[雅楽]春季雅楽特別演奏会
演奏するのは、雅楽の本家本流、宮内庁式部職楽部。会場は、雅楽の本丸、皇居東御苑にある宮内庁楽部。
一昨日、天皇皇后両陛下が出席したと ニュース になってました。今年の演奏会は「御結婚50年記念」「御即位20年記念」なのだそうです。
2009年4月19日(日)10時30分
宮内庁楽部(皇居東御苑内)
2階最前列下手寄り
実は、楽部での雅楽の演奏会、以前一度だけ経験してます。でも、その時は何が何やらチンプンカンプンでした。
今回は、雅楽通の友達の解説付き。悠久の時を越えて伝わる雅楽、存分に堪能しました。管絃(楽器だけの演奏)はなく、、舞楽2曲という番組構成でした。大曲の「太平楽」が演奏されるためだろう、とのこと。
「太平楽」
左方(中国系)の舞で、剣や鉾を手に舞う武舞です。穏やかな文舞の 「万歳楽」と並んで有名な曲です。即位の礼では必ず演奏される曲ですが、一般には滅多に見る機会がないらしいです。甲冑も含めた装束( ニュース記事 に写真があります)の重さは15kgだそうで、体力的に大変な曲だとか。
曲は「朝小子」「武昌楽」「合歓塩」の3曲を一具(序・破・急)にしたもので、それぞれが「道行」「破」「急」に当たります。雅楽にも「道行」があるとは知らなかった……。
初めから終わりまで、とても面白い舞でした。4人の舞人が独特のリズムのステップを踏みながら、鉾を使ったり、剣をかざしたり、旋回したりするのですが、その一つ一つが力強くて、引きつけられてしまうのです。息を詰めて、一挙手一投足を見つめ続けてしまいました。
上演時間は約40分。ですが、舞を見ている間は、時間が止まっているような感覚でした。15分だったと言われても、90分だったと言われても、あぁそうだったんだ、と思ったことでしょう。
場内に笙(?)が鳴り響いた瞬間から舞人が退場するまで、別世界に飛ばされてたような、そんな心持ちでした。
「八仙」
これは右方(朝鮮系)の舞で、4人で面をつけて舞います。鶴の舞なのだそうですが、仮面の見た目は狐? 装束の袍に鯉の文様がついているのがお茶目です。
舞自体は、ゆったりとした動きを繰り返します。凛々しかった「太平楽」と比べると、穏やかで優雅な印象。たて続けに見比べたからこそ、そう思えるのですけれど。
後半、4人全員が内向きで輪になって両手を上げる所作がありました。それまでとは全く違う動きだったので、おぉ、と思ってたら、やはりそこがクライマックス「急」にあたる箇所でした。4羽の鶴が羽を広げて飛んでいると解釈されてるようです。その後、舞は静かに収束して、舞人の退場となりました。
上演時間は約20分だったでしょうか。これも見ている間は時間が止まっていて、正確なところはよく分かりませんでした。ただただ夢見心地。
充実した演奏に圧倒されて、終演後しばらくは、何も言葉を発することができず、溜息ばかりついてました。春の日曜の午前、この上なく贅沢な時間。
誘ってくれた友達に感謝!
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コメント
チャムリエさん
宮内庁楽部、本当にさすがでした。「太平楽」の40分って結構長いと思うのですが、一瞬も飽きなかったです。
春はご招待が基本らしいのですが、秋は公募抽選だそうです。機会があれば是非!
「友達」の東下歓迎会は5月下旬の予定です。昨日、「チャムリエさんもいらっしゃるかもね~」って話してました。o(*^▽^*)o
投稿: なな(管理人) | 2009.04.20 19:54
改めてここにコメントします。
前のは消しといてください。
さすが!東京の雅楽は関西とは違いますね。会場が宮中とはええなあ。メルパルク大阪とはちょっとちがいますね。
今ひちりきやってます。そのうちに音が出ると思うのですが・・・。
投稿: チャムリエ | 2009.04.20 17:19