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2009.12.19

韓国映画情報/09.12.19

 今年の韓国映画界、独立映画の話題が尽きません。「牛の鈴音(ウォナンソリ)」に始まり「薬水場ブルース」に終わる一年となったようです。
 ウォナン・シンドロームと言われた「牛の鈴音」、日本では今日公開されました。公式サイトは こちら。また、日本公開に合わせて韓国でも再公開されるそうです。
牛の鈴音、年末日本と韓国で同時に響く
 スポーツソウル 2009.12.06

 というわけで、今回の韓国映画情報、独立映画の話題です。


独立映画旋風、今度は「薬水場ブルース」…ビックリ4週目上映
 スポーツ朝鮮 2009.12.18

 先月26日封切られた「薬水場ブルース(약수터부르스)」が好評の内に上映4週目に入り、話題となっているというニュースです。
 この作品は、製作費3800万ウォン、有名俳優は一人も出演しない超低予算映画。それが、クリスマスから年末にかけての興行シーズンに、ハリウッドのブロックバスター、韓国の大作映画と争ってスクリーンを守っているということで、注目されているそうです。

 ストーリーは、無職3年目の小心者の青年ウチョルがひょんなことから町の人たちに剣術の名手と誤解され、薬水場の救世主として立ち上がる羽目になる、というもの。

 ストーリーから想像するに、超低予算のよくできたB級映画かしらん? 私がソウルへ行く時まで上映してたら見てきたいと思います。

「牛の鈴音」に始まった2009独立映画の宴は豊穣だった
 OSEN 2009.12.09

 2009年、多様なジャンルの独立映画が話題になりました。この記事に挙げられているのは、「牛の鈴音(워낭소리、ウォナンソリ)」「息もできない(똥파리、糞蝿)」「昼間から呑む(낮술、昼酒)」「弁当(도시락)」「毒(독)」「掠奪者たち(약탈자들)」「セムト粉食(샘터분식)」「私は苦境に立った!(나는 곤경에 처했다)」「木のない山(나무없는 산)」「枯渇(고갈)」「友達の関係?(친구사이?)」「がっかりするな(기죽지 마라)」「好きで作った映画(좋아서 만든 영화)」。

 5年前には劇場公開映画の内10億未満の予算の作品は3編だったのが、2009年は低予算映画が約50編製作され、低予算映画への関心がこれまでになく大きくなった年だったとのこと。
 記事では、この趨勢を作ったのが「牛の鈴音」シンドローム と、海外の映画祭で18個ものトロフィーを獲得した「息もできない」だった、と分析しています。まぁ、それはその通りでしょう。「牛の鈴音」を「独立映画界の『シュリ』にほかならぬ」と評しているのが面白いです。

 アメリカで、低予算で作られたホラー映画「パラノーマル・アクティビティ」が対製作費7000倍以上の興行収益を挙げ、収益率ではハリウッド映画で歴代1位となった例をひきつつ、低予算映画が2010年韓国映画界の一つの方向を提示している、と記事は締めくくられてます。

 低予算映画に光が当たるようになったのは嬉しいことです。日本で見られる作品も増えてくるでしょうし。
 2010年もこの勢いが続くかどうかは、結局作品の質次第。面白い作品、期待してます。
 「パラノーマル・アクティビティ」も見てみたいけど、ホラーかぁ……どうしよう。

独立映画専用館「インディスペース」運営中断
 聯合ニュース 2009.12.17

 韓国最初の独立映画専用館「インディスペース」(ソウル・明洞・中央シネマ)が12月31日で運営を中断するという記事です。
 運営中断の理由は、映画振興委員会が委託していた運営期間が満了したため。来年以降は、運営委託先を公募で選定するとのこと。

 独立映画館がなくなるわけではないのですが、これまでと同じように優れた独立映画の上映を続けていくことができるのか、関係者の間には疑問がくすぶっている模様。

韓国独立映画を抱えて日本あちこちを駆け回る
 聯合ニュース 2009.12.19

 韓国の独立映画4編「飛べ、ペンギン(날아라 펭귄)」「ビバ!ラブ(경축! 우리사랑)」「今、このままがいい(지금, 이대로가 좋아요)」「空を歩く少年(하늘을 걷는 소년)」が日本各地で上映される、という記事です。

 これ、シネマスコーレ、シネマコリア、キノアイの共同配給による「真!韓国映画祭2009」という巡回上映企画ですね。12月26日名古屋からスタート、東京、大阪など順次ロードショーとなります。

 娯楽映画、大作映画とは一味違う秀作がセレクトされてます。映画ファンの方におすすめです。

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