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2010年1月

2010.01.31

韓国ミュージカル情報/10.01.31

 韓国ミュージカル情報、「え?あの映画がミュージカルに?」というニュース2題と、話題の舞台のOST発売決定のニュースです。
 活気ありますね、韓国ミュージカル界。不景気のはずなんですけど、どうなってるんでしょうか?


パク・チャヌク『共同警備区域JSA』、ミュージカルで再誕生
 マイデイリー 2010.01.28

 2000年に大ヒットしたパク・チャヌク(박찬욱)監督の映画『共同警備区域JSA(공동경비구역)』が、今年下半期、ミュージカルになるというニュースです。

 製作会社MUKカンパニー(무크컴퍼니)によれば、これまで南北分断問題を素材とした映画は多かったが、ミュージカルとして製作されるのは初めて、とのこと。
 ミュージカル『共同警備区域JSA』は映像技法を取り入れ、映画を見るような効果とともに、美しい自然が残るDMZ(非武装地帯)の映像と躍動感ある音楽との調和で、より大きな感動へ新たに向かう予定。ソン・ガンホ(송강호)、イ・ヨンエ(이영애)ら映画のキャストに次ぐトップスターをキャスティングするつもり、だそうです。

     *  *  *

 『共同警備地域JSA』、大好きな韓国映画の一つです。2000年当時、私は大邱に住んでましたが、私の周りでこの映画を観てない人はいなかったです。それほどに話題の映画、大ヒット映画でした。

 あれから10年、今年2010年は朝鮮戦争60年に当たり、韓国社会全体で朝鮮戦争を見直そうとする機運が高まっています。主だった映画製作社、映画監督のほとんどが、戦争映画の企画を進行中だとか。なので、女優受難の年、なんて話も漏れ聞こえてます。
(『JSA』も朝鮮戦争50年の映画なんですね。今気づきました。(^_^;)

 そんな中での『共同警備区域JSA』のミュージカル化。観たい~。
 元の映画は、南北分断という重い主題を扱いながら、エンタメとして感動できる名作。これをミュージカルとして舞台化するのは大変そう。どんな舞台になるのか、期待したいです。


『風の丘を越えて』、18年ぶりにミュージカルで再誕生! 「最高の名人、ドリームチームが集まった」
 ニュースEN 2010.01.29

 映画『風の丘を越えて-西便制-』(原題:西便制、서편제)がミュージカルになる、というニュースです。

 イム・グォンテク(임권택)監督『風の丘を越えて』は1993年に製作され、当時、単館上映で196日間、韓国映画最初の100万人の観客を動員という大記録を打ち立てた作品。

 今回ミュージカル『西便制』について、製作するP&Pカンパニー(피엔피컴퍼니)のソン・ヒョナ(송현아)チーム長は「映画や小説を基盤としてミュージカルを製作する場合、舞台上で見せる内容や形式に合わないと判断し、映画や小説を元にせず、新たな形の西便制が誕生するだろう」とし、「唱劇でないミュージカルとして製作するからには、西洋音楽を基にしたミュージカルの形式と枠に忠実に、その中で韓国の伝統と声をうまく活用して最も韓国らしいミュージカルとして誕生させる」という計画を話している。

 韓国ミュージカルの巨匠といえるイ・ジナ(이지나)氏が演出を担当して全体を陣頭指揮し、ミュージカル『私の心のオルガン(내 마음의 풍금)』『南漢山城(남한산성)』を演出したチョ・グァンファ(조광화)氏が脚本と作詞を担当する。

 ショー形式のブロードウェイのミュージカルや、スペクタクルあふれる舞台、ずば抜けた歌唱力の俳優に直接接することのできたヨーロッパのミュージカルなど、限定された作品にばかり接してきた国内の観客に「最も韓国的なものが最も世界的なもの」という真理をもう一度感じさせるミュージカル『西便制』は、韓国的な素材で我々の文化の優秀性を知らせようと、各分野最高の匠がドリームチームを作って製作にあたっている。

     *  *  *

 『風の丘を越えて』も、私が大好きな韓国映画の一つです。
 これがミュージカルになるならぜひ観てみたい舞台です。それも、映画の素材であるパンソリをベースにした唱劇の形式をとらず、西洋音楽のミュージカル形式で作るというのですから、興味津々。
 すごいチャレンジだな~と思います。

 個人的には、「我々の文化の優秀性を知らせよう(우리 문화의 우수성을 알리고자)」などと力まない方がいいとは思うのですが。それが目的になっちゃうと、舞台はつまらなくなるものなので。
 斬新で素晴らしい舞台になるか、中途半端でつまらない舞台になるか、どっちにしても注目の作品です。


ミュージカル『MOZART!』の感動をCDに製作
 オーマイニュース 2010.01.30

 記事のサブタイトルに「主管社『韓国語バージョンOST製作を準備中』…発売まで2週間ほどかかるだろう」とありまして、これが記事内容をほとんどカバーしています。

 ミュージカル『MOZART!』は、声楽曲の感じを最大限に生かしたアリアから威厳あふれる荘重なオーケストラの演奏、主人公の迫力あるソロ、ビエンナの雰囲気を表現した舞踏曲、溌剌として軽快でありながら叙情的でもの悲しい合唱など、多様な色合いの音楽を取り込んでいるそうです。

 このため、公演の感想に「韓国語のOSTとDVDが欲しい」というファンの要望が殺到しているものの、現在国内で販売されているのはドイツ語バージョンのみ、他には、パク・ウンテ(박은태)の練習場面の入った映像と音源が公開されているだけなのだそうです。

 こうした状況について、主管社(株)テアトロ(떼아뜨로)の関係者は電話インタビューで「現在、『MOZART!』OSTを準備中で、俳優のスケジュールを調整中」と明らかにし、「販売まで2週ほどかかりそう」と説明したとのことで、記者は、旧正月の連休前後には韓国語バージョンOSTに出会うことができるだろう、と伝えています。

 一方、DVDは、ライセンス公演で著作権の問題があるため、今のところ計画はないということです。

     *  *  *

 「オーマイニュース」の記者の電話取材がソースってことで、信頼性に若干不安の残る記事なんですが。

 2月中旬以降に韓国へ行く方、『MOZART!』韓国語バージョンを入手することができるかもしれません。探してみて下さいね~。

 しかし、この舞台、散々話題になってるように、主役モーツァルトはクアドラプル。どう割り振ってOSTを製作するのか、調整が大変そうですねぇ。
 日本なら、クアドラプルそれぞれのバージョンで4種類発売しそう。4種類全部買うと好きな主人公キャストのポスター貰えるとかプロモーションして。もちろん、ポスターの印刷部数の8割は東方神起のジュンスでOK。
 韓国エンタメ業界でもSMAPやAKB48はベンチマーキングしてるでしょうから、容易に思いつくはずの手法です。が、実行したらネットでボロクソに非難されるであろうことも、容易に想像つきます。

 で、どんなOSTになることやら。入手できた方、教えて下さいね。

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It's written?

1月28日(木)
 午後、古文書セミナー。『化物つれづれ雑談』の第八話は「馬をくらひし鬼の話」。鬼が「虹のごとき毒気をふきかけ」たという記述に関連して、虹のごとき気を吐く大蝦蟇、昔の虹は7色でない、「白虹日を貫く」など話題を展開。
 受講者の方から「『白虹日を貫く』と言うが、虹と太陽が同じ方向に見えることは科学的にありえない」というご指摘をいただいたのは目から鱗でした。そうですよねぇ。

 関連して、自分はどうも「大蝦蟇」のテーマに縁があるようで、そちら方面の勉強をしておかないと、と思い始めました。

1月29日(金)
 部屋の片付けと読書。

 夕方、レンタルDVDで『スラムドッグ$ミリオネア』鑑賞。昨年のアカデミー賞で話題になっていた時に見たかったのですが、なかなか劇場公開されず、見そびれていた作品です。
 ムンバイのスラム出身の青年がクイズ番組で次々と正解して1000万ルピーの賞金を獲得、不正疑惑をかけられるという粗筋は知っていたのですが、なるほど、こういうストーリーでしたか。もろネタバレになるので書けません。
 ドラマ、サスペンス、ラブストーリーの要素が精緻にかつバランスよく組み込まれていていて、面白かったです。「It's written」って「運命だ」って意味になるんですね。

 この世の出来事は、人の意志や努力までも含めて、すべてが It's written なのだろうかと、ふと思った夜でした。

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勉強になりました

1月25日(月)
 引きこもって、『週刊江戸』の校正、読書、部屋の片付け。

 夜、レンタルDVDで『プラダを着た悪魔』のスタッフが製作したという映画『幸せになるための27のドレス』鑑賞。主人公は27回も花嫁付添人(ブライズメイド、bride's maid)を務めた、面倒見のいいお人好し。ロマンチックなラブストーリーとは別に、花嫁付添人というのがどういうものか具体的に知ることができたのが収穫でした。
 アガサ・クリスティーを読んでいて、ミス・マープルが「誰々の結婚式の付添人のドレスはひどかった」等々よく言ってるのがピンと来なかったのですが、今は納得。

1月26日(火)
 昼から国立劇場で歌舞伎『旭輝黄金鯱』。長唄の「Choo Choo TRAIN」に「まねきねこダック」。さすが菊五郎劇団やってくれます。

 夕方、新宿へ出て、韓国人の知人と食事。前々から「お好きなものを持って行きます」と言われていて、「お土産はコチュジャンとテンジャン」ということになっていたのは、それはそうなんですが。各3kg入りのをぶら下げてくるとは。さすが韓国人やってくれます。

1月27日(水)
 朝から渋谷で映画『今度は愛妻家』鑑賞。豊川悦司と薬師丸ひろ子が役柄によく合ってて、面白かったです。

 午後イチで仕事の打ち合わせ。厳しいところを突かれて、勉強させていただきました。私などのために時間を割いて、あれこれ言ってくれるのが、本当に有り難いことで。
 想定していたより大きな枠組で、自分の仕事の立ち位置と取り組み方を再考しないと。

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2010.01.30

MBC「成功の秘密」 パク・ミョンソン

 先日「韓国ミュージカル情報/10.01.23」で、MBCの教養プログラム「成功の秘密(성공의 비밀)」がシンシカンパニー(신시컴퍼니)パク・ミョンソン(박명성)代表の成功物語を取り上げる、という記事を紹介しました。

 番組は予定通り昨日放送されたようで、現在 こちら で視聴することができます。
 早速見てみました。

 パク代表のミュージカルにかけた人生を再現ドラマで構成、合間に当時の関係者のコメント、本人へのインタビューが挟まります。
 俳優としての挫折と企画者としての再出発。ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』のソウル公演成功。ブロードウェイ・ミュージカルに触れ、海外ミュージカル(『The Life』)を正式にライセンス契約するに至るまでの苦労とその意義。『The Life』『Cicago』『AIDA』と次々上演した海外ミュージカル公演の成功と失敗。チャ・ボムソク(차범석)の戯曲『山火事(산불)』を原作とした創作ミュージカル『Dancing Shadow(댄싱 섀도우)』の作品性と興行不振。えーっと、あと何だっけ?(後で追加修正するかも。m(_ _ )m)

 見応えのある内容でした。

 番組構成上のお約束とはいえ、俳優としての挫折、性急なアンコール公演の失敗、創作ミュージカル『Dancing Shadow』の興行失敗など、挫折と失敗がバネになってさらなる大きな仕事に取り組んできたというのには、感銘を受けました。『Dancing Shadow』の資料を全部焼き捨てたなんて、凄い、凄過ぎます。

 個人的に、ここ数日、とある仕事での自分の立ち位置について迷ったりしていたもので、参考になったというか、考えさせられました。後でもう一度見直そう。

☆関連記事
 「韓国ミュージカル情報/10.01.23」(「ミュージカル神話」パク・ミョンソン代表、TVドキュメンタリーに製作される)

