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2009年3月

2009.03.31

[演劇]インテレクチュアル・マスターベーション

 パラドックス定数の公演に行ってきました。下北沢に先月オープンした「シアター711」、濃密な空間が作れる、小劇場らしい小劇場でした。


3月31日(火)15時
シアター711
作・演出:野木萌葱
出演:植村宏司、十枝大介、西原誠吾、井内勇希、今里真、山ノ井史、小野ゆたか

 1900~1911年頃の日本を舞台に、社会主義運動を繰り広げた幸徳秋水(今里真)、堺利彦(小野ゆたか)、山川均(十枝大介)、木下尚江(西原誠吾)、大杉栄(井内勇希)、荒畑寒村(山ノ井史)。演説と出版で社会主義の実現を推進しようとする彼らが、内山愚童(植村宏司)を仲間に迎え入れたことから、各自の思想と行動のズレが顕わになり、ついには天皇暗殺計画に関わる破目に陥って、破滅へと導かれる、というストーリー。

 ある意味「真の革命家」である内山愚童によって、他の面々の社会主義運動が、体制側に潰されることを前提とした自己満足的な知的遊戯なのかもしれないことがあぶりだされていきます。
 「インテレクチュアル・マスターベーション」という題名は、つまりは、そういうことなのでしょう。

 となると、その「自己満足的な知的遊戯」を舞台上で真剣に演じている役者たちの行為もまた「インテレクチュアル・マスターベーション」なのでは……と思えてくるのが面白いところ。

 さらには、この「インテレクチュアル・マスターベーション」というタイトル、人前で口にするのが憚られるタイトルです。例えば、電車の中で「インテレクチュアル・マスターベーション、よかったね~」などと感想を言えば、周囲の人には「#&$*+ル・マスターベーション、よかったね~」と聞こえて、ギョッとされるのがオチなわけで。
 その、非合法ではないはずなのに後ろ暗さがつきまとって大っぴらに口に出せない、というところもまた、作中の社会主義運動と重なって感じられてくるのですね。面白い。

 構造的に巧みに構築されてます。

 役者はセリフが達者で動きも切れる人ばかり。見ていて気持ちよいです。ただ、声がよくてセリフ回しの達者な役者が演説したり言い争ったりすると、かなりウルサイ。ちょっと疲れました。
 でも、本気で没頭しないと「インテレクチュアル・マスターベーション」になりませんものねぇ。

 一番のお目当て、今里真の芝居がたっぷり見られて満足でした。声とセリフがよくて、繊細な感情表現がうまい。次の舞台も楽しみです。

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2009.03.30

昨日の飲み会の話題

 高校時代、妙に気の合った4人組(男2、女2)。
 卒業後も時々集まってます。他のクラスメートが加わることもあり、こじんまり4人のこともあり。

 昨日は4人組の予定が、急に一人都合が悪くなり、3人での飲み会になりました。残念ながら欠席の一人には飲んでる最中に電話かけて、次回を期すことに。

 さて、夕方5時から夜11時まで、延々6時間、河岸も変えずに続いた飲み会。その話題は……

(順不同)
・ミツバチがいなくなったのはなぜか
・試験の採点と評価
・最近パチンコと生保のCMが多い
・クレジット・デフォルト・スワップ
・沖釣りを始めた
・光州事件と60年安保と映画
・最近の学生はすぐ折れる
・法律と商道徳と某ファンド
・原子核の周りを回る電子は時々いなくなる
・キャバクラで話が合わない
・360度評価で三者の評価が完全一致した

 う~ん、何やら妖しい飲み会でしたね。楽しかったぁ。

 次回は、東京湾でハゼ釣って、東京ドームでプロレス見て、新宿京王のビアガーデンで飲む……らしいです。

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2009.03.29

ルノアールより生中継

 今、某所のルノアールに来ています。

 ここで、昼前から韓国語の個人レッスンを受けてました。

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 レッスン後も一人居残って、昨日の仕事の続きです。休日返上続行中。

 と言いつつ、息抜きにネットアクセスしてみました。
 ルノアール、無線LANでネットにサクッとつながるし、パソコンの電源も取れるので便利です。周りを見回すと、あちこちのテーブルで、皆、ノートブック広げてます。

 まだ空席があるので、もうしばらく居座ってしまう予定。

 夕方からは高校時代の友達と飲み会です。楽しみ。

 では、仕事に戻りまーす。飲み会を励みにガンバロー。

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2009.03.28

問合せはたまたまに

 広州旅行へ発つ前日、韓国絡みの仕事に関連して新規の問い合わせが2件ありました。
 それぞれ別の所から別件の問い合わせ。連携があるわけではありません。

 この手の問い合わせ、時々たま~にあるのですけれど。

 その、たま~に、がどうして偶然に重なって来るのでしょう? たまたま?

 一件は、海の物とも山の物とも分かりません。うまく進行してほしいな~。
 もう一件は、仕事をお引き受けしました。週末返上で現在作業してます。

 ……なんて、おやつ食べながら記事ポストして、気分転換しています。

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 おやつは中国土産のポッキー&プリッツ。

 「百奇」でポッキー、「百力滋」でプリッツなんですね。グリコは「格力高」。



 さ、仕事に戻ってガンバロー。

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2009.03.27

広州雑感7・国境はどこに?

 広州最終日。3泊4日の旅行は本当に楽しくて、空港へ向かう時には寂しいような、名残惜しいような。また広州へ来ることができるでしょうか。

 さて、広州白雲国際空港は、広くてきれない空港です。国際空港というのは、大体どこの国でも同じような構造、同じようなシステム、と思っていたのですが……。

 この広州白雲国際空港は、チェックインから搭乗までの手続きが普通と違いました。出国手続きをした後で、機内持ち込み荷物のセキュリティチェックがあるのです。

 えっ?

 出国審査受けたんですけど。パスポートに出国のスタンプ押してもらったんですけど。ここはもう中国国内じゃないと思うんですけど。

 国外エリアで「中国」が私の荷物をチェックするんですか? どういう根拠で? どんな権利あって?

 結論。
 世界は広い。中国は広い。
 「国境」なんてナンセンス@中国。

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2009.03.26

広州雑感6・英語 in 中国

 初めての中国、私は中国語が全くできないまま行きました。知っているのは「ニーハオ」と「シェシェ」ぐらい。

 大丈夫なのかな?と、旅行前に自分でも一応思いました。
 でも、皆、「アンニョンハセヨ」と「カムサハムニダ」しか知らないのに、平気でソウルへ来てました。だから、きっと大丈夫、と勝手に決め込んで。

 我ながら呆れるのは、事前に、同行の友達は中国語ができるのかどうか、確かめもしなかったこと。現地では、彼女の中国語のお陰で、行きたい所はどこでも行けたし、したいことは何でもできました。ありがとうございました。

 そんなわけで、私自身は困ったら英語に頼るしかない状況でした。でも、広州で、英語はなかなかスムーズに通じないです。欧米人の宿泊客が多いインターナショナルなホテルの中でもなかなか。

 今回の旅行で、英語による意志疎通(≠英語の知識)が一番優れていたのは、ホテルの荷物預かり担当の人と、黄沙駅近くの市場のお粥屋のおばちゃんでした。

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 市場の中の、とても庶民的なお粥屋さんです。



 お粥屋のおばちゃんと交わした会話はこんな感じ。

 (どの席に行けばいいのか入口で迷ってる私たちに)
 「ぷりーず!」

 (料理が出てくるのを待ってる私たちに)
 「あー ゆー じゃぱん?」
 「イエス!」(……通じてるんだから気にしない)

