国立演芸場
12列2番

 鹿芝居の演目は「らくだ」。落語の噺を歌舞伎化したものですから、噺家がやるにはぴったりの話です。松竹のシネマ歌舞伎で公開中の作品なので、そこらも狙っているのでしょう。
 5年前、正月の浅草公会堂、2月の歌舞伎座で「三人吉三」が出た時にも、同じ「三人吉三」を出して「歌舞伎座に挑戦?」なんて大胆なキャッチコピーをつけてました。洒落っ気も商売っ気も十分、噺家らしくてよいですね。

 らくだの兄貴分・丁目の半次は金原亭馬生。相変わらずの色男です。
 屑屋の久六が林家正雀。酒が入って性格が変わり強気になってゆく芝居は役者顔負けのうまさ。
 最初から最後まで死人のらくだは金原亭馬治。「ホントに死んでるのか?」と、大きな菓子缶や金盥を上から落としてぶつけられるわ、お腹、太もも、下腹部までさわさわと撫でまわされるわ、師匠方に弄ばれちゃってました。
 大家の蝶花楼馬楽は「源兵衛」という役名のはずが、「大家の名前は蝶花楼・馬楽・オバマ」と役者が勝手に変更。馬楽師匠、4年間は「バラク・オバマ」ネタ使えておいしいですね。
 死人にかんかんのうを踊らせる件は、死人にかっぽれを踊らせるという寄席らしい設定になっていて、最後はかっぽれの総踊りで幕。大笑いの1時間でした。

 鹿芝居はいつ見ても楽しいです。バカバカしさが清々しくて。

 芝居の前には落語6席(+前座)があって、それぞれ面白かったのですが、鹿芝居のバカバカしさに上書きされちゃいました。あ、金原亭世之介が余興でやった市川団十郎(当代)の声色、よく似てました。受けました。

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2009.02.11

消えたコンタクトレンズ

 先月末の出来事なのですが。

 高校時代の水泳部仲間の新年会がありました。OB・OG入り混じって約20人、最年長62歳、最年少42歳、職業はてんでばらばらな面々の飲み会。傍からはどんな団体に見えてたでしょうね。
 十数年ぶりにお会いした先輩もいたりして、楽しい時間を過ごしました。

 帰宅後、コンタクトレンズをはずしてケースにしまい、パジャマに着替えて、新年会気分のまま夢の中へ。

 翌日、コンタクトを入れようとしたら……右のレンズがない。

 すぐに洗面台の周辺を探しましたが、見つからない……。前の晩、レンズがケースのホルダーにきちんと収まってないのに気づかないで、何かのはずみに飛ばしてしまったのでしょう。
 休日で朝からのんびりしていて、レンズがないことに気づいたのはお昼近く。それまでに何度も洗面所を使ってましたから、とっくに流されてしまったに違いありません。

 あ~あ。やっちゃった。

 コンタクトレンズは長年使ってますが、100%自分の責任で失くしたのは初めてです。
 いえ、失くしたという実感がありません。寝る前にちゃんとしまったのに、朝になったら消えていた、としか思えません。

 新年会で飲んだのは梅酒ロック1杯。飲み過ぎと言うほど飲んでないです。まぁ、レンズをホルダーにきちんと嵌めたという記憶がないのも事実ですが。
 でも、朝になったらレンズが消えてたなんて、過去一度もないのに~。

 レンズはその日の内に新しいのを作りました。ないと不便ですし、もう4年間使っていて寿命が来てるのも自覚してましたので。

 それにしても、レンズ、どこに消えちゃったのでしょう。
 あれから10日以上経ちますが、未だに、ふっとどこかから見つかるような気がしてます。

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2009.02.10

リージョンフリー

 昨日(2月9日)の記事 「プリーストリー『夜の来訪者』」 を読んだ方からメールをいただきました。

 「海外のDVDは日本では見られないのではありませんか?」

 ふっふっふ。私のDVDプレーヤーは日本から韓国へ渡り、かの地でリージョンオール機へ進化して帰国したのです。どんなリージョンコードのソフトでもお任せあれ。

 詳しくは、私の韓国滞在記HP(またの名を「生存証明HP」)「ななの本棚」2003年2月 をご覧ください。2月13日の日記です。

 あれからもう6年も経つのですね~。懐かしい。

 日記の中で紹介しているサイト、アクセスしてみたら健在でした。オニーサンは相変わらず元気でやってるようです。すっかりオジサンになってるのかなぁ。

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2009.02.09

プリーストリー『夜の来訪者』

 今月中に シス・カンパニー公演「夜の来訪者」(段田安則演出) を見る予定があり、岩波文庫を買って読んでみました。

Inspector


 舞台は裕福な実業家の家庭、娘の婚約を祝う一家団欒の夜に警部を名乗る男が訪れて、ある貧しい若い女性が自殺したことを告げ、全員がそのことに深く関わっていることを暴いてゆく……。(表紙あらすじ)