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2010.01.29

韓国の便利なサイト-チケット残席情報

 韓国の便利なサイト紹介シリーズ(?)、今回は観たい公演の残席を調べる方法です。

 日本から韓国へミュージカルや演劇を見に行く場合、チケットがあるかどうか、当日券が入手出来そうかどうか、一番心配な点ですよね。アンケートでも、残席状況を知りたいという回答がありました。

 実は、韓国のチケット販売サイトでは、誰でも、各公演の残り座席数を確認することができます。
 ここでは、インターパークチケットで、公演各回の残席数をリアルタイムで確認する方法をご案内します。

 INTERPARK 티겟

 まず、上記サイトからお目当ての公演のページを探し出します。
 話題の『MOZART!』の場合、こんなページです。

Int00

 右の方の赤丸で囲んだ所が、「좌석정보(座席情報)」の表示部分です。
 プルダウンメニューの上は「날짜(日付)」、下は「회차(回次)」。ここで、希望の日付と時間を選ぶことができます。
 (以下の画像は、クリックすると拡大画像が表示されます。)

Int01

 上のプルダウンで、こんなふうに公演日が表示されます。
 「2010年2月6日(土)」を選んでみると……

Int02

 こんなふうに、下のプルダウンメニューにその日の公演時間が表示されるようになります。
 ここで「15時00分」を選ぶと……

Int03

 うわぁ、全席完売だ~。

 では、「19時00分」を選んでみると……

Int04

 どの席種も十分に残席があることが分かります。これなら当日券が買えないという心配はないでしょう。

 この公演日時、15時は東方神起のキム・ジュンス(김준수)出演の回、19時はパク・コニョン(박건형)出演の回です。他のキャストはすべて同じ。
 こんなに差が出ますかねぇ。ま、これは余談ですが。

 「座席情報」はインターパークの会員でなくても見られます。私は韓国行きの日程が決まると、まず最初にこれで残席状況を確認してます。残席が十分あれば安心できますし、全席完売なら諦めもつきます。旅行日程を変えるとか、別の舞台を見ることにするとか、次の手を打つことも。

 あまりにもたくさん残っていると「つまらないのかな…」と勘ぐってしまったりもしますが、韓国では前売早々にチケットが売り切れるのは異例。公演3日前ぐらいからどんどん売れるというのが普通です。なので、早い段階でたっぷり残っていても、公演日が近づくにつれてみるみる残席が減って行くこともあります。

 旅行の日程、観劇スケジュールに合わせて、いろいろ試してみて下さい。残席状況を睨みつつ観劇スケジュールを組み立てるのも楽しいですよ~。

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2010.01.28

韓国型3D模索

 韓国の映画振興委員会のメーリングリスト(?)で、こんな催しの案内メールが来ました。
 『アバター』があっという間に観客動員1000万人を超え、映画界の大きなイシューとなっている韓国。対応が素早いですね~。


 「韓国型3D立体映画の可能性と未来探索
  -3D立体映画討論会とBIZ相談会-」

 日時:2010年2月3日(水)
    討論会   14時~17時20分
    BIZ相談会 17時20分~18時
 場所:韓国映像資料院 シネマテク KOFA2館
 主催:映画振興委員会(KOFA)、韓国コンテンツ振興院
 後援:文化体育観光部、韓国映像資料院

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2010.01.27

はっぴーばーすでい?

 前売初日に売り切れた、とある人気公演のチケットを、チケット譲渡サイトを通じて入手することができました。ラッキー。

 入手した後に、その日が主演の方の誕生日だということを知りました。えぇっ~!

 私は別にその人のファンという訳ではなくて……。

 当日、どんな雰囲気になるのか、興味津々。ちょと不安。

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2010.01.26

しゃぶしゃぶ

しゃぶしゃぶ

 無事に巡り逢えました。

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待ち合わせ

待ち合わせ

 待ち人は韓国人。
 日本語できません。
 来日は2度目。

 アルタ、アルタ!って叫んでればたどり着けると思うんだけど……。

 それって、韓国では通用しても、日本じゃ無理?

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2010.01.25

鰻三昧レポート

1月23日(土)
 何故か急遽鰻を食べに行くことになり、夕方から池袋へ出向きました。お店は こちら

 「串一通り」でえり・ひれ・きも・一口蒲焼・レバの串焼。さらにご主人お薦めの半落ちとしっぽ。部位ごとに違う様々な味を堪能しました。さらに心臓。まだピクピク動いているものを薬のように飲み物でごくっと飲み込みます。

Imgp70851

 続いて、関西風の蒸さない白焼き。添えられた塩は、モンゴルの塩(写真左上)と対馬の藻塩(同右上)だそうです。藻塩って復活してるんですね。和歌の世界にしか残ってないと思ってました。
 「来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くや藻塩の身もこがれつつ」。この歌、藤原定家なのね……。

Imgp7091

 最後に、蒲焼と肝吸い。肝吸いの吸い地が驚くほどスッキリしていて美味でした。こんな肝吸い初めて。もちろん蒲焼も美味しかったです。
 最後の最後に、一口分だけ残したご飯にタレをかけて、締め。う~ん、幸せ。お行儀悪くてもやめられません。

 私がいただいたお酒は、サトウキビの焼酎「キンミヤ」。癖がなくて、ストレートで一合飲み切ってしまいました。良い酒は「水の如し」と言われたりしますが、水なら飲めちゃう下戸のワタシ。
 そう言えば、先日大阪の正弁丹吾亭でも、焼酎「佐藤」の黒、すーっと一合飲んじゃったんですよねぇ。

 帰途、JRのホーム上で韓国の知人から電話が入りました、酔っ払ってて上機嫌で対応したものの、まともな韓国語がしゃべれてたか疑問です。

1月24日(日)

 前日は帰宅後即就寝。10時半に寝ちゃうなんて、何年振りやら。
 朝は8時半起床。よく寝た~。

 一日引き篭って、メール書き、資料整理、校正。

 このブログ、「食いしん坊のお芝居バンザイ」とでもタイトル変更した方がよいのではないかと、仕事の合間にしばし悩みつつ。

 夜、レンタルDVDで『プラダを着た悪魔』。よくできた娯楽作品ですねぇ。ふと気づいたこともあり、楽しめました。

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韓国の便利なサイト-乗換検索・上級編

 以前、「韓国の便利なサイト-乗換検索」という記事で、ソウル(+他都市)の地下鉄乗換の検索ができるサイトをご紹介しました。

 NAVER 地図 地下鉄路線(NAVER 지도 지하철노선)

 この乗換検索サイト、記事を読んだ方から「使いました!」「すごく便利です」ととても好評です。実際に使ってもらえて、喜んでもらえて、私も嬉しく思ってます。

 そこで調子に乗って、さらに便利に使える上級編をお届けします。前回は煩雑になるので書かなかった情報です。
 乗換検索サイトの基本的な使い方は、「韓国の便利なサイト-乗換検索」をご覧下さいね。

◇上級編その1。最速ルートが分かります。

 ソウルの地下鉄、乗換の距離が妙に長くて、不便だったり時間がかかったり場合がよくあります。路線地図上では遠回りになっても、乗換の少ない方が早く着くことがあることを経験的にご存知の方も多いと思います。

 このサイトでは「최단경로(最短経路)」「최소환승(最少乗換)」という二種類の検索結果を得ることができます。デフォルトでは「최단경로(最短経路)」が表示されますが、左上にあるタブを切り替えることで、最短距離のルートと最少の乗換のルートとそれぞれの結果を見ることができるのです。

 例えば、鍾路5街(종로5가)駅から三成(삼성)駅へ行く場合。
 上の画像は普通の検索結果「최단경로(最短経路)」、下の画像はタブを切り替えて「최소환승(最少乗換)」を表示させたものです。
 (画像をクリックすると拡大画像が表示されます。)

●최단경로(最短経路)
Subway01

●최소환승(最少乗換)
Subway02

 「最短経路」は 【鍾路5街(1号線)鍾路3街(3号線)教大(2号線)三成】 で45分。
 「最少乗換」は 【鍾路5街(1号線)市庁(2号線)三成】 で40分。

 市庁駅経由の方が、駅数も多く距離も長いのに、乗換が少なくて所要時間が短いということが分かります。
 タブ切り替えで、二つの検索結果を見比べて、より速いルート、より楽なルートを見つけてみて下さいね。

◇上級編その2。乗換に便利な乗降口が分かります。

 ソウルの地下鉄、乗り換えの便を考えずに作られてるようで、ただでさえ乗り換えに時間がかかります。少しでも乗換の通路に近いところで乗り降りして、乗換時間を短縮したいですよね。

 このサイトの検索結果には、乗換に便利な乗降口情報が記されています。

 例えば、ソウル駅からチャムシル駅へ行く場合。

Subway03

 検索結果を見ると、最初に乗る4号線の青色ラインの右に

 「빠른환승 │ 동대문역사문화공원행 1-1번(早い乗換 │ 東大門歴史文化公園行 1-1番)」

とあります。
 これは、東大門歴史文化公園駅(旧・東大門運動場駅)で4号線から2号線へ乗り換えるには、4号線の1号車1番の乗降口が通路に近くて便利、ということです。

 車両と乗降口の番号は、進行方向前方から数えてます。先頭が1号車、各車両一番前の乗降口が1番です。乗換に便利な乗降口の数字を知っておけば、ぴったりそこに乗れなくても、前の方、中程、後ろの方、どのあたりで乗ればよいか見当をつけられて便利です。

 乗換検索上級編、芝居の開演時間が迫ってる時、マチネ・ソワレとハシゴする時、役立ちますよ~。

☆関連記事
 韓国の便利なサイト-乗換検索

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2010.01.24

[演劇]母さん、旅行行く?/엄마, 여행갈래요?

 昨年末のソウル観劇、7本目の作品。
 映画『チョン・ウチ』が終わったのが14時20分近く、15時開演の劇場を目指してダッシュで移動しました。コーエックスと三成駅の人混みを掻き分け、3cmほど積もった雪に足をとられないよう恐る恐るの早歩き。無事14時40分過ぎ、劇場に到着。
 この異種演目ハシゴ、どちらの会場も最寄りが三成駅、ってとこがミソでした。この映画館、この芝居の組み合わせでこそ可能だったハシゴです。


12月27日(日)15時
ペガムアートホール(백암아트홀)
1階F列14番(6列目中央)50,000W
演出:リュ・ジャンハ(류장하)
出演:オ・ミヨン(오미연)、キム・サンギョン(김상경)、イ・スンホ(이승호)、ヤン・ソミン(양소민)、ソン・ハク(선학)、キム・ジョンヒョン(김정현)

 ミュージカル製作会社Mミュージカルカンパニーの企画で、注目の映画監督4人が舞台の演出に挑戦する「監督、舞台へ来る」の第一弾。
 演出のリュ・ジャンハは『春が来れば(꽃피는 봄이오면、花咲く春が来れば)』の監督・脚本、『春の日は過ぎゆく(봄날은 간다)』の脚本・助監督、『八月のクリスマス(8월의 크리스마스)』の助監督をつとめてる人です。

 最初にあらすじを。
 主人公ヒョンス(キム・サンギョン)は恋人(ヤン・ソミン)と旅行に行くつもりが、喧嘩してしまい、代わりに母親(オ・ミヨン)と済州島へ行くことにする。母は息子に隠しているが、医師(イ・スンホ)からガンの末期で余命わずかと告知されている。旅行中、二人は偶然出会った若い女の子(キム・ジョンヒョン)と道連れになる。母親の体調が悪いことを彼女から聞いたヒョンスは、保険会社の友人(ソン・ハク)に電話をかけ、母の死が近いことを初めて知る。旅行は二人の最後の思い出となる。