 外国語会話の基本は、意志疎通への意志ですね。あのおばちゃんの口から「あー ゆー じゃぱん?」なんて構文が出てくるとは。失礼ながら意表を突かれました。

 世界は広いです。人類は偉大です。

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 好みの具を指定して、入れてもらいます。ミックスもOK。
 これは肉団子と白身魚です。1杯4元。

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2009.03.25

ライブラリートーク・レポート

 六本木ライブラリー のサイトに、先日のトーク( ご案内後記おまけ )のレポートが載りました。

 スタッフの方が、私の話の内容と当日の様子をまとめて下さったものです。

 関心がおありの方は こちら からどうぞ。

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広州雑感5・陽気で親切

 広州で出会った人たちは皆、親切でした。特に、市場のお店の人たち。市場の食べ物でもお店の料理でも、こちらが注文すると、その組み合わせはよくない、というようなことを教えてくれます。言葉が完全には通じなくて、身振り手振り以心伝心なので、何を言いたいのか、本当のところはよく分からないのですけれど。

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 黄沙駅近くの市場。

 粽を2個買おうとしたら、なぜか止められました。どうも、同じの2個でなく、違う種類のを買った方がいい、ということだったようです。……多分。



 食事したお店の写真を撮ろうとしたら、外のテーブルで食べてるお客さんたちが陽気に騒ぎながら手を振ってくれました。自分たちが撮られてるのが嬉しかったらしいです。実際、店構えと一緒にフレームに入ちゃってたわけですが。

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 珠江クルーズの前に夕食をとったお店。
 オープンカフェならぬオープンレストランです。



 市場で蛙を売ってるのを見つけて写真を撮っていたら、お店のおばさんが1匹掴んで、目の前に突きつけてくれました。一瞬「うわっ!」と飛び退きましたが、好意に感謝しつつパチリ。続けて、2匹、貝のケースの上に放り出してくれました。これまた有難くパチリ。

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 驚いてフラッシュボタンを押しちゃいました。
 フラッシュ使うつもりなんて全然なかったのに。



 皆、陽気で親切。こちらまで明るく元気になっちゃいました。

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韓国演劇情報/09.03.24

 RSSで拾ったニュースから、個人的な備忘録を兼ねた韓国演劇情報です。
 リンク先は韓国語記事です。リンクはすぐに切れてしまうかもしれません。ご容赦のほどを。


イ・ヒョン、ミュージカル「グリース」のダニー役にキャスティング
 韓国日報 2009.03.23

 グループ 5tion(オーション)出身の歌手イ・ヒョン(이현)が「グリース(그리스)」の主人公にキャスティングされたとのこと。イ・ヒョンのミュージカル出演は「愛は雨に乗って」に続いて2作品目。「グリース」のダニー役が決まった2月から、毎日10時間以上の練習を重ねてるそうです。

 公演は4月4日~Open Run、大学路・東崇アートセンター 東崇ホール(동숭아트센터 동숭홀)にて。

「スプリング・アウェイキング」 破格を味わって
 聯合ニュース 2009.03.23

 7月の国内初演に先立って制作発表会が行われました。
 「スプリング・アウェイキング(스프링 어웨이크닝、Spring Awakening、春のめざめ)」は、2007年にトニー賞8部門を獲得した作品です。私もその年の夏に見てます。脚本・音楽・演出のバランスがよい作品で、面白かったです。この5月から劇団四季も上演するようですね。

 韓国バージョンの出演は、キム・ムヨル(김무열)、チョ・ジョンソク(조정석)、キム・ユヨン(김유영)。注目されるのは、大人の役はすべて、ソン・ヨンチャン(송영창)とイ・ミラ(이미라)が一人多役でこなすということ。これって元々そういう演出でしたっけ? あぁ、ソン・ヨンチャン、見に行きたい~。

 公演は6月30日~Open Run、ドゥサンアートセンター(두산아트센터)ヨンガンホール(연강홀)にて。制作はミュージカル・セブン。

演劇の帝王帰還…演劇「プムバ」
 CNBNEWS 2009.03.18

 今年で初演から28年目を迎える演劇「プムバ(품바)」のカムバック公演が始まるとのこと。この作品は、キム・シラ(김시라)原作の一人芝居。2003年までに4500回の公演を重ねており、韓国の最長公演期間記録、最多観客数記録を保有しているそうです。今回の「プンバ」は「第18代」だとか。
 ネットで調べてみたら、一人で14役を演じ、古典民謡や伝統音楽を用いた庶民的な演劇らしいです。う~ん、ちょっと見てみたい。

 4月10日~6月30日、大学路・ドゥレホール2館(두레홀2관)にて。制作は劇団ドゥレ(두레)。

17世紀パリ、男の伝説が復活する!
 デイリーニュース 2009.02.24

 ミュージカル「三銃士」、2004年チェコ初演の作品だそうです。5月から韓国バージョンが上演されます。

 公演は、5月12日~6月21日、忠武アートホール大劇場(충무아트홀 대극장)にて。制作はMミュージカルカンパニー。

 これは一か月前のニュースなんですが、面白そうなので書きとめてみました。

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2009.03.24

広州雑感4・本屋は楽しい

 どこへ行っても、地元の本屋さんを覗いてみる習性があるワタシ。中国の本屋さんを見てみたくて、広州販書中心(広州ブックセンター)へ行きました。
 大きなビルの地下1階から6階までが書店です。規模的には池袋ジュンク堂並み? 階によって、文房具やスポーツ用品、楽器の店などが入ってます。土曜日でもあり、かなりの人出でした。

 若い女性向けファッション誌、『CanCam』並に分厚いのが20元。300円と考えると安いですね。でも、普通の昼食8元と比べると高いです。ミニバッグや化粧品サンプルなどの景品付きでした。この点は日本も韓国も中国も同じですね。

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 書店の入口には Apple Computer のお店がありました。


 日本文学の翻訳のコーナーへ行くと、世界の定番・村上春樹は著作シリーズがずらっと並んでました。面白かったのは、小栗虫太郎、島田荘司、東野圭吾、田中芳樹などのミステリー・SF物がかなりあったこと。さすが幻想奇談の伝統があるお国柄。そうそう、泉鏡花の『高野聖』もありました。

 日本の怪談奇談は中国の影響を受けて成立したわけですから、逆輸入ですね。弟子ニッポンの恩返し、というところでしょうか。
 師に敬意を表して、『史記・世説新語』『六朝怪談・聊齋志異』の漫画本を購入してきました。中国語なので読めないんですけど、絵でイメージが掴めるので、面白そうです。

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お土産に買った本。

手前が『史記・世説新語』『六朝怪談・聊齋志異』の漫画本。

奥は『日本読本小説名著選<上・下>』。
『英草紙』『雨月物語』『忠臣水滸伝』『桜姫全伝曙草紙』など、江戸時代の読本7作品を収録。2003年刊。


 書棚の前で立ち読みしている人たち。しゃがんでる人はいても、床にお尻をついて座っている人はいませんでした。韓国の書店では、皆、床に座り込んで読んでるのですけれど。
 そのへんが、中国人のマナーの境界線なのでしょうか……。