← amazon.co.jp から借りてきました。


 160頁足らずの中編戯曲で、「パイパー」観劇後、帰りの地下鉄の中で一気に読んでしまいました。

 プロットが明快で物語の大筋は定まってますので、話はおおよそ予想通りに進んで行きます。となると、問題は、結末がどう落着するか。家庭が崩壊するのか、新たな真実が露見するのか、どんでん返しでハッピーエンドになるのか。
 下手打つと、展開がスリリングなだけに、結末で拍子ぬけ、なんてこともあり得ます。

 その点、この戯曲の結末はお見事。感心しました。
 段田安則の演出舞台、楽しみです。

 1954年にイギリスで映画化されているそうですが、日本ではビデオ・DVD未発売。
 あれこれ調べる内にどうしても見たくなってきて、インターナショナルな amazon でDVDを買う決意をしたのですが……。

 何と アメリカでは$300
 イギリスでは£20から 出てるのですが、どの店も日本への海外配送に対応してくれてないようです。
 購入は諦めました。

 でも、手に入らないとなるとますます見たくなるのが人の常、ですよねぇ。

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2009.02.08

木登り

 昨日の子猫。
 家の前の槿に登ってました。高さは2.5mくらい。かわいい~。

Imgp6007

 

← クリックすると大きな画像で見られます。


 餌やったりはしてないんですが、ご近所からは我が家の猫と思われてそう……。

 ちなみに、この槿の木、韓国在住中ほぼ放置した結果、槿らしからぬ巨木に育ってしまってます。どうしたものやら。

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2009.02.07

[演劇]パイパー

 野田秀樹の野田地図第14回公演。某オフに参加しての見物でした。観劇後の宴会にて、「公演情報をネットだけで見てたので、『バイバー』『バイパー』『パイバー』『パイパー』、4通りのどれだか今日まで分からなかった」という某氏のジョークに爆笑。
 正解は「piper」なんですが……「笛吹き」だと思ってたら……あれ?違うの?……え?やっぱり? 面白い芝居でした。


2月7日(土)19時
シアターコクーン
F列8番

作・演出 野田秀樹
出演 松たか子・宮沢りえ・橋爪功・大倉孝二・北村有起哉・小松和重・田中哲司・佐藤江梨子・コンドルズ・野田秀樹

 舞台は人間が移住した火星。移住後900年が経ち、なぜか火星は荒廃しているらしい。現代の火星にいるのは、移住民の子孫たちと、人間を幸せにするため最先端の科学を駆使して開発されたパイパーたち。
 まずこの「パイパー」という存在の設定とその表現が面白いです。その名の通り、パイプの人? さらに、科学的に測定される幸福度指数「パイパー値」。バカバカしい数値なんですけど、「2009」と提示されると、その意味を考えちゃいます。
 火星の歴史を振り返る、その方法も面白かったです。このアイディアのお陰で、舞台上で自然に、火星の古代・中世期・現代を行き来できてしまいます。

 野田地図には珍しく48人ものアンサンブルが登場。微妙にずれたスローモーションのダンス、気に入りました。ゴーストか残像のような、ぼやけた映像を見ている感じ。

 宮沢りえと松たか子は姉妹役でがっぷり四つ。宮沢りえはのどをやられてたようで、セリフが少し苦しかったですが。
 橋爪功は芝居が進むにつれて存在感が増して、さすが。
 大倉孝二は変に大人びた8歳の天才少年という難しい役柄をうまくこなしてました。

 重く暗いテーマを扱っているのに、軽やかで稚気にあふれた表現のため、最初から最後まで楽しく見ました。可能な限り重層的に意味をリンクさせた脚本に、「ごっこ遊び」のようなアイディア満載の演出。面白かったです。
 素直にカーテンコールの拍手を送ることのできた舞台でした。