Imgp6942

 良くも悪くも映像的な舞台でした。100分強の芝居が17場。前半は、舞台中央を母と子の家のリビング、上手を居酒屋、下手を公園のベンチと空間処理していましたが、後半の旅行の場面では、暗転で場面転換する回数が増え、芝居の流れが途切れることも。また、電話の場面では、舞台に登場しない通話相手のセリフをスピーカーで場内に流したり。役者の生の演技より、音響、舞台装置、照明で場面を作っていく演出です。
 カーテンコールの後、スクリーンに映画のエンドロールのような映像を流してたので、意図的にこのような演出を採用していたのだろうと思います。

 リュ・ジャンハの演劇作品を期待した者としては、やや肩すかしというか、物足りない舞台でした。ストーリーが王道行ってますので、それなりに感動的な作品で、後半は客席からすすり泣きも聞こえてましたけれど。

 第二弾以降の監督たちは、この舞台を見たのかなぁ。どんな演出をしてくるのか、楽しみです。
 ちなみに、第二弾は、『八月のクリスマス』『春の日は過ぎゆく』の監督ホ・ジノ(허진호)が演出する『昼寝(낮잠)』。1月26日~3月28日、ペガムアートホールにて。

☆関連記事
 韓国演劇情報/09.11.24(実力派監督たち、演劇舞台に大挙移動)

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甘酒に酔う

1月21日(木)
 実家でDVDレコーダを買い替えるというので、買い物と設置に付き合うことに。

 買い物はビックカメラですんなり終了したのですが、実家に戻っての配線で大苦戦。1時間以上各種ケーブルと格闘したものの成功せず。地上波のアナログとデジタルは映るのに、衛星放送とCATV専門チャンネルがダメ。すべてCATV経由での視聴なので、同軸ケーブルで全データが入ってきてるはずなのに……。訳分かりません。

 CATVのサポートに電話して指示受けながらやってもダメで、電話サポートの方もお手上げ。結局訪問サポートを依頼しました。う~みゅ。

 夜、『週刊 江戸』の校正。

1月22日(金)
 朝から成田山詣。延べ15時間でやっと目的の資料の閲覧が終了しました。担当の方々に親切に応対していただき、有り難いことでした。

 帰りに参道で成田の蔵元「仁勇」の甘酒を1杯。美味しい~。大鍋でトロトロ火を入れてるのでアルコールは飛んでるだろうと思ったのですが、油断大敵。電車の中で酔いが回ってきました。本物の酒粕使ってるんですね。さすが蔵元の甘酒。

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 地元に戻り、ひと仕事終わった開放感とほろ酔い機嫌のせいか、TSUTAYAで映画4本も借りちゃいました。

 帰宅後、資料の整理と『週刊 江戸』校正。

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2010.01.23

鰻

 突然鰻を食べに来てます。

 メチャクチャ美味。

 これは中落ちとシッポだそうです。

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韓国ミュージカル情報/10.01.23

 演劇情報に引き続き、今年最初の韓国ミュージカル情報です。
 話題の公演2本に、ミュージカル関連のTVドキュメンタリー番組のご紹介。


アップグレードされたミュージカル『ミス・サイゴン』
 ヘラルド経済 2010.01.19

 4年ぶりに『ミス・サイゴン(미스 사이공)』が一段とアップグレードされた姿で再演されるという記事です。

 この作品の韓国初演は2006年。当時は、ツアーバージョンとされ、歌詞の翻訳で不本意な部分があったり、エンジニアがキャディラックに乗る場面が階段を歩いて降りてくるように変更されたりしていたのだそうです。
 今回の公演では、感情がよく伝わるように歌詞を変え、初演時に実現できなかったキャディラックの場面も生かしたとのこと。
 さらに、ヘリコプター場面の3D映像も強化され、ベトナムとバンコクの距離を生き生きと再現するなど、技術的な効果も一段とグレードアップしているそうです。

 2006年初演当時には、オーディションに史上最大の1100名が応募したことが話題になり、全国で25万人の観客を動員した舞台。
 今回の公演は6ヶ月間3都市のツアーとして行われ、3月13日~4月4日コヤン・アラムヌリ・アラム劇場(고양 아람누리 아람극장)、4月16日~5月1日ソンナムアートセンター・オペラハウス(성남아트센터 오페라하우스)、5月14日~9月12日忠武アートホール大劇場(충무아트홀 대극장)で公演される予定。

     *  *  *

 これ、2006年の舞台を観てます。そう言えば、キャディラックは登場しなかったなぁ。『ミス・サイゴン』の初見だったので、気づきませんでしたけど。
 ヘリコプターは、本物なのか映像なのかしばらく見分けがつかないほど精巧な3D映像でした。あれ以上にグレードアップした映像って、どんなヘリになるんでしょうか……。

 韓国での『ミス・サイゴン』って、特別な重みのある作品なんですよね。韓国はアメリカ軍に協力してベトナム戦争に参戦してますし、そもそも主人公が「キム」ですものね。
 ソウルで5ヶ月間も上演してくれるなら、必ず観る機会を作れそうです。楽しみ。


ミュージカル『ヨドクストーリー』、来月ソウル公演
 聯合ニュース 2010.01.20

 北朝鮮の政治犯収容所を舞台としたミュージカル『ヨドクストーリー(요덕스토리)』が来月公演されるという記事です。

 この作品は、脱北者であるチョン・ソンサン(정성산)氏が自身の経験を元にしたもの。2006年初演当時、北朝鮮の人権問題を扱った作として話題になりました。

 製作会社ティティエンターテイメント(티티엔터테인먼트)によれば、アメリカツアー公演15回を含め現在まで115回の公演で16万名を動員、来月のソウル公演を皮切りに5月からアメリカ、カナダ、ドイツなど海外12地域で公演する予定とのこと。

 ソウル公演は、2月9日~28日、国立劇場ヘオルム劇場(국립극장 해오름극장)にて。

     *  *  *

 これも2006年当時、見ています。
 この作品の素晴らしいところは、政治的な人権問題を取り上げた上で、ミュージカルとして水準以上の作品に仕上がっている点。しっかりとしたストーリー構成、目配りのきいたエピソード、オリジナルナンバーの歌詞と曲もよく、初演の舞台は演出・振付も楽しめました。
 このようなテーマで、エンターテイメントとして感動できる作品を作っていることに驚きました。観劇レビューを書いてますので、興味ある方は下のリンクからどうぞ。
 単なるミュージカルファンの方にもお薦めできる舞台です。

☆関連記事
 [ミュージカル]ヨドクストーリー


「ミュージカル神話」パク・ミョンソン代表、TVドキュメンタリーに製作される
 スポーツ朝鮮 2010.01.21

 タイトル直訳、何かヘンですね。韓国ミュージカルの成功神話の主、シンシミュージカルカンパニー(신시뮤지컬컴퍼니)のパク・ミョンソン(박명성)代表の人生がTVドキュメンタリーになる、という話題です。

 MBC教養プログラム「成功の秘密(성공의 비밀)」が、29日にパク・ミョンソン代表の成功ビハインドストーリーを放送する予定とのこと。

 「成功の秘密」は、一代で事業を成功させた中堅企業人たちの成功物語を取り上げてきた番組。制作チームのパク・ミラ(박미라)作家は「文化界の人物にフォーカスを当てるとなると、ミュージカル第一世代として韓国のミュージカル界を切り開いてきたパク・ミョンソン代表をおいて他にないと思われた」と述べており、制作チームは特に、ブロードウェイで公演中だった『ザ・ライフ(더 라이프)』を韓国で初のライセンス作品として舞台にかけるまでの苦闘の過程を紹介し、パク代表の粘り強さと推進力にスポットを当てる計画だそうです。

     *  *  *

 このドキュメンタリー番組、見たいな~。
 内容は、昨年2月に出版されたパク・ミョンソン代表の自著『ミュージカル・ドリーム(뮤지컬 드림)』と重複するのでしょうけれど、本を読むより面白そう。パク・ミョンソン代表の周囲の人たちも登場するのでしょうし。

 韓国ミュージカル界の裏を覗ける番組になっていそうです。

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それでも見届たかった…

1月18日(月)
 週末の大阪観劇旅行強行軍のほとぼりが冷めず、午前中はぼーっと過ごしてしまいました。
 午後から資料の整理、メール書き、読書。

1月19日(火)
 朝から成田山詣。先週に引き続き、所蔵の資料を閲覧させていただいてます。今日は「睡眠靴下」持参。閲覧室は暖房がよく効いてるのですが、スリッパに履き替えてるので足元がだんだん冷えてくるのです。
 夕方まで缶詰状態で作業。

 帰宅後、翌日の試験問題作成。

1月20日(水)
 出講先の大学で期末試験。問題は全部で4問(必修3問、選択1問)、60分では時間が足りなかった学生が多かったみたいです。

 夕方から歌舞伎座へ。前日の雀右衛門出演情報で急遽チケットを取ったのですが、大学へ行く前に こちらのブログのエントリー を読んでいて、出演はないだろうと思ってました。案の定休演。

 今回の雀右衛門の出演については様々な意見があるでしょう。
 私自身は、役者が舞台に立つ限り(その背景にある経緯や事情は不問)自分はそれを見届けたい。見届けるのが観客として自分がなすべきこと、と考えてます。
 生の舞台は一期一会、何事もまず観た上での話。

 中村又五郎の最後の舞台は「犬」の役でした。ご趣向あっての「長老の犬」。
 尾上梅幸の最後の舞台は「合邦」の玉手御前。千秋楽に見物したので、本当に最後の舞台姿を観たことになります。その3ヶ月後に亡くなりました。
 中村歌右衛門の最後の舞台は一日限りの「関寺小町」。これ観てません。兎にも角にも観に行くべきだったと、今もトラウマになってます。
 中村富十郎…はまだ現役ですが、『勧進帳』の弁慶は昨年の「矢車会」が見納めでしょう。花道の引込みを飛び六方でなく摺り足で勤める異例のやり方でした。

 中村雀右衛門の恐らく最後の舞台姿、自分の目で見届けたかったです。

 雀右衛門の出演は叶いませんでしたが、歌舞伎座の3階席に座って場内を眺めていると、しみじみと感慨が湧き起こってきました。やっぱりこの劇場はいいなぁ。この空間に愛着があります。
 さよなら公演もあとわずか。今年に入ってようやく「歌舞伎座さよなら」が実感をともなって迫ってきました。

 歌舞伎座の最後、きっちり見届けなくては。

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2010.01.22

韓国演劇情報/10.01.22

 さぼっててすいません。今年最初の韓国演劇情報です。
 来月から始まる注目の公演2本をご紹介。


劇団チャイム、6年振りに『Bオンソ』公演
 聯合ニュース 2010.01.19

 劇団チャイム(차이무)が来月2月5日から、劇団の専用劇場開館記念公演として『Bオンソ(비언소)』を上演するという記事です。

 この劇場、以前ご紹介しましたが、劇団チャイム出身のカン・シニル(강신일)、ソン・ガンホ(송강호)、ムン・ソリ(문소리)らがCM出演料を寄付して準備した基金でつくったもの。アートウォンシアター3館(아트원씨어터 3관)を賃借して、「アートウォン・チャイム劇場」としたそうです。

 劇団チャイムは、愉快で軽快なコメディを主として上演する中堅劇団。『ピオンソ(비언소、蜚言所)』は根拠のない蜚言(비언)が飛び交うトイレを舞台にした作品で、1996年初演当時には、ソン・ガンホ、ミョン・ゲナム(명계남)、チョン・ウンピョ(정은표)、パク・ウォンサン(박원상)らが出演しています。

 今回の公演は、時代の変化に合わせて一部内容を新たに脚色し、タイトルも『Bオンソ』と変えたとのこと。
 出演は、ムン・ソングン(문성근)、カン・シニル、キム・スンウク(김승욱)、イ・デヨン(이대연)、ミン・ポッキ(민복기)、イ・ソンミン(이성민)、パク・ウォンサン、チェ・ドンムン(최덕문)、オ・ヨン(오용)など、チャイムの俳優が総出演の予定。
 作・演出はイ・サンウ(이상우)。5月2日まで。

     *  *  *

 これ、めっちゃ見たいです~。2003年にも上演してるんですが、見てないんですよね~。作品も面白そうだし、今回の出演俳優の顔ぶれもすごいし。
 劇団チャイム専用劇場柿落しの機会にソン・ガンホの舞台復帰なるかと期待してましたが、それは叶いませんでした。この作品、ソン・ガンホの大学路での出世作で、映画スターへの道を切り開いた舞台だったとされてるのですけれど。見たかったなぁ。残念!
 でも、ソン・ガンホいなくても、この舞台は必ず見るぞ~!