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[ミュージカル]ザ・ヒットパレード

 広州旅行へ発つ前日に見た舞台です。広州行きの飛行機の機内で書きました。旅行の話を書く前にポストしておこうと思ってたのですが……。

 後回しにするのも何ですので、割込ませてしまいます。


3月18日(水)19時
ル テアトル銀座
26列8番
脚本:鈴木聡
演出:山田和也
音楽:宮川彬良

 渡辺プロダクション(いわゆるナベプロ)を創業し、数多のスター歌手を育てた渡辺晋・美佐夫妻の人生を描いたミュージカル。ナベプロ歌手たちの歌がちりばめられているので、子供の頃から耳に馴染んだ懐かしい歌、思い出の曲が次々登場して、楽しい芝居でした。
 「ブルーシャトー」を「森とんかつ 泉にんにく、かーこんにゃく」と歌ってくれたのはツボでしたよ。

 舞台はいきなり RAG FAIR が歌う焼夷弾や空襲警報の「アカペラ」から始まります。びっくり。これが真に迫った「アカペラ」で、あっという間にそこは戦中・戦後の日本。物語に引き込まれてしまいます。
 シンさん(原田泰造)とミサ(戸田恵子)の出会いは進駐軍の米兵相手のジャズクラブ。ジャズ、ロカビリー、ザ・ピーナッツ、SUKIYAKI、クレイジーキャッツ、天地真理、アグネス・チャン、沢田研二、太田裕美、キャンディーズ……。シンさんとミサの人生は、戦後日本の大衆音楽史そのもの。

 第一幕のラストは、全員の「ザ・ヒットパレード」(「引っ張れ~、引っ張れ~」って歌ってましたよね)で賑やかに。第二幕の最後は、実際に渡辺晋の臨終を見守りながら長女が口ずさんだという「スターダスト」(「シャボン玉ホリデー」のエンディング曲)でしんみりと。

 第一幕1時間25分、第二幕1時間15分。休憩含めて3時間の長丁場が全く苦になりませんでした。

 戸田恵子、芝居も歌も巧者ですねぇ、ホント。意地っ張りで跳ねっ返りの女子大生時代から、夫と共に芸能マネージメントに奮闘する働き盛りの頃、孤独と病を抱え込んだ夫を支え続ける人生晩年と、自然に変化していきます。どんどん魅力が増してゆくのがすごい。女子大生時代のモノトーン、ザ・ピーナッツのアメリカ公演に帯同した時のイエロー、功成り名遂げて安定してからのライトグリーンと、衣装も素敵。
 原田泰造、「スマイル」が口癖・モットーの「シンさん」にはまってます。この人の芝居から伝わってくる、明るさ、素直さ、人柄のよさ、貴重です。舞台でもテレビでも、見てると嬉しくなっちゃう人ですよねぇ。

 特に良かった曲。オリジナルのメインテーマ曲「ギブ・ミー・ミュージック」。RAG FAIR のベースで厚みの増した「こんにちわ、赤ちゃん」。ミサと洋子(北村岳子)の競演デュエット(+RAG FAIR)のオリジナル曲「エニシング・ゴーズ」。
 歌の力、音楽の力をしみじみ実感。この力がミュージカルの楽しさの源泉ですよねぇ。

 演奏は、「宮川彬良とザ・ヒットパレード」と名付けられた、超一流スタジオミュージシャンのドリームチーム。「トランペット(数原晋)は『必殺』の人」と聞いて、「そのトランペットを生で聞けるだけでチケット代の元が取れる」と思ったことは秘密です。

 カーテンコールの後、客席に照明が入ってお客さんを送り出すのに、舞台に残ってたドリームチームがオリジナル曲と「蛍の光」を生演奏。
 贅沢すぎて、もったいなくて、席立てません。帰れません。

 劇場全体が昭和に戻った、夢の舞台。舞台を作ってる人たちの、あの時代の芸能界、あの時代の名曲の数々に対する深い愛情や様々な想いが伝わってくる公演でした。

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広州雑感3・500? 600?

 食べ物は量り売りが基本で、値段は1斤いくらと表示してあります。欲しい分量を言えば、量の多少に関わらず、量り売りで売ってくれます。
 この1斤という単位、500克(グラム)に相当するそうなんですが……なぜ500?

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 卵も量り売りです。

 写真左上のあたり、秤に載せて計ってるのが分かるでしょうか。

 卵は種類が多いのにも驚きました。



 韓国にも「グン(근)」という単位があります。肉などは今もグン単位で買うことが珍しくありません。漢字で書けば「斤」です。グラムに換算すると600g。
 日本のかつての「斤」は600g相当です。

 日本も韓国も、元々中国の度量衡をそのまま倣ったはず、と思うのですが、どうして中国だけ500gなのでしょう? どこかの時代で誰かがズルしたんですかねぇ。

 日本では、戦国時代~江戸初期に行われた検地の際には、いろいろな大きさの枡が存在してました。自分が買う時には大きな枡で、相手に売る時には小さな枡で、という悪知恵(別名サギ)は世界共通なのでしょうし。

 で、中国の「斤」はどうして500gなんでしょう?

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 市場で買ったお米。
 左は一般的(と思われた)お米、右は一番高いお米(香り米?)、半斤ずつです。
 どんな味と香りになるのか、炊くのが楽しみ。

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2009.03.23

広州雑感2・サーチャージ

 広州ではタクシーが「燃油サーチャージ」を取ります。車内に貼り紙がしてあって、法律だか何だかで認められてるらしいです。乗車1回ごとに1元。15元乗っても、100元乗っても1回1元。
 中国のガソリンって、リッターいくらなんでしょう?

 今回の飛行機チケット、運賃はマイレージ利用でタダだったのですが、諸税その他として15,820円支払いました。内、燃油サーチャージは12,600円。高っ!

 1回1元なんて可愛い値段です。でも、初乗りが2.6元ですから、1元もバカにできないのでしょう。

 しまった、タクシーの写真、撮り忘れました……。
 代わりにこんな写真で。

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2009.03.22

広州雑感1・人が多い!

 初めての中国、広州で感じたこと、考えたこと、面白かったことなどをつらつらと書いてみたいと思います。

 まず一番強く感じたこと。

 とにかく人が多いです。知識として分かってるつもりでしたが、実際その場に行ってみると、想像をはるかに越えてます。繁華街なんて、かなり広い場所なのに、人、人、人。あんな大勢の人が一つの街に暮らしているなんて不思議です。

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 下九路の繁華街。
 ネオンも人出も賑やかでした。
 平日の夜なのに。

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行った所、食べた物

 今回の旅行、その時の気分に任せて行きたいところへ行きました。
 結果、行った所、食べた物等々。

19日(木)
夜  花園酒店(Garden Hotel)

20日(金)
朝食 バイキング@ホテル
午前 西漢南越王博物館
     (南越王の古墳と出土品の博物館)
昼食 定食・汁麺@庶民的な中華料理店
午後 広州蘭園
    黄沙駅近くの市場
夕食 中華4品@陶陶居
夜  下九路の繁華街
    フットマッサージ

21日(土)
朝食 肉饅・粽@ホテル近くの市場
午前 ホテル近くの市場
    広州販書中心(広州ブックセンター)
昼食 炒飯・炒麺@桂林料理のお店
午後 友誼商店
夕食 中華3品@庶民的な中華料理店
夜   珠江ナイトクルーズ

22日(日)
朝  ホテルチェックアウト
朝食 粥・麺@黄沙駅近くの市場
午前 黄沙駅近くの市場
    ティータイム@ホテル
昼食 市場で買った葱餅・粽・肉饅・豆漿@空港

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最終日の朝

 おはようございます。
 早くも帰国の日になってしまいました。

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 部屋からの景色は
←こんな感じ。



 これからホテルをチェックアウト。午前中は市内を見物して、昼過ぎには空港へ向かう予定です。


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 今の気分は
←こんな感じ?