 これで、もう少しチケットが安ければ(S席9,500円、A席7,500円)、もう少しチケットが取りやすければ(前売完売、当日券若干アリ)、言うことなし。
 もう一度見たいのですけど、ハードル高くて。

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2009.02.06

[歌舞伎]二月大歌舞伎 夜の部

Imgp5997 二月限定の歌舞伎座名物「白魚天ぷらそば」をいただきました。建替え前に食べとかないとね。夜の部最後の幕「三人吉三」の有名なセリフ「月も朧に白魚の篝も霞む春の空」にも因んでます。


 「思いがけなく手に入る百両」、欲しいなぁ。一両=16万円なら 1600万円です。

 「…ほんに今夜は節分か」、その翌日、立春の日の見物でした。


2月4日(水)16時30分
歌舞伎座
3階A席 2列18番

「蘭平物狂」
 楽しみにしていたのですが、それほどでもなかったような。昼夜通しの中だるみで、集中力を欠いていたせいかもしれません。

「勧進帳」
 吉右衛門の弁慶、気合十分でした。セリフが良い人の弁慶は心地よいですね。延年の舞が今ひとつで、「弁慶は踊れないんだよ」(二代目松緑が十七代目羽左衛門に言ったんでしたっけ?)という言葉が頭の中をぐるぐると。踊れないのも弁慶らしくてよいなぁと感じました。
 菊五郎の富樫は抑えめで好感持てました。感情過多な富樫には食傷気味なので。
 梅玉の義経、かなり前から(梅幸亡き後?)この人が最もニンなのですが、今回老けてきたのがちょっと気になりました。容色の衰えはさらなる芸で補わないと。
 四天王が染五郎・松緑・菊之助・段四郎と充実。松緑の弁慶、染五郎の富樫、菊之助の義経、いずれ見られるでしょうね。一番見たいのは段四郎の弁慶なのですけれど。今年五月の「矢車会」で富十郎がやるのだから、段四郎だって……と夢見てみたりして。

「三人吉三巴白浪」大川端庚申塚の場
 「玉三郎お嬢、七五調のセリフが言えない?」(2004年2月9日) 5年前に書いた一文ですが、今回も同じ感想です。あの名セリフがすっきりしないのに、どうしてこの演目を大川端だけで出すんでしょう?
 お坊(染五郎)と和尚(松緑)、現代の若い人には難しい役柄になりつつありますねぇ。誰で見てもピンと来ないです。

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[歌舞伎]二月大歌舞伎 昼の部

 1月下旬、そろそろ二月のチケットを取っておこうと <チケットweb松竹> を覗いたら……二月歌舞伎座・昼の部の前売は全日全席完売でした。恐るべし、玉三郎・菊之助の「京鹿子娘二人道成寺」人気。
 毎日ネットをチェックして、何とかチケット確保しました。


2月4日(水)11時
歌舞伎座
3階A席 2列21番

「菅原伝授手習鑑」賀茂堤・賀の祝
 「賀茂堤」は橋之助(桜丸)、福助(八重)、高麗蔵(斎世親王)、梅枝(苅屋姫)、松江(三善清行)という配役のバランスがよく、まずまず。
 「賀の祝」では、梅王(松緑)と松王(染五郎)の喧嘩にやんちゃな味があって面白かったです。地ですかね。
 橋之助の桜丸は風情が足りないような。橋之助が切腹しても哀惜の情がわいてこないんですよね~。ニンの問題かなぁ。

「京鹿子娘二人道成寺」
 玉三郎、菊之助、二人の踊りが拮抗していて面白い一幕でした。菊之助、確実に成長してますねぇ。玉三郎の妖しい美しさ、菊之助の生気あふれる美しさ、タイプの違う二人の女形の魅力を見せてくれる振付です。
 「梅さん」で「あやめかきつばた」でも菊之助が本舞台で踊り続けたのに驚きました。主役の女形二人をとことん強調、坊主は極力控えさせてるのですね。

 場面によって二人の関係は、姉妹、恋人同士、光と影、女と蛇と自在に変わって行きます。初演以来の形ですが、何度見ても素晴らしい発想だと思います。
 その一方で、元の道成寺から失われたものもあるわけで。この「玉菊版二人道成寺」では相手の男の影が薄い。女の心象風景のような道成寺です。

「人情噺文七元結」
 菊五郎お得意の世話物人情噺。気楽に見られてちょうどよかったです。続けて夜の部まで通して見る予定でしたので。

 大詰で、小間物屋主人に三津五郎、鳶頭に吉右衛門が付き合って豪華な顔合わせ。ご馳走ですが、無駄に贅沢な気もします。

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2009.02.05

最近の悩み事

 最近、いろいろな業種の方とお会いする機会が増え、結構真剣に悩んでます。

 名刺交換って、どうしたら先方に失礼がなく、スマートにできるんでしょう?