国内最高の男優による演技対決
 -演劇『レインマン』、来る2月19日から公演

 イーデイリー 2010.01.20

 映画『レインマン』を原作とした演劇『レインマン(레인맨)』が昨年に引き続き再演されます。注目は出演俳優たち。

 まずは、韓国の第一世代ミュージカル俳優であるナム・ギョンウプ(남경읍)と韓国の看板ミュージカル俳優であるナム・ギョンジュ(남경주)の兄弟が共演。二人の共演は、1990年代初めの『愛は雨に乗って(사랑은 비를 타고)』以来、演劇の舞台では初めてだそうです。

 さらに、テレビと映画で最高の演技者としての地位を築いていパク・サンウォン(박상원)、ドラマと舞台で演技力を固めているウォン・ギジュン(원기준)のコンビも興味深いとのこと。重厚でジェントルなイメージのあるパク・サンウォンが自閉症の役で見せてくれる新たな演技、ミュージカルとドラマで演技の領域を広げているイギジュンの先輩たちへの挑戦が期待されるとしています。

     *  *  *

 これは両方のキャストを見比べたいですねぇ。全く違う舞台になりそうな予感。

 ナム・ギョンウプ、ナム・ギョンジュは演技力のあるミュージカル俳優なので、演劇での共演も見応えあると思います。兄弟共演が、前回は『サビタ』(사비타=「愛(사랑)は雨(비)に乗って(타고)」の頭文字)の兄弟役、今回は『レインマン』の兄弟役というのも面白いですね。共演というより競演かも。

 パク・サンウォンとウォン・ギジュンのコンビは、二人がどんな演技をしてくるか、演劇として普通に楽しみです。役者の芝居を見る楽しみ。いろいろやってきそうな気がしますが、さて、どうなるでしょうか。

 公演は2月19日~3月28日まで。芸術の殿堂・自由小劇場(예술의전당 자유소극장)にて。

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2010.01.21

『ビューティフル・サンデイ』アンコール公演決定!

 ちょこっとお知らせです。

 中谷まゆみ作『ビューティフル・サンデイ』が大学路の漢陽レパートリーシアターでアンコールされることが決まりました。中谷まゆみさん、映画『今度は愛妻家』の原作者として最近話題ですね。

 漢陽レパートリー版『ビューティフル・サンデイ』は2006年の韓国初演以来、観客動員数は延べ20,000人を超え、大学路(대학로、テハンノ)の人気作品の一つです。
 今度のアンコール公演は、花美男(꽃미남、イケメン)俳優として人気急上昇中のチョン・イル(정일우)がジュンソク(原作の「ヒロ」)役で演劇舞台に初挑戦するということでも注目されています。

 公演日程は、2月4日(木)~3月28日(日)。
 韓国の役者さんによる韓国語の舞台ですが、人物・場所などの設定を韓国向けに変えた以外は元の脚本を忠実に翻訳したホンになっています。生の舞台でもDVDでも、オリジナルの『ビューティフル・サンデイ』をご覧になってる方なら、十分に楽しめる舞台だと思います。日本の初演舞台のDVDは こちら で入手可能です。
 大学路の小劇場演劇を体験できるチャンスです。この機会をお見逃しなく!


Bs2010

ビューティフル・サンデイ/뷰티풀 선데이
作:中谷まゆみ
演出:チョ・ハンジュン/조한준
出演:チャン・ジュニ/장준휘、イ・サンホン/이상홍、チョン・ソナ/정선아、チョン・イル/정일우
製作:(株)ZERA、劇団漢陽レパートリー
日時:2010年2月4日(木)~3月28日(日)
    平日8時/土・日3時、7時
    月曜・2月16日・3月2日休演
場所:大学路・漢陽レパートリーシアター
    (대학로 한양레퍼토리 씨어터)
料金:35,000ウォン(全席指定)

☆インターパークチケットの公演情報は こちら
 ポスターは「open run」となっていますが、現時点での公演予定は3月28日までです。

○チケットの入手について
* 当日会場で直接購入することが可能です。
* 当日券は開演1時間前頃から販売されます。(客席への入場は開演10分前からです。)
* 前売券売切の場合も当日券が出る予定です。

○漢陽レパートリーシアターへの行き方
1 地下鉄4号線「恵化(혜화)」駅1番出口を出てそのまま直進。
2 Mr.Pizza の手前を右折。
3 20~30m進むと左側に劇場(地下1階)への入口があります。
* 劇場入口は、駐車場とバッティングセンターの手前、「源平」という日本料理店の向い側にあります。
  ↓ここです。
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2010.01.20

お陰さまで……

 デアゴスティーニの『週刊 江戸』、いろいろな方々から「買いましたよ~」「CM、見ました!」と言っていただいてまして、ありがとうございます。嬉しいです。
 お陰さまで、世間でもかなり話題になってるようです。「なぜ家康は江戸を選んだのか?」「小袖のデザインが物語る時代の波」などの記事は特に好評みたいで。

 先日ふらっと入った街中の書店で実物を見ました。入ってすぐ目の前の平台にどーんと置かれていて、びっくりでした。
 さらに、私が書店内にいた10分ほどの間にお買い上げのお客さんが3人もいて、これまたびっくり。

 テレビCMの方は、いまだに見ることができていません。『週刊 そーなんだ! 歴史編』と『週刊 フェラーリ F2007 ラジコンカー』のCMには何度も遭遇しているのですけれど。
 『週刊 江戸』、一体どの番組でCM流してるんでしょう? 『水戸黄門』とか?
 CM、一度は見たいなぁ。

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[映画]チョン・ウチ/전우치

 満員の映画館でスクリーンを見ながら、これ、市川海老蔵で見たいと思いました。主人公のチョン・ウチ、ばっちり海老蔵のニンです。歌舞伎座も閉場することですし、松竹さん、歌舞伎役者使ってリメイクしませんか? あ、自分で歌舞伎脚本書けばいいのか。
 公開26日目で観客動員数500万人突破。韓国映画、2010年最初のヒット作です。


12月27日(日)11時50分
MEGABOX・コーエックス5館(코엑스5관)
G列17番 9,000W
監督:チェドンフン(최동훈)
出演:カン・ドンウォン(강동원)、キム・ユンソク(김윤석)、イム・スジョン(임수정)、ユ・ヘジン(유해진)、ソン・ヨンチャン(송영창)、チュ・ジンモ(주진모)、キム・サンホ(김상호)、コン・ジョンファン(공정환)、ソン・ウソン(선우선)
特別出演:ペク・ユンシク(백윤식)、ヨム・ジョンア(염정아)、キム・ヒョジン(김효진)

 カン・ドンウォン演じるチョン・ウチ(田禹治)は、朝鮮時代初期の小説の主人公です。幻術を操る道士です。そのチョン・ウチと妖怪たちが500年後の現代によみがえって対決する、という趣向。

 これが面白かった~。古典ものの映像化って、今なぜそれを映像にするのかを常に問われるわけですが、この作品には明確な答があります。道士たちの様々な術が、CGによってリアルかつ幻想的に再現できるのです。ユ・ヘジン演じる犬が、人間になったり、馬にされたり。妖怪がヒュッと壺に封じ込められたり。
 さらに舞台を現代に移したことで、この幻術が、例えば朝鮮時代では道士が絵の中に封印されたのが現代では街中の液晶ディスプレイの中に入っていくと変換され、それをリアルに見せてくれます。この映像的な面白さだけでも十分楽しめる作品です。

 カン・ドンウォン演じるチョン・ウチが修行中の不良道士で、能力的にも性格的にも今ひとつ頼りにならないという設定がうまい。500年前の人物なのに、妙に現代的で魅力的。

 道士たち、神仙たち、高慢ちきな女優(ヨム・ジョンア)から犬のチョレンイに至るまで、登場人物が皆一癖あって、実力派俳優たちの個性豊かな演技の競演になっているのも見どころです。
 個人的には、観劇旅行期間中ずっと『笑の大学』釜山公演に行っていて、ソウルでは『春のめざめ』にも『笑の大学』にも出演がなく、舞台姿を見られなかったソン・ヨンチャンを堪能できて嬉しかったです。

 最後に、チラシに載るあらすじを書いておきます。
 500年前、朝鮮時代。伝説の笛「万波息笛(만파식적)」が妖怪の手にわたり、神仙たち(ソン・ヨンチャン、チュ・ジンモ、キム・サンホ)は最高の道士であるチョングァン大師(ペク・ユンシク)とファダム(キム・ユンソク)に助けを求め、妖怪を封印して万波息笛を二つに分けて二人に預ける。一方、チョングァン大師の不良弟子チョン・ウチ(カン・ドンウォン)は変身の術で騒動を起こし、神仙たちとファダムはチョングァン大師を探しに行く。しかし、チョングァン大師は殺害され、笛の片割れが消えていた! 犯人と思われたチョン・ウチは犬のチョレンイ(ユ・ヘジン)と共に掛け軸の絵に封印される。
 妖怪を捕える道士もいつしか伝説となった2009年ソウル。妖怪たちが再び世の中に現れる。神父、僧侶、占い師として隠遁していた神仙たちは、博物館の展示品となった掛け軸を探し出し、チョン・ウチと犬のチョレンイを呼び出す。妖怪を捕えたら封印から解いてやろうという神仙たちの提案に、仕方なく妖怪狩りに乗り出したチョン・ウチ。しかし、現代の世の見物にうつつをぬかすチョン・ウチは、昔一目惚れした女性と似たソ・インギョン(イム・スジョン)と恋愛ごっこまで始める始末。頭の痛い神仙たちの前に、折しもファダムが現れるが、ファダムは万波息笛の行方をめぐってチョン・ウチと敵対する……。

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2010.01.19

雀右衛門出演!

 おめでとうございます!

 今日行ってる人は幸運ですね~。メチャクチャ羨ましいです。

<追記>

 あちこちのレポート見ると、状態は決してよくなかったみたいですね。
 それでも、やはり自分の目で確かめたい。舞台は一期一会と知ってしまった者の業でしょうか……。

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雀右衛門出演?

 今日収録日で雀右衛門が準備してるとの情報が twitter に。

 もしかして、今まさに、踊ってるんでしょうか?