映画「パンダフルライフ」 HPから壁紙拝借

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珠江ナイトクルーズ

 21日の夜は、珠江のナイトクルーズ。遊覧船で1時間ほど川を上り下りするだけですが、暑からず寒からずの天候で川風が心地よく、楽しい見物でした。

 両岸のネオンがとてもきれい。

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2009.03.21

午前中のお散歩

 今日は朝からホテル近くの市場へ行き、肉まんと粽の朝ごはん。

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 さらに、あちこち市場を見物。楽しい~。

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 地元の人向けのお茶屋さんで、中国茶を3種類買いました。

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 それから、タクシーに乗って、巨大な本屋へ。これは私のリクエストです。
 どこへ行っても、本屋へ立ち寄るワタシ。

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 荷物が増えたので一旦ホテルへ戻って来ました。

 写真は夜に追加しますね。しました。

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ホテルの部屋

 ホテルは同行の友達がネット予約を入れてくれてました。
 空港からタクシーに乗ってホテルに到着。チェックインしようとすると……。

 「今日は満室で部屋がありません。」

 えぇっ!!

 ホテルのHPから予約を入れてるのに、それはアリエナイでしょう。
 部屋を用意してくれるまで、テコでも動かないぞ~。

 フロントの前で不機嫌な顔をし続けること数分。
 パソコンのキーボードを叩いていたおねーさん曰く。

 「二人で一つの部屋なら用意できます。」

 予約はシングル2部屋でした。不機嫌な顔をし続けます。

 「部屋を見れば、きっと気に入ります。」

 不機嫌な顔のまま、値段を聞いてみます。

 「予約と同じ、シングル2部屋分の料金です。」

 不機嫌な顔はそのまま、とにかく部屋を見てみることに。

 ボーイさんに案内されてエレベーターで目的階に向かい、廊下を歩きます。この階、部屋のドアの間隔が、めちゃくちゃ長いんですけれど。10mぐらいありますよ? あそこからここまで全部同じ部屋?
 しかも、ボーイさんが「ここです」と案内してくれた部屋は、廊下の突き当たり。ってことは三方に窓があるんですか? 廊下の両側分のスペース取ってます?

 ドアを開けて入った部屋は、100㎡ほどのスイートでした。3ベッドルーム、2バスルーム(+トイレ1)、ソファとダイニングテーブルを置いた広~いリビング、冷蔵庫に電子レンジ、食器洗い機を備えたキッチン、ランドリー、書斎まであります。

 おねーさんが「見れば気に入る」と言ったのは尤もです。これで不満なら、広州中探しても、気に入る部屋はないでしょう。

 というわけで、超贅沢な部屋に泊まってます。
 初めての中国、快適です。

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2009.03.20

結果オーライ大笑い

 無事に広州に着いてます。

 ホテルに着くや、トラブル発生。
 結果オーライ、大笑いなことになってます。

 ようやくネットにつながったので、とりあえずポスト。

 詳しいレポートはまた後ほど。

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2009.03.18

週末の旅行

 週末の連休を利用して、中国・広州へ行ってきます。お気楽物見遊山の旅。

 木曜夕方出発、日曜夜帰国の予定です。

 美味しいもの食べたいな~。面白いもの見聞したいな~。

 中国は初めて。ワクワクしてます。

58744  今の気分は
←こんな感じ?

映画「パンダフルライフ」 HPから壁紙拝借

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2009.03.17

偶然?必然?

 今日は午前中、仕事 の打ち合わせで国分寺へ出向きました。うららかな春の陽気の中、気分は遠足?武蔵野散策?
 打ち合わせはスムーズに進み、何だか仕事でリフレッシュできてしまいました。心地良いひと時でした。

 実際の仕事は、かなりボリュームのある作業になる見通しです。掘り下げていくと面白い成果が出る可能性もあり、やりがいのある仕事になりそうです。うまく話が進むといいな~と思ってます。

 内容的には、私の専門分野とはやや異なるジャンル。でも、以前から関心があって資料などを読んでいた分野です。仲介者はそんなことご存じないはずなのですけれど。

 今回のように、興味を抱いてあれこれ調べていると、なぜかそのテーマの仕事が回って来るということが時々あります。偶然なのか、必然なのか。自分でも不思議です。

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「こうもり」の有害ポスター

 先日、韓国映画情報/09.03.11 で紹介した、パク・チャヌク(박찬욱)監督の新作「こうもり(박쥐)」のティザーポスターが、映像物等級審議委員会から審議差し戻しとされました。理由は「有害性」があるため、とか。

 そのため、却ってネット上で話題になり、ポスター画像に注目が集まっている模様。

 話題のポスターはこちら。

Bat


 
 分かりにくいかもしれませんが、ソン・ガンホ(송강호)は神父の服を着ているそうです。確かに、大胆なアイディアと構図ですね~。 

 この映画、主演のソン・ガンホを始め、キム・ヘスク(김해숙)、シン・ハギュン(신하균)、オ・ダルス(오달수)、ソン・ヨンチャン(송영창)と、私の大好きな俳優たちが勢揃い出演してます。

 韓国へ見に行きたい~~。

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2009.03.16

[歌舞伎]元禄忠臣蔵 夜の部

 3月の歌舞伎界、歌舞伎が掛ってる劇場は3座のみ。しかも、歌舞伎座は昼夜通しで真山青果作『元禄忠臣蔵』。この芝居、邦楽がほとんど入りません。
 今月、長唄の某お社中はワークシェアリングしてるらしいです。さすが、時流を先取り、傾いてます。(「傾」は「かぶく」です。「かたむく」じゃありません。)


3月9日(月)16時30分
歌舞伎座
3階2列17番

「南部坂雪の別れ」「仙石屋敷」「大石最後の一日」で、それぞれ団十郎、仁左衛門、幸四郎の三人が内蔵助を勤めています。これがそれぞれによくて、見ごたえありました。

「南部坂雪の別れ」
 団十郎は、仇討の本心を胸に秘めてじっと耐え忍ぶ内蔵助。品格ある芝翫の瑤泉院とのバランスも良かったです。我当の羽倉斎宮が小憎らしいのも効いてました。

「仙石屋敷」
 仁左衛門は、セリフのうまさで内蔵助の人となりを描き出します。昼の部「御浜御殿」もそうですが、ひたすらセリフの応酬が続く場面で長ゼリフを面白く聞かせ、その人物像を描き切る芸は、仁左衛門が今一番でしょう。この場、セリフのない諸士は1時間ずっと座ってるだけ。辛そうです。
 梅玉の伯耆守、内蔵助と諸士たちに討入の様子を根掘り葉掘り尋ねても、くどくもなく嫌味もなく、この人の持ち味がよく出てました。

「大石最後の一日」
 幸四郎は、昼の部「大評定」とはうってかわって、落ち着いた芝居。この場は、死を前に浮足立ちかねない諸士を抑え、おみの(福助)と磯貝十郎左衛門(染五郎)の恋の結末をつける役回りですから、自分を客観的な立場に置いてないといけないわけですが。最後の「初一念が届きました」のセリフ、自分が感動したがる幸四郎には向いてないです。
 おみのの福助は薹の立った娘でしたが、一途な想いはよく伝わりました。
 大石主税の巳之助、立ち振る舞いがきれい。歌舞伎役者らしくなってきました。


 昼に続いて、「南部坂雪の別れ」「仙石屋敷」「大石最後の一日」とすべての場でお客さんのすすり泣きが……。実際、どの場も役者が丁寧に演じていたと思います。特に内蔵助は幸四郎・仁左衛門・団十郎の競演ですから、それぞれに力が入っていたのでしょう。

