プリーストリー『夜の来訪者』
今月中に シス・カンパニー公演「夜の来訪者」(段田安則演出) を見る予定があり、岩波文庫を買って読んでみました。
舞台は裕福な実業家の家庭、娘の婚約を祝う一家団欒の夜に警部を名乗る男が訪れて、ある貧しい若い女性が自殺したことを告げ、全員がそのことに深く関わっていることを暴いてゆく……。(表紙あらすじ)
← amazon.co.jp から借りてきました。
160頁足らずの中編戯曲で、「パイパー」観劇後、帰りの地下鉄の中で一気に読んでしまいました。
プロットが明快で物語の大筋は定まってますので、話はおおよそ予想通りに進んで行きます。となると、問題は、結末がどう落着するか。家庭が崩壊するのか、新たな真実が露見するのか、どんでん返しでハッピーエンドになるのか。
下手打つと、展開がスリリングなだけに、結末で拍子ぬけ、なんてこともあり得ます。
その点、この戯曲の結末はお見事。感心しました。
段田安則の演出舞台、楽しみです。
1954年にイギリスで映画化されているそうですが、日本ではビデオ・DVD未発売。
あれこれ調べる内にどうしても見たくなってきて、インターナショナルな amazon でDVDを買う決意をしたのですが……。
何と アメリカでは$300 。
イギリスでは£20から 出てるのですが、どの店も日本への海外配送に対応してくれてないようです。
購入は諦めました。
でも、手に入らないとなるとますます見たくなるのが人の常、ですよねぇ。
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