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[ミュージカル]スペシャルレター/스페셜레터

 以前、「シンガポールのミュージカルコメディ」の記事を書いた時、そういえば韓国で兵役を素材にした演劇やミュージカルって見たことないな~と思ってました。ネタはいくらでもありそうなのに。軍隊の内幕暴露や戯画化はタブーになってるのかなぁ、などとぼんやり考えたりして。
 でも、やっぱりちゃんと出てきてましたね。兵役ネタの小劇場創作ミュージカル。今クローズしてますが、再演されたら必見、強力オススメの舞台です。


12月26日(土)21時
大学路・SMアートホール(SM아트홀)
1階C列4番(前方下手)40,000W
作・演出:パク・インソン(박인선)
作曲・音楽監督:マ・チャンウク(마창욱)
振付:チョン・ドヨンRITSU(정도영RITSU)
出演:ホン・ヒウォン(홍희원)、チェ・ジュリ(최주리)、キム・ナモ(김남호)、ソン・ウッキョン(송욱경)、チェ・ホジュン(최호중)、カン・ジョンウ(강정우)、パク・チョンミン(박종민)

 最初にあらすじを書いておきます。
 兵役中のチョルチェ(ソン・ウッキョン)は上官に取り入るため、女性のような名前を持つ男友達ウヌ(ホン・ヒウォン)を「軍人好きな美人」と偽って兵長キム・サンホ(キム・ナモ)に紹介する。サンホからの手紙を受け取ったウヌは、チョルチェのために仕方なく文通を続けるが、ある時サンホと電話で話をするハメになり、大学の女友達スンギュ(チェ・ジュリ)に身代わりを頼む。ウヌに恋するスンギュは頼みを引き受け、わざとサンホに愛想良くして、ウヌに嫉妬させようとする。
 スンギュとウヌはチョルチェの面会に行き、スンギュは「ウヌ」と名乗ってサンホに会う。スンギュを見て騒ぐ男たちを見て、ウヌはスンギュの魅力に気づく。
 サンホとチョルチェは演芸大会で1位になって休暇を獲得、「ウヌ」に会いにやって来る。「ウヌ」としてサンホとデートするスンギュ。スンギュとサンホのデートを尾行するウヌとチョルチェ。嘘をつき通せなくなったスンギュは、「好きな人がいる」とサンホに告げる。サンホはショックを受けつつも男らしく振舞って、去ってゆく。
 ウヌはスンギュに好意を持っていた。しかし、近く兵役に就く自分が告白してスンギュを縛っては、と自制していたのだった。スンギュはウヌの真意を知り、二人はめでたくカップルとなる。

 面白かった~! 「本格明朗ミュージカル」と銘打った作品で、軍隊を舞台に、韓国の若い俳優たちの身の丈に合った物語が展開。理不尽なことだらけの軍隊生活をコミカルに表現し、兵役の絡んだ韓国の若者の恋愛事情を等身大で描いてます。
 曲と振り付けが明るく元気で、小劇場の舞台を所狭しと跳ね回るのがとにかく楽しいミュージカルです。

 演芸大会で、サンホ役のキム・ナモがピンクのブラとパンティで踊りまくります。大受け。軍隊のお楽しみ会で女装のかくし芸、やってそうですよねぇ。
 軍隊ネタで最もよく語られる「軍隊でのサッカー」。ドイツのプロ・サッカーリーグ「ブンデスリーガ」をもじって「グンデスリーガ(군대스리가)」(「軍隊」の韓国語読みは「グンデ」)と呼ばれてるそうで、「グンデスリーガ」というナンバーがありました。曲も振り付けも最高。カーテンコールでも踊ってくれました。
 敵味方を判別するための合言葉は「イ・ヒョリ(이효리)」「ネッコヤ(내꺼야)」(「イ・ヒョリ」「俺のものだぁ」)。暗号は毎日変わるそうですが、ホントにこんなの使ってるんでしょうか。笑っちゃいました。
 脇役ですが、上等兵役のチェ・ホジュンがすごくよかった。身体が切れて、芝居がうまい。くるくる変わる表情が魅力的。プロフィールを調べてみたら、この作品で韓国ミュージカル大賞の男優新人賞候補にノミネートされてました(残念ながら受賞はならず)。やっぱりねぇ。

 この作品、第15回韓国ミュージカル大賞脚本賞を受賞。2009年の第3回テグ国際ミュージカルフェスティバルで創作ミュージカル賞を取り、今年のニューヨーク・ミュージカルフェスティバルでの上演が決まっています。
 オフ・ブロードウェイに似合いそうな作品なので、ニューヨークでどんな風に評価されるのか、楽しみです。ニューヨークで見てみたい~。

 韓国の創作ミュージカル、小劇場の等身大の舞台がいいですねぇ。内容は全く違いますが、「洗濯(빨래)」に通じる作品です。

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 カーテンコールは写真OKでした。一番左がチェ・ホジュン君。

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2010.01.18

大阪観劇旅行

1月16日(土)
 一泊二日の大阪観劇旅行に出発。初日は国立文楽劇場で、第一部・第二部通しで見物の予定です。

 前日の就寝時刻は午前2時、起床時刻は午前5時過ぎ。新幹線で寝ればいいから、と思っていたのに、パソコンをネットに繋いでしまいました。結局うたた寝15分で大阪に到着。

 それでも、お正月公演の序幕は20分程度のご祝儀演目だから、と気楽に構えてたら、前日から演目入れ替えになっていて(忘れてた……)、朝イチからずっしり重い演目を休憩なしでたっぷり2時間。うわぁ~。

 夕方からの第二部は、恒例、関西在住のお友達との文楽オフ。今回は日程の都合が合わず、友達と私の二人でした。
 終演後、友達が予約してくれた法善寺横丁の「正弁丹吾亭」で美味しいお料理と楽しいおしゃべり。個室風に仕切られた席で、気兼ねなく楽しめました。いいお店だ~。

 今回お目にかかれなかった皆さま、またの機会に遊んでやって下さいね!(次回はもっと早くに日程のご相談いたします。m(_ _ )m)

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「正月田楽」、「名物みそおでん」の写真をピント合ったのに差し替えて、料理の写真を追加しました。興味ある方はご覧下さいまし。)

1月17日(日)
 大阪二日目は、松竹座で歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』を昼夜通しで見物。
 昼の部には歌舞伎友達も来ていて、幕間におしゃべり。

 昼夜通してお客さんがよく入っていて、賑やかでした。

 阪神・淡路大震災から丸15年。芝居なんて世の中が平穏であってこそのものです。新幹線に乗って大阪へ芝居見物に来られることの有り難さをしみじみ感じます。

 夜8時15分終演。ダッシュで新大阪へ向かい、最終のチケットを2本前に振り替えてもらって、帰京。
 疲れた~。楽しかった~。

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[文楽]初春文楽公演 第一部

 最後の演目『日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)』「渡し場の段」は、安珍を慕う清姫が嫉妬心から大蛇になってしまうお話。大蛇になった清姫が、男を追って日高川に飛び込み、川を泳いで渡るのが見せ場です。
 元競泳選手のワタシ、この場を見る度に清姫の泳法チェックに余念がありません。今回の清姫は、日高川をほとんどバタ足で泳ぎ切りました。マイケル・フェルプス顔負けの脚力です。
 いつだったか、バタフライの清姫もいました。バタフライは最もスピードが出る泳法なので、最後まで体力が持つなら正しい選択。とは言え、流れる川をバタフライで横断するなんて、普通は絶対無理です。
 向こう岸までバタフライで泳ぎ切った清姫に、嫉妬に狂った女は怖い……と呟いたものでした。

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 国立文楽劇場ロビーに飾られた本物のにらみ鯛


1月16日(土)11時
国立文楽劇場
12列36番

『伽羅先代萩』
「竹の間の段」
 太夫の声が出てないのは、朝イチだから? 昨日から昼夜演目入れ替えで、スケジュールが変わったばかりだから? それでもきっちりコンディション整えてくるのがプロですよね。
 政岡の松香大夫、八汐の咲甫大夫はよかったです。宗助の三味線、音に奥行きがあるようで、面白いなぁと思いました。音が変わって来てるので、このところ注目してます。

「御殿の段」
 切の住大夫、年々パワーが落ちつつも、やはり上手いです。そのため、住大夫の持ち場でついうとうとしてしまうことが多くなりました。贅沢なことです。
 奥の津駒大夫、すごく良い部分とそうでない部分とまだらでした。最初から最後まで良い時の語りで通せれば凄いと思うのですが。

『お夏/清十郎 寿連理の松』
「湊町の段」
 十人の人物が次から次へと登場するのですが、嶋大夫がきっちり語り分けて、安心して観られました。

『日高川入相花王』
「渡し場の段」
 脇役の船頭が素晴らしかったです。津国大夫の泥臭さのある語り、清志郎ののびやかな三味線、幸助の大きな振り、三業揃って、楽しく聴きごたえ見応えのある役になってました。面白かった~。

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2010.01.17

幕間の夕食

幕間の夕食

 せっかくなのでご当地のものを。

 松竹座隣「はり重」のビフカツサンドです。
 開演前に予約すると、幕間の時間に合わせて作っておいてくれます。

 ロビーの照明のせいで写真の色がヒドイですが、超美味。

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開場前に着いちゃった

開場前に着いちゃった

 今日はここ、松竹座です。坂田藤十郎の『仮名手本忠臣蔵』。

 スタバでコーヒー買って来よう。

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2010.01.16

正月田楽

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 法善寺横丁・正弁丹吾亭の名物みそおでんです。

 お料理どれも美味しかった~。

 おしゃべりも楽しかった~。

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正月文楽

正月文楽

 大阪の国立文楽劇場です。

 幕開き三番叟が終わりました。にらみ鯛の下で舞い踊る三番叟、格別です。

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2010年お年玉

1月12日(火)
 10日夜に掲載した「初めての韓国演劇」アンケートへのご回答を次々といただき、お礼のメール書きに追われました。ご協力下さった皆様、ありがとうございます。

 引き籠って地道に、来年度の講義のシラバス作成、文献調査のための下調べ。

1月13日(水)
 浅草歌舞伎第一部、第二部。合間に観音様にお参り。松が取れて1週間近く経つのに、結構な人出でした。

 帰宅後は古文書セミナーの予習。

1月14日(木)
 午後から古文書セミナー。新年最初の講座なので、「お年玉」を用意しました。昨年暮に、早稲田大学・演劇博物館へ行った際に見つけた絵ハガキです。

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 画像は こちら からお借りしました。

 演劇博物館所蔵の資料で、「人魚」発見のニュースを伝える文化二年の瓦版の絵ハガキです。
 昨年から読んでるテキストが『怪物(ばけもの)つれづれ雑談』という「化物」の話なので、図柄がピッタリ。しかも、この瓦版には「此魚を一度見る人は、寿命長久し、悪事災難をのがれ、一生仕合よく、福徳幸を得るとなり」とあって、新年のお年玉にピッタリ。
 セミナーではこのくずし字を読んで、「人魚を見ると一生幸せになるとありますが、この絵ハガキでも1年ぐらいは効果があると思いますので」なんてお話をしました。
 ブログのデジタル画像でも、皆さまに「福徳幸」の効果が1ヵ月ぐらい続くことをお祈りしてます。

1月15日(金)
 朝から成田山新勝寺へ。市川団十郎ゆかりのお寺です。ここを訪問するのは二十年ぶりぐらいでしょうか。前に来た時の記憶が全くありません。境内、こんなに広かったっけ……。

 表参道はきれいに整備されていて、歴史と伝統の香りを残しつつ洒落た観光地になってます。地元の名産品を商っている楽しそうなお店があちらこちらに。行きはお店を横目に通り過ぎ、帰りにさぁ寄ろうと思ったら、ほとんどのお店が閉店してました。がっかり。

 夜、雑用をさっさと片付けて早寝しようと思っていたのに、テレビでやってた『プラダを着た悪魔』を見てしまいました。 アン・ハサウェイの変身ぶりを見るのも楽しいし、メリル・ストリープが素敵に格好よくて。以前DVDで見てるのですが、吹き替えで見ると微妙なニュアンスまでよく分かって面白い。もう一度DVDで見たくなっちゃいました。
 こうして、見たいものばかりどんどん増えてゆく~。

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2010.01.15

[歌舞伎]正月歌舞伎座 昼の部

 前日夜の部に続いて昼の部。正月の歌舞伎座はいいですね。毎年同じ飾り付けですが、毎年楽しみ……でした。

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1月5日(火)11時
歌舞伎座
3階2列11番

『春調娘七草』
 正月の序幕、お屠蘇気分で見られたのでよしよし。

『梶原平三誉石切』
 幸四郎の梶原は普通によかったです。淡々とやってる感じで、変な芝居がなくて嬉しい。
 その割に、感銘が薄かったのは、多分東蔵の六郎太夫が何だか納得行かなかったから。東蔵、どんな役が来てもそれなりに勤めるので重宝に使われて役がついてしまうのでしょうけれど、いろいろな役をやり過ぎてるような気がします。本人のニンが曖昧になってしまったような。
 今回秀調がつとめた剣菱呑助も、最近気に入る人がいないです。鶴蔵の呑助、面白かったなぁ。

『勧進帳』
 団十郎の弁慶、梅玉の富樫、勘三郎の義経。富樫と義経、逆で見たかったかも。珍しい配役が見られてよかったとも思います。
 勧進帳読み上げで、弁慶と富樫が対峙する際の緊張感がよかったです。

 団十郎の弁慶、襲名の頃にはあんなにくぐもってた声が通るようになり、あんなに不器用だったのが人柄と感じられるようになり、上手くはないのに他の役者には真似できない大きさがあります。歌舞伎十八番はやっぱりこの人。

『松浦の太鼓』
 正月になぜこの芝居?ということを置けば、吉右衛門、こういう気のよい役は上手いな~と思います。
 歌六の其角が達者。洒脱な俳諧師の雰囲気がよくでてました。こういう味わい、若手にしっかり受け継いでもらいたいです。

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はるばる

はるばる

 成田山新勝寺です。

 朝、乗換駅の立食いそば屋でたぬきそばを食べたきり、夕方まで飲まず食わず。お腹ペコペコです。

 これから参道のお店で鰻食べます。

 名物にうまい物なし。
 空きっ腹にまずい物なし。

 真実はどっち?