 2006年10月~12月に国立劇場で『元禄忠臣蔵』全10編が上演されました。残念ながら、韓国在住時のことで、私は見られませんでした。
 今回の通しを見て、思っている以上に面白い芝居だと思いました。ドラマの力は「仮名手本」の上を行ってます。
 歌舞伎座さよなら公演にふさわしい舞台でした。

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[歌舞伎]元禄忠臣蔵 昼の部

Genchu  一週間前に見てきた『元禄忠臣蔵』。

 歌舞伎座 のサイトからポスターを拝借してきました。

 三人の内蔵助を三色の背景で並べたデザイン、気に入ってます。
 団十郎がいつのまにか細面になっていて、体調が心配なのですけれど。


3月9日(月)11時
歌舞伎座
3階1列37番

「江戸城の刃傷」
 吉良が登場しない刃傷の場って、面白いですよね。この芝居の浅野内匠頭(梅玉)は「仮名手本」と異なったハラと風情が必要な難役だなぁと思いました。「仮名手本」は「鮒侍」の件があってカッと逆上する様を演じられますが、「元禄」の方は後の場のセリフにもあるように熟慮の末の刃傷。切腹の場は、大星由良之助が駆けつけてくる訳でもなく、源五右衛門(松江)との主従の暇乞に色気も不要。それじゃ何すればいいの?という気さえしてきます。そこが面白いのですが、梅玉は少々印象薄いような。

「最後の大評定」
 内蔵助を演じる幸四郎が自分の芝居に酔っているようで、共感できなくて残念でした。言葉の裏に仇討の意志を潜ませて血判を求める場面、内蔵助を信じて決断する相手の感情やこれからの艱難辛苦を先取りしてひとりで感情を高ぶらせてしまっていると見えるのです。内向きの一人芝居で、見る者が共感できない。これ、幸四郎の悪いクセだと思ってます。
 そのまま城外の場へ続くので、徳兵衛(歌六)とのやりとりも素直に受け止められませんでした。

「御浜御殿綱豊卿」
 上演回数も多くよく練られた場面だけあって、面白かったです。仁左衛門の口跡のよさが綱豊卿の知性・思慮深さにピタッとはまります。染五郎の富森助右衛門はニンですね。富十郎や翫雀とはまた違ったイメージですが。

 「御浜御殿」で打ち出しとなるのは、気分よく劇場を後にできてよいですね。
 私は、この後続けて夜の部を見物。

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確定申告、済ませました

 平成20年分の確定申告を済ませました。スッキリ。

 国税庁HPの中にある 「確定申告書等作成コーナー」 で申告書を作成。源泉徴収票や手元の領収証の金額を入力すれば、自動的に計算してどんどん書類を埋めていってくれます。必要な書類・データが揃っていれば、あっという間の作業です。
 出来上がった書類をプリントアウトして捺印。あとは、これも自動的に作成される「提出書類等のチェックシート」を片手に必要な書類を揃えれば、提出準備完了です。

 すぐに最寄りの税務署へ提出してきました。

 確定申告、web上で書類作成できるようになったお陰で、還付金額と作業時間を考えたら、年間を通じて最も効率の良い<お仕事>かも。

 あの e-Taxでの苦労 は何だったんでしょうねぇ……。

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2009.03.15

日曜夜の過ごし方

 昨日(土曜)の午後、「ゲラ送ります。チェックよろしく。月曜返しで」という趣旨のメールが入って来ました。

 ゲラ? 来てないけど……?と思っていたら、今朝(日曜)、クロネコメールの速達がポストに届きました。

 これ、全部チェックして明日(月曜)返すってことは……。

 日曜の夜、仕事してます。

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2009.03.14

国宝 三井寺展

 サントリー美術館の 国宝 三井寺展 に行ってきました。

MiideraNHKプロモーション のサイトから拝借。



 国宝・智証大師坐像(御骨大師)、国宝・智証大師坐像(中尊大師)、国宝・不動明王像(黄不動尊)等々、素晴らしい仏像・仏画・経典・図像が一挙公開されてます。あれも「国宝」、これも「国宝」、会場内は国宝デフレ状態です。

 普段拝観できない秘仏を公開しているそうで、そんな貴重な仏様を六本木の東京ミッドタウンなんてところで開帳してしまってよいのかしらと、余計な心配をしてしまいました。障壁画も数多く展示されていて、この展覧会の期間中、当の三井寺は空っぽなのでは?と思ったりして。

 重要文化財・不動明王立像(黄不動尊)を始め、不動の像をいろいろ見比べられて楽しかったです。不動って、足の親指が上向いてるのですね。鎌倉時代にも。
 仏像の展示は四方から見られるようになっているものもあり、背中側に回って、胎内納入品を入れるための蓋が確認できます。面白い展示です。
 展示期間の関係で、国宝・五部心観前欠本が見られなかったのが残念でした。

 会期終了間際とあってかなり混んでましたが、会場のスペースがゆったりしていて、思ったほど疲れませんでした。

 サントリー美術館は、六本木・東京ミッドタウン移転後初訪問。来場者への配慮が行き届いた親切な美術館ですね。

 入口に設置されたロッカーが無料(100円硬貨が必要ですが、利用後に戻ってきます)でした。これ、とってもよいです。手ぶらで観覧できて楽だし、コートやカバンを会場に持ち込む人がほとんどいないと、余分な混雑を回避できて会場内がスッキリ、疲れにくくなるんですね。初めて気づきました。

 帰りに、美術館のショップで過去の展示の図録を買いました。クレジットカード利用可(2500円以上)って、とってもよいです。美術館・博物館のショップ、最近はカードでの支払いができるところが増えてるのですが、なぜか「書籍・図録はカード不可」が普通なのです。この手のショップは一般の書店では目にする機会の少ない関連書籍や図録を売っていることが多く、その場で初めて知った本を即決購入することがよくあります。なので、カードが使えるととても助かるのです。
 ……あれ? これって、もしかして、美術館・博物館ショップトラップ

 「国宝 三井寺展」、サントリー美術館の会期は明日までですが、お勧めです。4月1日からは福岡市博物館での福岡展があるそうです。
 来場者に優しい六本木・サントリー美術館も機会がありましたらぜひ。

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2009.03.13

睡眠靴下

 教え子や知り合いの韓国人留学生が次々と韓国へ行ってます。皆、日本の春休み期間中にリフレッシュするため、帰省するのですね。

 そのため、最近は留学生と会うたびに、帰省前でも帰省後でも「最近の韓国」の話題で盛り上がります。そんな中で面白かったもの。

Imgp6065



 「うちの母が気に入ってたくさん買い込んでいて」とお裾分けのお土産として貰ったものです。流行っているのは知っていたのですが、実物を見るのは初めて。韓国語で「수면양말(スミョンヤンマル)」、直訳すると「睡眠靴下」です。名前そのままに、眠る時に履く靴下です。

 使ってみたら、これ、優れものでした。

 ふんわりと柔らかな肌触りが心地よくて。でも、なぜか温かさを感じません。足がふわっと優しく包まれて、外界から遮断されたような不思議な感覚。温かくないので、靴下の中で足が汗をかいたり、ほてったりしません。
 翌朝起きた時には、足が自然な感じで温まってました。汗をかかないから、さらっと快適です。足を全く締め付けないのも楽。