 どういうタイミングで出せばよいのか、どっちが先に渡すものなのか、どういうふうに受け取るのか、受け取った名刺はどうすればよいのか……。一度に何人もの名刺受けとったら、とりあえず重ねて持ってていいんですか? 受け渡しの時、名刺入れが邪魔になりません?

 「大学の先生だって名刺交換するでしょ?」と言われそうですが、研究者同士で名刺交換ってあまりしないのです。名刺を作ってない人、作ったけれど机の引出しに入れっ放しで持ち歩いてない人、多いです。名刺がなくてもやって行ける業界です。

 なぜかと言えば、この業界、面識を得る前に、著書や雑誌論文、学会発表を通して相手を知っているのが普通だからです。名前も、顔も、所属先も、これまでの仕事の実績も、今の仕事の内容も。
 ですから、名刺は「連絡先メモ」程度の意味しかありません。名刺を渡すのは、相手に連絡先を尋ねられた時にメールアドレスを一々書くのは面倒なので(間違いの元ですし)、連絡先を印刷してあるカードを渡す、という感覚です。
 交換のマナーも気にする必要ありません。そんなマナーや常識が形成されてない業界なのです。
 逆に言えば、研究者同士では著書や論文が「名刺代わり」ということでもあります。(これはこれで、なかなか厳しいものがあります。)

 ところが、別の世界の人が相手ではそうはいきません。初対面のご挨拶はやっぱり名刺交換から始まります。で、名刺交換ってどういうふうにすればよいのでしょう?

 このところ異業種の方と知り合うことが重なり、大学から離れた「異業種」であればあるほど名刺交換のマナーがびしっと決まってるように感じられて、名刺出す度にドキドキしてます。

 どなたか、私にビジネスパーソンの名刺交換マナー、教えて下さい。お願いします。新入社員研修担当経験者歓迎。

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2009.02.04

立春と陰暦

 昨日は節分、今日は立春。暦の上では今日から春です。

 韓国で暮らしてよかったなぁと思うことの一つは、陰暦の感覚が実生活の中で身に付いたことです。
 ということで、立春とか陰暦とか、最近考えたり調べたりしたこと。

 その1。
 今年の陰暦の元日は1月26日。2月4日の今日が立春。新年を迎えた約10日後に春が来た、ということです。そして、世間では梅の開花のニュースがちらほら。

 陰暦の世界では、新しい年と春はほぼ同時にやって来て、ちょうど同じ頃に梅の花が咲き始めます。新年早々他の花に先駆けて咲くのが梅の花。「百花の魁」「花の兄」と呼ばれるのも納得です。

 その2。
 今年の陰暦の元日1月26日は、例年に比べてちょっと早いな、という感じです。遅い年ですと、2月10日頃だったりしますので。実際、2007年の陰暦の元日は2月18日でした。立春は普通に2月4日でしたから、新年より先に春が来てしまったわけです。これが旧年の内に立春を迎える「年内立春」ですね。
 『古今集』の巻頭歌、

  ふる年に春立ちける日よめる   在原元方
年の内に 春はきにけり ひととせを 去年(こぞ)とや言はむ 今年とや言はむ

は「年内立春」を詠んだ歌としてよく知られています。

 ただし、年内立春は別に珍しいことではありません。自分でも以前、18世紀(1701~1800年)の100年分を調べたことがあるのですが、年内立春は49回だったか51回だったか、とにかく2年に1度は「年内立春」。昔も今も同じです。