<追記>

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 美味しうございました。あっという間にたいらげちゃった。

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2010.01.14

ソウルC級グルメ-屋台で間食編

 ソウルC級(?)グルメ、第二弾は屋台です。タイトルは「間食」としましたが、ホットック以外は食事代わりに近いです。芝居見る前は軽く済ませないとね。

・ホットック(호떡)

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 もちもちしたパンのような生地の中に黒蜜の入った甘いスナック。大好き、大好物のおやつです。。
 たっぷりの油で焼いたものが多いのですが、ここ、大学路・東崇アートセンターの近くの屋台(背景のトラックがそれです)は「昔風ホットック(옛날 호떡)」といって、油を使わない素焼きのホットックです。1個 500W。あっさりしていて、何個でも食べられそう。

 以前ホットックを自分で作ってみた時のレポートは こちら

・ティギム(튀김、天ぷら)

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 よりどり5個 2,000Wの天ぷらです。イカ(오징어)、さつまいも(고구마)、餃子(만두)、のり巻き(김말이)、あと一つは何だったかなぁ。写真を見ても分かりません。
 のり巻きに衣をつけて揚げちゃうって面白いですよね。美味しいです。好物。

 こんなふうに、トッポッキ(떡복이)のタレをかけてくれるのが普通です。ボリュームずっしり。
 サービスのよい屋台だと、さらに、タレと一緒にお餅とおでん(練り物)を一つずつ入れてくれたりすることも。

・トッカルビ(떡갈비、餅カルビ)

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 お餅(떡)を芯にひき肉(갈비?)を巻き付けて焼いたものです。ひき肉の脂っこさがお餅でやわらげられていて、美味しかったです。腹もちもよくて、1本で夕食代わりになってしまいました。プレシアター・ディナー(?)のリスト入り決定。

 背景に映ってるのは、右がトッカルビ、左がタッコチ(닭꼬치)という鶏の串焼き。どちらも1本1,500Wです。タッコチはあちこちで見かけるのですが、トッカルビは初めてでした。他の屋台では見かけなかったし、この屋台独自の新メニュー?
 屋台はどこも同じものを売っているようで、よく見ると珍しいメニューがあったりするんですよね。

 ちなみに、本来「トッカルビ」は、牛肉と豚肉を刻んで餅のように平たく伸ばして焼いた料理。ハンバーグのようなものです。光州の名物料理で、光州には「トッカルビ通り」があるほどです。2006年に光州へ行った際に「トッカルビ通り」でトッカルビ食べてきました。お暇な方は こちら をご覧下さいませ。韓国在住時のHPの旅行記です。

・コンナムルパプ(콩나물밥、豆もやしご飯)

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 これは屋台でなく、忠武アートホール近くの「キムパプ天国(김밥천국)」で食べた夕食メニューです。ご飯の上に豆もやし、サンチュ、牛ひき肉、海苔がのっていて、ビビンパプ同様、全部まぜて食べます。このお店の味付けはコチュジャンでした。醤油味のこともあります。

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 混ぜるとこんな感じ。まだ混ぜ足りてないです。
 ビビンパプよりさっぱりした味で、私の好物の一つです。

 ソウルC級グルメ、好物ばっかりです、ワタシ。

☆関連記事
 ソウルC級グルメ-市場で朝食編

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2010.01.13

[演劇]ママたちのおしゃべり/엄마들의 수다

 芝居の冒頭で、役者が最前列のお客さんに話しかける演出がありました。その場面での会話。
俳優「つわり(입덧)、大変だったでしょう?」
観客「えぇ。」
俳優「つわりの時、何が食べたくなりました?」
観客「ポンテギ(번데기)が食べたかったです。」

 えぇっ? ホントに?(もしかしてサクラ?とも思いました。)
 後でネット検索したら、「妊娠5か月ですがポンテギ食べたくて…食べて大丈夫でしょうか?」「つわりがひどいので、さっき買って来たポンテギを夕食にします」といった記事がゴロゴロ出てきました。
 つわりにポンテギとは……恐るべし韓国ママ。

 「ポンテギ」って何だろう?と思ってる方、覚悟した上で こちら をクリック!(食事中、その前後は避けることをお勧めします。)


12月26日(土)18時
東崇アートセンター・小劇場(동숭아트센터 소극장)
全自由席(後方センター)35,000W
原作: Linda A. Carson、Jill Daum、Alison Kelly、Robin Nichol、Barbara Pollard、Deborah Williams
脚色:チ・イソン(지이선)
演出:イ・ソンウォン(이성원)
出演:チョン・ジェウン(정재은)、キム・ミニ(김민희)、チョン・スヨン(정수영)、キム・ロサ(김로사)、ヨム・ヘラン(염혜란)、イ・ソニ(이선희)

 「演劇熱戦3」二番目の作品です。

 舞台は病院の待合室。ここに、性格も環境も異なる6人のママたちが入れ替わり立ち替わり登場し、ある時は2~3人で、ある時はひとり言で、おしゃべりをしていきます。
 子供のためなら自分が死ぬことだってできると、献身的な愛情を注いでいるママ。よそのママには負けたくない、マクラーレンのベビーカーが自慢のママ。子供に怪我をさせてしまい、心配でいても立ってもいられず、ひたすら自分を責めるママ。ママたちの「おしゃべり」を通して、「ママ」の喜び、悩み、楽しさ、不満が描き出されていきます。
 場面は全く変わらず、待合室の「おしゃべり」ですべてのエピソードが語られる芝居なので、かなりの語学力が必要です。途中何度か話から落ちこぼれました。ここ数年で一番理解度低い作品かも……。

 それでも、6人の女優がそれぞれに個性を発揮していて面白かったです。客席にもとても受けてました。観客は女性が中心ですが、中年カップルもちらほら目立ち、なぜか男性客にすごく受けてました。

 原作は『Mom's the Word』、作者として6人の名前が記されています。プログラムによれば、この6人の女優たちが、結婚後、毎週土曜の朝に集まっておしゃべりをしていて……自分たちの結婚生活と育児への愚痴を元にこの作品を創作してしまったのだそうです。
 女同士の愚痴のこぼし合いから芝居の脚本書いちゃうとは……恐るべしカナディアンママ。

 最後に、プログラムに載る「シノプシス」を翻訳掲載しておきます。

 結婚、出産、育児、結婚生活……
 すべてのことから1秒でも逃れて、ぐっすり眠りたいママたちのおしゃべり!
 かつてはスリムでキレイだった彼女たち、出産後には一変した人生を生きるママたちの右往左往の子育てストーリー。
 出産の苦痛と感動、具合の悪い子供に感じる強い母性愛、1分1秒でも目を離すことができない育児の難しさ、出産後の夫とのベッド上の悩みまで……
 毎日毎日想像できない事件がママたちを待っている。
 子供たちが育つにつれ、初めて母親になる瞬間に感じたあの恍惚感は次第に薄れていくが……
 一体彼女たちにはどんなことが起きているのだろうか?

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吉例のケーキ

ケーキ

 浅草歌舞伎第二部、終わりました。

 毎年恒例のアンジェラス。チョコとホワイト両方行っちゃいました。年に一度だから……と言い訳しつつ。
 美味。

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観音様

観音様

 浅草歌舞伎第一部の後、お参りに来まして。

 これから浅草歌舞伎第二部です。

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2010.01.12

2010年座右の銘

1月8日(金)
 2つ年下の後輩から年賀状が届きました。母校に戻って大学院博士課程に在籍中です、という近況報告付き。あれ? 彼女、正規の研究職ポストについてたはずだけど……。

 こういうニュースに接して、「大丈夫なのかな?」と心配するより「がんばってるなぁ、すごいなぁ」と感じるワタシは、安定した職場に一生縁がないような気がします。
 今どき「安定した職場」がどこにあるのか、という問題はさておき。

1月9日(土)
 「人生修行は忍の一字」というタイトルのメールを拝受しました。う~ん、参った。
 仕事の必要上ちょっとやらないといけないことがあるのですが、それが私の最も苦手とするところだってことを見抜かれてのお言葉。御慧眼、恐れ入ります。

 「人生修行は忍の一字」、2010年の座右の銘にします。

1月10日(日)
 午前中は、電話かけたり、メール書いたり。
 午後から、読書と調べ物。

1月11日(月・祝)
 朝目覚めたら9時40分。うわああああっ! 新橋演舞場昼の部(11時開演)のチケットを取ってあるのに~。
 大わらわで支度してダッシュ。何とか開演には間に合いました。

 ハシゴで歌舞伎座夜の部再見。休演中の中村雀右衛門の出演が叶ったら、もう一度観に行くことになるのだろうな~。
 まぁ、幕見で一幕だけ観ればよいのですけれど、それはそれで行列できそうです。3階席買って、「春の寿」だけ観て、あ、せっかくだから「車引」も観て、それなら「道成寺」も観たい。「切られ与三」はパスしてもいいけど、後であの時の芝居はよかったねぇ、なんて話を聞いたら悔しいかも。でも、全部観るのは時間的に厳しいし、やっぱりここはがんばって幕見の行列に並ぶ方が……。
 取らぬ狸の皮算用ならぬ、出ない雀右衛門の見物計画立案中。

 相変わらず午前2時就寝の日が続いてます。もっと早寝しなくては。

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[歌舞伎]正月歌舞伎座 夜の部

 久しぶりの、そして恐らく最後になるであろう歌舞伎座の中村雀右衛門を観るべく、三日目・1月4日のチケットを取りました。初日から数日は出演するだろう、御社日(劇評家の観劇日)は三日目だろう、その日は出演の可能性がより高いだろう、と予想しての選択でした。
 結果、三日目=御社日は当たりでしたが、雀右衛門は初日から休演でした。
 11日夜時点の情報で、初日から代役を勤めている魁春はあくまで「代役」、体調がよくなれば雀右衛門が出演する、実際どうなるか現時点では分からない、とのことです。