 韓国では路上の屋台でもネット通販でも売っていて、値段はピンキリ、質もピンキリ、のようですが、韓国旅行を計画してる方はぜひお土産に。

 春は名のみの冷え込む夜には重宝なヤンマルです。

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韓国演劇情報/09.03.12

 この映画・演劇情報シリーズはRSSで拾ったニュースを気まぐれに紹介するものです。情報を網羅してるわけではありません。どうぞ悪しからず。
 リンク先は韓国語です。リンク切れはご容赦のほどを。


ミュージカル「ドリームガールズ」ハイライト動画
 東亜eTV 2009.03.12

 上記リンク先で、今最も評判の高いミュージカル、「ドリームガールズ」のハイライトシーンが見られます。バッファリングに時間がかかるかもしれません。とにかく一旦最後まで再生して、リプレイ(左ボタン)をクリックして下さい。二度目はずっとスムーズです。
 公演は7月26日まで、シャーロッテ・シアター(샤롯데씨어터)にて。

映画よりカッコいいミュージカル「アタック・ザ・ガスステーション」 <ハプニングゾーン>にやって来るスター四人組に期待
 ニュースカルチャー 2009.03.12

 1999年の映画「アタック・ザ・ガスステーション」が10年の歳月を経て、ミュージカルになりました。これ、映画は、イ・ソンジェ(이성재)、ユ・オソン(유오성)、カン・ソンジン(강성진)、ユ・ジテ(유지태)と、後にスターになっていく凄いメンバーが出演してるんですよね。
 舞台の方は映画とそれほど大きく変わらないものの、<ハプニングゾーン>と名付けられた座席には俳優がやってくる<ハプニング>があるそうです。
 6月14日まで、ペガムアートホール(백암아트홀)にて。

在日同胞2.5世作品、国内舞台で上演
 ソウル経済 2009.03.11

 鄭義信が韓国で「孤独から一番遠い場所(고독에서 가장 먼 곳)」「バケレッタ(바케레타)」(「そして僕らはそこで夢を見た」のフィリピン版)を上演するそうです。「孤独~」は今夏上演予定、「バケレッタ」は11月にオーディション予定とのこと。

ミュージカル「ノートルダム・ド・パリ」韓国語版、10月、中国の舞台へ
 世界日報 2009.03.11

 韓国人俳優による韓国語での公演が中国で実現するとのこと。10月から一ヶ月間、1500席規模の北京の劇場で上演される予定。
 フランスチームの来韓公演を見てるのですが、脚本、音楽、舞台装置、演出、演技、すべてにおいて刺激的な素晴らしい舞台でした。機会があれば、韓国バージョンもぜひ見たいと思ってます。
 このミュージカル、フランスチームが日本に来ないのはなぜ?

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2009.03.12

世の中から消えた?

 ある仕事の担当者からSOSのメールが来ました。予定していたビジュアル資料の使用許可が取れそうもないので、代替可能な資料を教えてほしい、とのこと。

 ん? 予定の資料は、関連文献には必ずと言っていいほど写真が掲載されてるもので、使用許可が下りないはずはないんだけれど……。
 ぼんやりと疑問を感じつつ、取り急ぎ別の資料の情報をメールしました。

 10分後、担当者から御礼&報告のメールが来て、疑問は氷解。

 すみません、私がマヌケでした。

 予定していたビジュアル資料は、鐘紡繊維美術館の収蔵品だったのです。この美術館、カネボウの解散(2007年6月)の後、2007年12月末に閉館してるのですよね。当時 こんな記事 が出ています。以下、抄出。

 産業再生機構の支援を受け、事業譲渡後に解散したカネボウが所有する染織コレクションを公開してきた「鐘紡繊維美術館」(大阪市都島区)が、今月末で閉館することが17日、分かった。
 (中略)
 収蔵品は日本の小袖(こそで)、能衣装などの端切(はぎ)れや能面、中東、南米、欧州、アジアの染織裂(ぎれ)など約1万点。繊維業界関係者や研究者らに活用されていたが、運営費や維持費が負担となり、平成10年に休館した。
 (中略)
 その後、収蔵品の約6割は京都国立博物館(京都市東山区)、国立能楽堂(東京都渋谷区)、女子美術大学(神奈川県相模原市)に寄託され、個別に展示などが行われたが、約4割は大阪府内の貸し倉庫に眠るままになっていた。
 (後略)

 MSN産経ニュース 2007年12月18日付


 「大阪府内の貸し倉庫に眠る」約4000点の収蔵品、その後どこへ行ったのでしょう? 散逸?
 予定していた資料は逸品ですから、引き取り手はあったはず。どこかで誰かが大切に保管してくれているなら、それは嬉しいことです。でも、今後は資料の使用許可が下りない? 実物は二度と拝めない? このまま世の中から消えてしまう?

 企業が文化を支える、というのは、理念として望ましいことでしょうし、現実にそのお陰で維持できている文化があります。有難いことです。
 でも、企業に支えられた文化は、企業が倒れると同時に雲散霧消してしまう。現に、ここ数か月で廃部が決定した実業団チームは……1、2、たくさん。

 こんな状況を目の当たりにすると、芸術でもスポーツでも、もう少し異なる形の仕組を作っておけなかったものだろうか、作れないものだろうか、と思います。
 どんな仕組でも、結局は資金の問題に行き着くのでしょうけれど。

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2009.03.11

韓国映画情報/09.03.11

 数日前にRSSの使い方をようやく会得しました。面白い~。

 ということで、拾ってきたニュースを自分の備忘録として書きとめてみることにしました。
 リンク先は韓国語サイトです。すぐ切れちゃうかもしれません。


「キム氏漂流記」チョン・ジェヨン vs 「こうもり」ソン・ガンホ、4月ビッグマッチ!
 韓国経済 2009.03.11

 両作品とも4月30日公開決定。チョン・ジェヨン(정재영)もソン・ガンホ(송강호)も見たい~~。
 この2作品が見られるなら、そのためだけでも韓国まで行く価値あります。問題は、予定された公開日が平気でコロコロ変わっちゃうお国柄、ですねぇ。

ハン・チェヨン、「グッドモーニング、プレジデント」でチャン・ドンゴンの相手役に
 聯合ニュース 2009.03.09

 チャン・ジン(장진)監督の新作映画「グッドモーニング、プレジデント(굿모닝 프레지던트)」は、若くハンサムな大統領、任期末に宝くじに当たる年寄の大統領、韓国初の女性大統領というそれぞれ異なった三人の大統領が登場する映画。チャン・ドンゴン(장동건)演じる若いカリスマ大統領が心にとめる女性キム・イヨン役にハン・チェヨン(한채영)のキャスティングが決定とのこと。

 ハン・チェヨンは、2007年12月~08年3月まで上演されたチャン・ジン作・演出の演劇「不器用な人々」(日本では 2008年5月リーディング公演 がありました)で演劇デビュー。初日直前に足の骨を折るアクシデントに見舞われながら、ギプスはめて松葉杖ついて出演を強行しました。その時の舞台は私も見てるのですが、演技も演出も素晴らしかったです。当初から松葉杖をついているという設定だったんじゃないかと思ったほど(監督ご本人に確かめたら、それはない、と笑われました)。
 チャン・ドンゴンとハン・チェヨンの顔合わせは、一見美貌対決、内実は根性対決になりそうな気がします。楽しみ~。

 ちなみに、年寄の大統領はイ・スンジェ(이순재)、女性大統領はコ・ドゥシム(고두심)という記事がすでに出てますが、これは確定なのかな?