 その3。
 今年の陰暦の元日は早いな~と思った時、ふと気づいて調べてみました。
 あら、やっぱり。今年の陰暦カレンダーは、

  1月・2月・3月・4月・5月・閏5月・6月
  7月・8月・9月・10月・11月・12月

と5月が2回繰り返されて、1年13か月。今年は「閏月」があるのでした。

 韓国へ行く前、私にとって「閏月」というのは単なる知識でした。陰暦では「閏月」がある、江戸時代には「閏月」がある、という知識。ところが、韓国で陰暦を意識して生活していると、当然のものとして「閏月」が存在するのです。
 これはちょっとしたカルチャーショックでした。いきなり江戸時代に引き戻されたような。5月が終わってまた5月が始まるって、軽い徒労感を覚えたりして。

 その4。
 今年の陰暦の2月は「大の月」で、30日まであります。太陽暦の3月26日が陰暦2月30日に当たってます。太陽暦に慣れてしまっていると、「2月30日」ってシュールな日付ですよね。これも江戸時代の日記類にはよく出てくるのですけれど。
 ちなみに、今年の陰暦の1月は大の月で30日まで、3月は小の月で29日までです。1月から3月までの月末は「1月30日」「2月30日」「3月29日」。
 何やら不思議な日付で、あれこれ勘違いしそうです。現代人が突然江戸時代にタイムスリップしたら、「月末〆」の日にち勘違いトラブル、絶対やらかすと思います。

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2009.02.03

利きチョコ

 チョコレート好きには嬉しい季節です。
 先日、ふらふらと新宿高島屋のデパ地下に引き寄せられ、つい買ってしまいました。

Imgp5995  パスカル カフェ
 「パレ・ファン」
 (シングルカカオブック)


 特定の原産地のカカオのみを使った(=ブレンドしてない)「シングルカカオ」のチョコレートは以前から流行ってますが、これはその「シングルカカオ」のチョコを6種類セットにしたものです。

 そう、これは、利き酒ならぬ、利きチョコ用のセットなのです。チョコマニア、チョコオタク向け?

 6種類のチョコの原産地は、

 No1 ヴェネズエラ
 No2 エクアドル
 No3 マダガスカル
 No4 パブア・ニューギニア
 No5 サン・ドミンゴ
 No6 コート・ジヴォワール

だそうで、それぞれのチョコレートの特徴を解説したリーフレットが付いてます。

Imgp5994

← クリックすると大きな画像で解説が読めます。


 例えば、ヴェネズエラだったら、

 アロマ…甘さとキレがあり、クリームや花のニュアンスも。
 味わい…最高級品種ならではのバランスとエレガンス。
 溶け方…マットでニュートラル。
 余韻…長い。シャープさが際立つ。

なんて書いてあります。ワインの説明みたいですね。マットでニュートラルな口溶けって、こんな表現、誰が考えてるんでしょうねぇ?

 実際に食べ比べてみると、それぞれの違いが感じられて楽しいです。「マットでニュートラル」かどうかは別として。

 蛇足ながら。
 もちろんこれは「自分チョコ」です。世間一般の男子はこんなの貰っても困りますよね。

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2009.02.02

[映画]おくりびと

 ようやく見てきました。「おくりびと」。
 もちろん、新宿ピカデリーにて、です。


2月2日(月)
新宿ピカデリー スクリーン6

 テーマとストーリーは、予想していたより普通の映画でした。
 見る前は、「納棺師」という職業をテーマに取り上げた段階で映画の面白さは8割がた保証されたようなもの、と思ってたわけです。
 実際に見てみたら、納棺師という職業を通して死とその周辺を描いている、意外に普通の作品でした。生きることの意味とか、死がもたらす和解とか、いつか必ず死ぬ個人が生命をつないでゆくこととか。死に関わるテーマを良くも悪くも過不足なく詰め込んでいます。ストーリーも、納棺という行為の心と形のもたらす感動がすべてを解決して行ってしまう、言ってみれば、ご都合主義的な展開。

 でも、面白かったし、感動しました。

 エピソードの細部の落とし込み方、伏線の張り方、うまいです。
 処々に笑いの要素も仕込んであるのですが、感動的な作品という思い込みに囚われてるのか、映画館のお客さんたち、ほとんど笑ってませんでした。もったいない。

 本木雅弘の納棺の所作が、展開のご都合主義を吹っ飛ばしてくれてます。死者に対する厳粛さと誠実さに満ちた所作。

 山﨑努の食べるシーンは、伊丹十三監督の「タンポポ」ですね。

 笹野高史にはやられました。あんな芝居してて、あんな設定とは。帽子姿のワンカット、衝撃でした。やられた~。


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