1月4日(月)16時40分
歌舞伎座
1階桟敷席・東7-1
<再見>
1月11日(月・祝)16時40分
3階2列17番

『春の寿』
 雀右衛門出演のための新作長唄舞踊です。歌詞も振りも、雀右衛門仕様。
 幕が開くと、梅玉と福助の踊り。その後、大セリで魁春と若手役者たちが登場。魁春は、中央の一畳台の上の蔓桶に腰をかけた形。
 魁春、4日は蔓桶に座ったまま、最後まで上半身のみの振りでした。三日御定法の代役のお約束に従い、本役の雀右衛門がするはずだった通りの振りでしょう。魁春の行儀のよさは本当に立派だと思います。その一方で、雀右衛門、もうこれしか動けないんだな~と、舞台にいない雀右衛門に想いを馳せた舞台でした。
 11日再見の際は、開幕前に「雀右衛門休演につき代役魁春」のアナウンスが入りました。セリ上がりの後、魁春は立ち上がって一畳台から下りて、本舞台中央での所作。居所はほとんど変わらず、上半身主体の振りで、踊り終わると蔓桶へ。幕切れは蔓桶から立ち上がり、その場での所作でした。
 念のため、幕間に場内スタッフの方に、魁春は「本役」になっているのかどうかを尋ねたところ、冒頭マクラに記したようなお返事をいただきました。

『菅原伝授手習鑑』車引
 桜丸の中村芝翫は82歳で初役、時平の中村富十郎は81歳で初役。歌舞伎って奥が深いです。
 この初役、芝翫の桜丸が立派の一言。むきみ隈の大きな顔も立派、柔らか味を内に秘めた力強い芝居も立派。荒事の桜丸です。「車引」の桜丸ってこういう役柄だったんですね。桜丸が曽我五郎や助六と同じ「むきみ隈」をとることに、初めて納得が行きました。今まで見て来たナヨナヨ桜丸は何だったんだろう……。
 述懐のセリフも素晴らしく、後の「賀の祝」の悲劇を予感させる芝居でした。
 梅王の吉右衛門、「来い~」の一声で軽やかに花道を踏んで入る様が、これまた「子供の心で」言われる荒事の梅王。こちらも「賀の祝」の喧嘩場を想起させる稚気あふれる芝居でした。
 松王丸の幸四郎も堂々たるもの。
 この三人でこのまま「賀の祝」を観たかったです。

 4日は桟敷で斜め横からの見物でした。この演目を正面から観たくて、11日の再見となりました。

 時平の富十郎は11日の方が元気だったような。歌舞伎座の場内に朗々とセリフが響き渡りました。藍隈を取らないのは昔の例を調べての工夫だそうです。こっくりした古風な趣の三つ子と、藍隈も舌出しもない妖気溢れる時平の対照、大顔合わせの大舞台でした。

『京鹿子娘道成寺』道行から押戻しまで
 最初から最後まで、丁寧に踊ってました。どの場も水準以上というのが勘三郎の凄いところです。逆に、この場は勘三郎がピカイチと際立つところがないのが残念でもあるのですが。
 押戻しの団十郎、団十郎らしい大らかな明るさがやや欠けていたような。4日も11日も。それでも、正月早々に団十郎の押戻しを観れば、めでたく清々しい気分になれて、嬉しいものです。

『与話情浮名横櫛』見染・源氏店
 見染の場、与三郎の染五郎、お富の福助、よかったです。互いに一目惚れした「見染」の瞬間、周囲の時間が止まり、二人だけの世界になってる感じがよく出てました。錦之助、京妙、芝のぶの芝居がいいのも一因でしょう。

 源氏店。染五郎、姿がいいですね~。ただし、セリフは妙に間延びしてます。4日は何だかダレちゃって所々で居眠りしちゃいました。11日は少しよくなってましたが、たっぷり過ぎるセリフが数か所。与三郎は江戸っ子なんだから、歯切れよくトントンと行ってほしいところ。
 この場の福助は、なぜか玉三郎が何度も頭に浮かびました。鼻にかかった発声のセリフ回しが似てるのかしらん。
 弥十郎の蝙蝠安がすごくいいです。この場を観てるだけで、なるほど、タカリってこうやれば相手からお金を引き出せるんだ、と勉強になるほどに。煙草をねだるのも、これまでは、一服と言って煙草入れ一杯に貰ってるものとだけ思ってました。でも、弥十郎の蝙蝠安は、ここで煙草を出させることで、続いてお金を出すのにも抵抗が少なくなるように仕向けてるのだと感じました。蝙蝠安だけでも十分面白く見応えありました。
 
 幕切れは、多左衛門が自分の兄と気づいたお富の所へ与三郎が飛び込んできて、「生涯お前を離さねぇぞ」と抱き合って幕。
 幕切れのこのセリフ、個人的にはあまり好きでないパターンなのですが、染五郎には似合ってました。

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 歌舞伎座さよなら名物9(桟敷席)

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『週刊 江戸』創刊!

 以前ちょこっとお知らせしましたデアゴスティーニの『週刊 江戸』、本日創刊です。
 上のリンク先で、現在放映中のテレビCMが見られます。どこで放映してるのかなぁ。実際のテレビではまだ見てません。テレビ、あまり見ないので……。

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 「最新号・バックナンバー」では、創刊号はもちろん、5号までの目次が見られます。
 昨年中に先行テスト販売を実施してるので、そのあたりまではもう現物が出来てるのです。

 「江戸時代」というワンテーマ・マガジンなのに、毎号多様なテーマで情報満載。よく掲載許可取れたな~と思うようなビジュアル史料も豊富。しかも、週刊。
 制作側は、四苦八苦七転八倒の 大奮闘の日々です。

 大政奉還の日まで、がんばります……。

☆関連記事
 江戸時代のすべて『週刊 江戸』

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2010.01.11

ハシゴ中

ハシゴ中

 東銀座のルノアールで「銀座プレート」なんてメニューを頂いてます。3種類のケーキ・サレ。銀座限定メニューらしいです。

 新橋演舞場昼の部から歌舞伎座夜の部へ、ハシゴ途中の寄り道です。

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2010.01.10

アンケートにご協力を!「初めての韓国観劇」

 最近、このブログをご訪問下さった方から、いろいろ質問を頂くことが増えました。
 「チケットはどこで買えますか?」「大学路で演劇を見たいのですがお勧めの舞台がありますか?」「韓国で初めて観劇するのですが、大丈夫でしょうか?」等々。

 ご質問にはできるだけお返事するようにしています。
 が、私自身の韓国での観劇経験は在住時に培われたものですので、日本にいらっしゃる方とは異なった経緯をたどっています。日本から韓国へ公演を見に行こうとする方がぶつかる壁に、実はほとんどぶつかってないのです。そもそも、何が障害になるのか、実感としてよく分かってなかったりします。
 そして、よく分かっていないことは、質問されてもお答えできないわけでして……。

 そこで、分からないことは直接訊いてしまおう、とアンケートを作ってみました。題して「初めての韓国観劇」。

 このブログに遊びに来て下さってる方の中には、韓国で観劇経験のある方が相当数いらっしゃると思います。韓国で初めて公演を見た時のことについて、下記アンケートにご協力いただけませんでしょうか。
(早速メールでご回答いただいてます。ありがとうございます。引き続きご回答をお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 1月11日15時30分追記)

 回答は、この記事のコメント欄にご記入下さっても、私宛のメール atkato@nifty.com (@を半角に!)でお送り下さっても構いません。無記名でも結構です。

 頂いた回答は、韓国での観劇に役立つ情報を共有するための参考資料とさせていただきたいと考えており、現状を少しずつ良い方向へ動かしていくきっかけにできればと思っております。適当な時期に全体の傾向をこのブログでご報告させていただくつもりですが、回答内容を他所へ伝えたり、個々の回答を取り上げて云々することはありません。

 物好きな方、韓国での観劇についてこの機会に熱く語りたい方のご協力を心からお待ちしております。
 どうぞよろしくお願いいたします。


以下をコピペして、回答例に代えてご自身の回答をご記入下さい。回答例の形式にこだわらず、自由にいろいろ書いて下さって構いません。

アンケート「初めての韓国観劇」

Q1 韓国で初めて見た公演* は何でしたか?
* ミュージカル、演劇、オペラ、バレエ、コンサートなど何でも可。
例)ミュージカル『地下鉄1号線』/東方神起コンサート

Q2 それはいつ頃のことですか?
例)2001年秋頃/2009年2月

Q3 同行者はいましたか?
例)一人で見た/友達と4人で

Q4 その公演を見ようと思ったのはなぜですか?
例)韓国ミュージカルが面白いと聞いて/出演者のファンだったから/同行者に連れて行かれた

Q5 その公演の情報はどこで入手しましたか?
例)ミュージカルファンのホームページで紹介されていた/チケットリンクで探した

Q6 その公演のチケットはどのように入手しましたか?
例)当日券を現金で/韓国人の友達に頼んだ

Q7 これまでに韓国旅行の経験は何回くらいありますか?
例)10回

Q8 韓国で初めて公演を見たのは何回目の旅行の時でしたか?
例)3回目

Q9 初めて韓国へ行った時、旅行の手配はどうしましたか?
例)旅行会社のパッケージツアーを利用/同行者が手配してくれたので分からない

Q10 観劇目的で韓国へ行く時、旅行の手配はどうしていますか?
例)格安のツアーを利用/飛行機とホテルを自分で手配している

Q11 韓国での観劇に関連して、困ったこと、難しかったこと、できなくて残念だったことなどがありますか?

Q12 その他、韓国での観劇または観劇目的の韓国旅行について、何でもどうぞ。


 ご協力ありがとうございました。

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ソウルC級グルメ-市場で朝食編

 昨年暮れのソウル旅行で食べたもののご紹介。
 前回のB級 に続き、今回はほとんどC級グルメです。

 まずは市場での朝ごはんをご紹介。今回は宿が鍾路5街(종로5가)で、すぐ近くに広蔵市場(광장시장)があったため、朝ごはんは市場で食べようと決めてました。

・ピンデトック(빈대떡)

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 緑豆の粉で作ったお好み焼きです。具はお店によっていろいろ。ここのはモヤシがたっぷり入ってました。醤油味のタレをつけて食べます。軽食としても、焼酎やマッコリのおつまみとしても人気の料理。私の大好物の一つです。
 直径30cm近いので、二人で食べるとちょうどいい量です。食べきれなくて、半分お持ち帰りにしてもらいました。1枚4,000ウォン。5枚買って持ち帰るおばさんもいました。

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 こんな風に焼いてます。左手前の一口サイズは試食用。

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 写真の真中、挽き臼で豆を挽いてるのが分かるでしょうか。水に漬けた豆をこの場で挽いて生地の材料を作ってます。

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 帰りに、お尻が暖まってることに気づいて、座っていたベンチを見たら、電気マットが敷いてありました。屋台のお店なのに本格的。
 この屋台、市場の目抜き通りが交差する、一番良い場所にあります。権利金、かなり高そう。市場で有数のお店なんですね。実は市場内に店舗も構えているようです。
 でも、屋台で食べる方が美味しいですよね~。

・チャンチククス(찬지국수)

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 温かい素麺です。すぐに出てきて、小腹が満たせて、身体が暖まる嬉しい料理。鉄道の駅や長距離バスのターミナルでもよく見かけるメニューです。
 汁は具のおでん(오뎅)の汁をそのまま使ってます。油揚げみたいに見えるのが韓国の「おでん」です。要は魚の練り物。
 記憶が不確かなのですが、3,000ウォンだったかな。

 最終日の朝8時半過ぎ、市場はまだ準備中の時間帯でした。それでも、市場で働く人のために早朝から食べ物や飲み物を出すお店があるわけで、このチャンチククスの屋台もその一つでした。

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 これはカルグクス(칼국수)という手打うどんの屋台で、麺の生地を練っているところです。20歳前後の若いお嬢さんでした。お家の商売のお手伝いかな? なんて思ってると、実は娘さんが屋台を切り盛りしてる、ということもままあります。

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 こちらはマンドゥ(만두)という水餃子の屋台で、マンドゥの中身の仕込みの真っ最中。皮も手作りしてました。

 他にも、山のような野菜を刻んでいる屋台、カボチャや小豆のお粥を炊いてる屋台、お湯を沸かした大鍋に食器を入れて器を温めている屋台、などなど。
 この市場、すべてのお店、屋台の準備がオープンするのは、11時半頃です。

・茶店(찻집)

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 その場で飲み物を飲めるお店です。
 サンファ茶(쌍화차)をいただきました。700ウォン。インスタント粉末に熱湯を注いだだけのものですが、コンビニのサンファドリンク より濃くて、効き目がありそうな感じ。他のメニューは、コーヒー(커피)、紅茶(홍차)、生姜茶(생강차)、ゆず茶(유자차)など。市場で働くおじさん、おばさんが続々立ち寄って、世間話に花を咲かせてました。
 私は紙コップだったけど、おじさん、おばさんたちはマグカップで飲んでたな~。常連さんと一見の差?