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2009.03.10

[歌舞伎]新皿屋舗月雨暈

 『新皿屋舗月雨暈』の序幕「弁天堂の場」には猫が登場します。木の陰から顔を出したり、人にじゃれついたり、人形を差し金で遣ってるのですが、ちゃんと猫らしい動きをしていて可愛かったです。
 新橋演舞場『独道中五十三駅』の「岡崎」にも猫が登場してました。天井から釣られた操り人形でしたが、器用に踊る様子がこれも不思議と猫っぽかったです。
 今月は猫の人形の当たり月なんでしょうか? 歌舞伎座『元禄忠臣蔵』には、猫、出ませんよね……。


3月8日(日)11時30分
国立大劇場
3階8列3番

 副題は「お蔦殺しと魚屋宗五郎」。タイトル通り、前半は、旗本磯部主計之助が讒言を信じて酒の勢いで愛妾お蔦を嬲り殺しにしてしまう話、後半は、魚屋の宗五郎が酒の勢いで妹を殺した殿様の屋敷へ乗り込む話。通して上演すると、旗本と魚屋、上下の酒乱を見せるという趣向がよくわかる芝居です。

 若手中心の座組ですが、健闘してたと思います。

 前半は、敵役の亀蔵が全体を引き締めて印象に残りました。さすが、この座組に入ると抜きんでますね。
 松緑(宗五郎)の酒に酔って乱れていく演技、よかったです。DV(ドメスティック・バイオレンス=家庭内暴力)を感じさせてくれた宗五郎は初めてかも。着物がはだけても足がむき出しにならないところなど、安心して見ていられました。難を挙げれば、酒を飲む前のセリフ回しがやや不自然に武張っていたこと。変化を際立たせようとしたのでしょうか。とは言え、初役でこれだけやってくれるとは。次回が楽しみです。
 孝太郎(お蔦、宗五郎女房おはま)は やはり娘より年増 の方が 役に風情がでるようです。おはま、所帯やつれしたような世話じみた味があり、はまってました。この人も今後の老け役に期待してます。
 梅枝(おなぎ)、お女中にしか見えない。すごい。今、リアルに女性っぽい女方では、芝のぶと双璧。
 亀寿(三吉)はセリフの間が今ひとつ。この役は、もっと軽く、もっと切れのよい口調でやってほしいです。
 友右衛門(磯部主計之助)、立派すぎない殿様で、実はこの芝居の役どころにはぴったりなのでは。大幹部の役者がやると、大名に見えちゃったりしますから。
 家老は弥十郎で見たかったですが、これはないものねだりですね。彦三郎はセリフが固くて、宗五郎が眠りこけちゃった後のセリフで笑えなくて残念。

 正味2時間半という上演時間もほどよく、心地よい芝居見物でした。

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現状

 現在の進捗状況。

 

 以前から進行中の企画 は、本格的に稼働し始めました。
 新規の仕事 は、打ち合わせの日取りが早まりました。
 先方からの連絡が途絶えがちだった韓国との交渉、ようやく最終段階まで来ました。
 完了直前でペンディングにしておいた仕事を仕上げねば。
 今月中にまとめておきたい原稿が一本。

 何となく、今年はあれこれと仕事が降って来る巡り合わせのような気がしてます。

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2009.03.08

大事な二つの一つ

 今日、東京メトロ・有楽町線に乗っていて、ふと、今探している本が沿線の区立図書館に所蔵されていたはず、と思い出しました。

 本は急げ 善は急げ。
 江戸川橋で下車、文京区立水道端図書館で本を一冊借りることにしました。

 結果。

Imgp6061b


 トラップはジュンク堂 以外の場所にも仕掛けられてるのでした……。

 区立図書館トラップ、過去に何度もはまってます。だって、最近の図書館、区外の人にもカード作ってくれて、区内全体で20~30冊貸してくれるんですもの。ジュンク堂と違って、タダだし。
 ジュンク堂と違う点がもう一つ。区立図書館は、10冊20冊借りても、エコバッグの景品くれません。なので、両腕いっぱいに借り出した本を抱えて、近くのコンビニへナイロンバッグを買いに走ったことも、1度や2度や3度ではありません。

 さて、このブログのタイトル「江戸と韓国と演劇と映画と」は、以前にも書いたように、ブログの中心になりそうな話題を並べたものです。
 ところが、ブログを始めてすぐに気がつきました。このタイトル、今の私をかたちづくった二大要素と言えるような、大事な二つのことが抜けちゃってるな~と。

 その一つが「本」なのです。読書、書店、図書館等々、本とそれにまつわる事ども。
 子供の頃から、本に関連したエピソードは数知れず。私は普通と思ってるのに、友人に話すとフツーじゃないと指摘されることが度々。

 大体、机周辺で山脈になってた本を昨日整理したばかりなのに、またすぐ山作っちゃうなんて、何考えてるんでしょうねぇ。まぁ、何も考えてないから借りてきちゃったわけですけれど。

 大事な二つのもう一つは……いつかまた機会を改めて書きたいと思ってます。

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2009.03.07

[歌舞伎]独道中五十三駅

 昨日、雨の中、新橋演舞場に歌舞伎を見に行きました。
 帰りに、三原橋の交差点から銀座四丁目方向をパチリ。

Imgp6047b


 屋上広告、どんどん減ってます。
 バブル崩壊後もこんな感じでしたねぇ。


3月6日(金)11時
新橋演舞場
3階1列27番

 鶴屋南北の作を昭和56年に市川猿之助が復活させた演目です。昭和59年、平成元年、平成8年と多分3回見ていて、そこそこ面白く仕上がっていた印象があります。今回は師匠の復活狂言を弟子たちが継承しての上演で、どんな舞台になるのか、期待半分、不安半分での観劇でした。

 率直に言って、芝居が薄いです。
 面白く見られるのは、今回新たに付け加えた序幕「新橋演舞場芝居前の場」と狂言回し的役割の女弥次喜多(笑三郎、春猿)が登場する場面。
 肝心の本編が薄いのです。

 プログラムに猿之助の「ご挨拶」が載っています。「今回は『独道中(ひとりたび)』ならぬ、『団体道中五十三駅』」ですとのこと。なるほど、うまいこと言うな~と感心しました。が、幕が上がってみれば、やはりこの芝居は「独道中」でなければならないのだと思いました。

 元々この復活作は、猿之助中心主義で作られています。猿之助が十八役を演じ、仕掛けと早変わりを多用した演出は外連味たっぷり。客席から見えなくても、猿之助が舞台裏を全力で走り抜け、汗を拭き拭き次の役の支度をしている様が手に取るように分かりました。猿之助の奮闘ぶりを見るのが観客の楽しみでした。

 残念ながら、右近と段治郎(猿之助の役を二人で分担)には、その楽しみがありません。見物を引きつけるテンポとメリハリに欠けてます。芝居を引っ張っり切れていないのです。岡崎化猫の場面の仕掛けと所作は面白いし、箱根大滝の場の本水使った立ち回りは派手です。でもそれだけ。大詰の早変わりも無難にこなしてます。でも「早さ」を感じない。どの場面もワクワクできないのです。

 猿之助が歌舞伎芝居に持ち込んだ「3S(スピード、スペクタクル、サスペンス)」。弟子たちが実現するには、まだまだ力不足なのでしょう。あるいは、「3S」を実現できるのは特別な才能の持ち主に限られているのかもしれません。

 それとも……私が年をとったのでしょうか。

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日向ぼっこ

 今日の東京、穏やかな日差しが春ですね。

Imgp6055  猫たち も親子揃って日向ぼっこです。
 通りすがりのおばさんが「あら~、かわいい猫だわねぇ~」と、しばし眺めてゆきました。
 癒し系です。


 こんなに可愛いのに、拾って連れて行く人がいないのは、なぜ?

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2009.03.06

散らかってしまったので

 以前からのことなんですが、良くない習慣というか、悪い癖というか……。

 仕事をいくつか並行して進めていると、あっという間に、部屋が散らかってしまいます。今使っている資料はすぐ手の届く所に置いておきたい、と思ってしまうのですよねぇ。どうしても。
 昨日は、資料作りに必要な文献の CD-ROM がすぐに見つからず、苦労しました。あちこち探して何とか見つけましたが、時間と労力の浪費ですよね、こういうの。

 この週末は、資料の整理と部屋の片付けを最優先にしなくては。

 と、ここに書いておけば、イヤでもやらざるをえなくなるにちがいない……という効果を期待して、こんな夜中にポストしてみます。

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2009.03.05

キムタクみたい?

 一昨日のライブラリートーク
 トーク終了後に、声をかけて下さった方々とお話をしていて、こんなことを言われました。

「キムタクだな、と思いながら聞いてました」

 これは意表を突かれました。「え? キムタク? 私の話のどこが? なぜ?」と頭の中は疑問符だらけ。
 でも、その方のお話を伺ってみれば、私が伝えようとしていたのはまさしくそういうことでした。それを「キムタク」と捉える発想が私になかったというだけで。

 もうひとつ、これは別のところにも書きましたが、関西出身という方がこんなことを仰って下さいました。

「江戸(東京)の話は関西と比較しながら聞けるので面白いです」

 これは「なるほど~」と思いました。東京で(それも江戸の風情が辛うじて残っていた環境で)生まれ育った私にはない視点です。どこにどんな違いがあるのか、私の方が教わりたいくらいです。

 トークの後に、よい勉強をさせていただきました。

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2009.03.03

トーク、楽しかったです

 正午のNHKニュースを見ていたら、株価は暴落、天気予報は雪。これじゃ誰も来場しないのでは……と、少々心配だった 六本木ライブラリーのトーク

 お陰様で無事に終わりました。

 会場の座席はほぼ埋まり、皆さん、とても熱心に聞いて下さいました。こちらもテンション上がりました。持ち時間目一杯、しゃべりっ放し。 

 終了後に「面白かったです」と声をかけて下さる方が何人もいて、そう仰っていただけるとやっぱり嬉しいですね。

 自分の話したいことをここぞとばかりに話しまくった、という感じでしたので、私自身、とても楽しいトークでした。話している私が一番楽しんでいたかもしれません。

 正味70分(内ビデオ12分)というのは話す側にとってはあっという間の時間で、用意していたデータや情報はまだまだあったのですが、盛り込みきれませんでした。この点だけが心残りです。
 また改めてこういう機会を持てるといいな~と思ってます。

 ご来場の皆様、ライブラリースタッフの皆様、ありがとうございました。

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2009.03.02

「夜の来訪者」にビヨンセ?W・スミス?

 昨日感想を書いた 「夜の来訪者」 に関する情報を探して、「An Inspector Calls」で google 検索していたら、こんな映像クリップ が見つかりました。

 映画の trailer(予告編)風に作った映像ですが、こういうのを洒落で作って YouTube で公開するって、よくあることなのでしょうか?

 これは、ある種の「作品」になってますね。ちゃんと。

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2009.03.01

[演劇]夜の来訪者

 芝居好きの仲間内で、「最近は役者目当てのお客さんが多いから……」とやや批判的に語られることがままあります。テレビで見てファンになった××さんを生で見るために演劇公演のチケットを取り、劇場ではひたすら××さんだけに熱い視線を送り、家に帰ると××さんを絶賛するブログ記事を書く、というようなお客さん。確かに、劇場で増えているように感じます。
 「役者目当て」自体は非難されることではないと思うのです。「役者目当て」で劇場へ行っても、芝居の演出や役者の演技をしっかり見てくれるなら結果オーライ。

 というわけで、「爆笑レッドカーペット」で高橋克実さんのファンになった(ショムニもトリビアも見てない)ワタシが、生・高橋克実さん目当てで、行ってきました。シス・カンパニー公演「夜の来訪者」。


2009年2月28日(土)18時30分
紀伊國屋ホール
F列4番

J・B・プリーストリー作「インスペクター・コールズ」より
翻案:内村直也
演出:段田安則

 某オフに参加しての観劇でした。チケットの確保、宴会の手配と、幹事さんにはお世話になりました。ありがとうございます。

 ひと言で言えば、個性豊かなキャストに幻惑されつつ、役者さんの演技を楽しんだ舞台でした。

 事前に 元の戯曲を読んでます 。今回の舞台は「翻案」とのことで、原作と今回の舞台の違いをいくつか。

◆原作は三幕もの。舞台は二幕、戯曲の第二幕半ばで分けてます。
◆原作の舞台は「1912年、イギリス・ミッドランド地方北部の工業都市ブラムリー」。舞台は「1972年、日本のどこかの地方都市」(セリフから東京でも大阪でもないと分かる)。
◆訪ねてくる男の肩書が、戯曲は「警部」、舞台は「警官」。
◆母親の設定が、戯曲では「夫よりも社会的身分は上」、舞台は「元々貧乏で二人で懸命に働いてきた」(公演パンフレットより)。

 元々、社会主義的傾向を帯びた作家による、ミステリーとサスペンスで味付けをしたイデオロギー作品です。作品の根底に「資本家vs労働者」という構図があります。
 そのため、現代の日本人には共感できない部分も多く、その一方で、「派遣切り」が社会的問題となる現代日本に通じる部分もあります。上演のタイミングがこの作品に不思議な立ち位置を与えました。企画は去年9月以前に通ってたと思うのですけれど。

 冒頭、映像を利用したタイトルが工夫されてます。田中角栄、横井庄一、浅間山荘、ミニスカート、笠谷のジャンプ、パンダ……を一瞬見せて1972年という時代を想起させる手法。幕が開くと、居間の掃除をする女中(梅沢昌代)が「喝采」を口ずさみます。

 舞台は最初から最後まで「秋吉家の居間」。訪問してきた「警官」(段田安則)の尋問に応じるうちに、工場経営者の父親(高橋克実)、娘(坂井真紀)、娘の婚約者(岡本健一)、母親(渡辺えり)、息子(八嶋智人)ら全員が自殺した若い娘と関わりがあったことが判明していきます。
 それぞれの役者さんの演技がじっくり見られる芝居で面白いです。個性的なキャストを贅沢に集めた甲斐あって、見ごたえ十分です。

 「お目当て」の高橋克実、「爆笑レッドカーペット」司会のイメージと意外に変わらず、嬉しかったです。どっちも着物姿だし。とんでもないところで渡辺えりに足踏まれて(演出)、笑い取ってるし。

 所々で、日本語脚本のセリフに違和感がありました。待遇表現のズレ(ミス?)とか、母親のセリフの不自然さ(例えば、「恐喝的に」の使い方、山手言葉と下町言葉の両方を使うこと)とか。1972年という時代設定や夫婦の人物像を意識して、あえておかしな表現を採用しているのかもしれませんけれど。

 結末は原作通り。あの「警官」は一体?という疑問は解けないし、矛盾点も指摘できるでしょうが、謎が残されたまま終わるリドルストーリーと考えれば、よくできていると思います。

 やっぱり 映画 も見たいな~。どこかに英米のビデオかDVD、ありませんか~?

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