 それにしても、一杯700ウォンって、最近の相場で日本円に直したら、50~60円です。紙コップにインスタント粉末入れて、お湯を注いで、55円。一日に何杯くらい売れて、どれだけの売り上げがあるのでしょう。
 長年ここで商売してる屋台のようですから、それなりの稼ぎがあるってことなんですよね。もちろん、韓国基準の「それなり」ですが。

 私が韓国の市場を好きなのは、ここに商売のシンプルな形があるからなのかもしれません。人より早くから働く、人より遅くまで働く、他所より良いものを売る、他所より安く売る。誠実なお店、親切なお店には自ずとお客がつく。
 個人経営の小売店、飲食店が消滅しつつある日本では、こういう商売の光景、目にする機会が本当に少なくなりました。

 韓国は楽しい。

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[演劇&映画]検事と女先生/검사와 여선생

 ソウル観劇旅行2日目。当初マチネはミュージカル『春の目覚め(스프링 어웨이크닝)』を見るつもりでした。裏の『笑の大学(웃음의 대학)』の検閲官がアン・ソクァン(안석환)になっていることを確認済み。お目当てのソン・ヨンチャン(송영창)、この冬、『春の目覚め』と『笑の大学』を掛け持ち出演中なのです。
 が、ふと『笑の大学』は釜山でも公演中と気づきました。慌てて釜山公演のキャストをチェックすると、検閲官はソン・ヨンチャン。釜山に行ってるなら、『春の目覚め』には出てこない……。がーん。
 代わりに何を見ようか、とりあえず夕方のチケットを確保しておこうと、東崇アートセンターへ行き、この公演を見つけました。そう言えば、ネットのニュース記事で話題になってるのを読んだ覚えが……。
 どんな公演なのかはっきり分からないまま、珍しいもの見たさでチケット買いました。キャッチコピーは「この時代最後の無声映画と演劇の絶妙な出会い」。


12月26日(土)15時
東崇アートセンター・コクトゥと遊ぼう(동숭아트센터 꼭두랑 놀자)
全自由席(前方センター)20,000W
演出:コ・チュンギル고충길、
出演:チャン・ウジン(장우진)、アン・テラン(안태랑)、キム・ドンイル(김동일)、カン・ジヘ(강지혜)、イ・アラ(이아라)、ムン・サンヒョン(문상현)

 「コクトゥと遊ぼう」は東崇アートセンター5階、小劇場の隣に作られた小さなホールです。場内に入ると、手前3分の1に階段状の仮設客席が50席程、奥3分の2は床そのままで舞台、背景にスクリーン。舞台上手には机と椅子があります。

 この公演、韓国映画史上最後の、かつ、フィルムが現存する唯一の無声映画『検事と女先生(검사와 여선생)』(1948年作)を弁士(チャン・ウジン)付きで上演するというものでした。現存フィルムの欠落部分数か所、16分間分を役者が演じて繋ぐという映画と演劇のミックス上演です。上手の机と椅子が弁士の定位置。

 いや~、貴重な経験ができました。

 弁士付きの無声映画を見られるとは。初体験です。弁士の語りって映像とこんな風に絡むんだ~と目から鱗でした。何となく、弁士は俳優のセリフを語るものと思いこんでいたのですが、風景を映したイメージショットで登場人物の心情を語ったり、映像とつかず離れずで観客に直接語りかけるんですね。同じ映画でも弁士によってかなり異なった印象になるはずで、無声映画全盛時代に「人気の弁士」がもてはやされた理由が実感できました。

 この「検事と女先生」は弁士に人気のあった作品だったそうです。実際に弁士付きで映像を見てみると、なるほど、弁士たちにとっても語りやすい作品(つかず離れず自在に語れるとか、観客の感動を呼び起こしやすいとか)とそうでない作品があるだろうなぁ、なんてことも理解できました。
 無声映画とその後の音声アリの映画では、映画の作り方も「良い作品」の基準も、全く違ってくるのでしょうね。

 また、韓国映画史上最後の無声映画、フィルムが現存する唯一の無声映画という貴重な作品を、所々欠落部分があるとはいえ、最初から最後まで通して見ることができたということ自体が、得難い体験になりました。
 フィルムの欠落を繋ぐ演劇部分がどうしても「間に合わせ」に見えてしまうので、欠落部分も弁士の語りだけでやるという手もあったかとは思います。でもそれでは単なる「上映会」になっちゃいますね。

 この公演、会場をかえて2月28日まで上演してます。公演データは こちら。昔の映画に興味ある方にお薦めです。

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 以下、映画のデータとあらすじを記しておきます。

『検事と女先生(検事女先生)』
1948年製作・無声映画
製作:ユン・サンリョン(윤상룡)
シナリオ・監督:ユン・デリョン(윤대룡)
撮影:チャン・ファン(장환)
原作:キム・チュングァン(김춘광)
出演:イ・ヨンエ(이영애)、イ・オプドン(이업동)、チョン・ウン(정웅)

 1948年、ソウルのある町。早くに両親を亡くし、病気の祖母の世話をしながら貧しい暮らしの中で勉強を続ける小学生がいた。彼を不憫に思い、物心両面で援助する女性教師ヨンエ。
 歳月が流れ、幸福な結婚生活を送っていたヨンエは、ある日、脱獄囚をかくまうことになる。彼の気の毒な事情を聞いて、父と娘の再会を手助けし、彼を自首させるヨンエ。
 ところが、ヨンエは出張から戻った夫から脱獄囚をかくまったことで誤解されてしまう。興奮した夫は刃物を持ち出してヨンエを殺そうとし、転んだ弾みに誤って自分を刺してしまう。
 殺人事件の被疑者となったヨンエは、起訴されて裁判にかけられることになる。ヨンエの事件を担当した検事は、かつて彼女が援助してあげた生徒だった。彼は貧しい暮らしから立派に出世して検事となっていたのであった……。
 検事は事件が偶発的な事故であったことを明らかにし、ヨンエは無罪放免となる。彼はヨンエを自分の邸宅に招き、これからは自分が妻と共に恩師であるヨンエを支えることを約束する。

 単純なストーリーですが、弁士の熱弁で感動的な物語になってました。弁士なしで映像だけ見たら、「ふ~ん」って思ってオシマイだったでしょう。弁士あっての無声映画。当たり前だけど、それが分かった公演でした。

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2010.01.09

演劇「爾」2010年公演

 映画『王の男』の原作演劇「爾(이)」。2010年2月に再演というニュースは知ってたのですが、期日とキャストが決まった模様です。これがとても魅力的なキャストになってまして、速報でお知らせ。

◇演劇「爾」(연극 이)
2010/02/27~2010/03/21
芸術の殿堂 トウォル劇場
出演:キム・ネハ(김내하)、チョン・スファン(전수환)、オ・マンソク(오만석)、キム・ホヨン(김호영)、イ・スンフン(이승훈)、チョン・ソギョン(정석용)、チン・ギョン(진경)、ハ・ジヘ(하지혜)、チョ・ヒボン(조희봉)

 上記出演者は、キャストを予想して順序を並べ替えちゃってます。情報元の PlayDB の並び順が適当っぽかったので。

 演劇「爾」の決定版といえるキャストですね~。

 キム・ネハの燕山(연산)を見そびれている私としては、絶対見ておきたい舞台です。2006年にイ・ナミ(이남희)で見たのも、それはそれで貴重な体験なんですが。
 コンギル(공길)にオ・マンソク、キム・ホヨンが帰って来て、ノクス(녹수)のチン・ギョン、チャンセン(장생)のイ・スンフン、ホン内官(홍내관)のチョン・ソギョンは健在。
 個人的には、チョン・ソギョンのホン内官がとても好き。チョン・ソギョン、映画『王の男』の方にはユ・ヘジン(유해진)、イ・スンフンと共に芸人の役で出演、他に『ラジオ・スター』のパク技師役でも印象に残ってる役者さんです。

 出演者の最後に載せたチョ・ヒボンだけ、役が分かりません。現在上演中の『笑の大学』で作家役やってますが、私はポン・テギュ(봉태규)の方で見てて、チョ・ヒボンの舞台は未見。どこにはまってくるのかなぁ。

 この舞台が見られるようにソウル行きの日程を組まなくては。

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2010年本格始動

1月4日(月)
 一応今日から仕事始めということで、保留にしてあったメール書き、ちょっと面倒な手紙の下書き、来年度の講義のシラバス作成等々。

 夕方から歌舞伎座夜の部。桟敷席で華やかなお正月の芝居を楽しみました。

1月5日(火)
 歌舞伎座昼の部。早くも節約モードで3階席です。

1月6日(水)
 今年最初で今年度最後の講義。テーマは『仮名手本忠臣蔵』と『春香伝』、素浄瑠璃とパンソリでした。

 講義の後、渋谷のたばこと塩の博物館で、特別展・平木コレクションのすべて「浮世絵百華」の後期展示を見物。ここのコレクション、本当に保存状態がいいですねぇ。

 夜、高校時代の同級生で新年会。なぜか気の合う4人組 です。
 年末にネットで ハライチの「ノリボケ漫才」を分析したお笑い評論 を読んでいて、はたと気づいたのですが、我々4人、全員がボケに乗ってさらにボケるという技の持ち主なのでした。ボケに対して、さらにその斜め45度上を行くボケで応酬、あっという間に4人一周して話はとんでもない所にぶっ飛んでるという、ボケスパイラル。このボケスパイラルが刺激的で楽しいのです。昔も今も。他の同級生たちは、4人のボケスパイラルに口を挟めず、傍で呆れて苦笑してるのが常です。昔も今も。

 昔の友人達と、昔と同じようにバカ言って過ごせる時間が持てる幸せをしみじみ噛みしめた一夜でした。

1月7日(木)
 今年度の講義が全部終わったので、講義資料の整理、試験問題の作成など。

 夕方から新橋演舞場で市川海老蔵の『伊達の十役』を見物。ウリになってる「一人十役」「早替わり」以外のところが充実していて面白かったです。
 4日の歌舞伎座は『京鹿子娘道成寺』で団十郎の押し戻し、今日の演舞場は大喜利で海老蔵の押し戻し。正月早々江戸歌舞伎の宗家親子にお祓いをしてもらったような、清々しい年始めになりました。

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2010.01.08

ソウルの街角

 昨年12月25日~28日、ソウルの街中で見かけた光景です。

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 大学路で一番長い行列ができていた Ticket Box です。
 レイ・クーニーの『Room No.13(룸넘버13)』でした。この公演、予約の段階では席が決まらず、観覧当日 Ticket Box で座席指定のチケットを受け取るという段取りになっているため、観客は全員この列に並ぶことになります。
 この方式、お客さんが詰めかけてるように見えて、宣伝効果ありそうです。

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 クリスマスの夜のベーカリーのウィンドウ。Tous Les Jours(뚜레쥬르)です。25日の大学路はどこも若いカップルだらけで、80%以上、男の子がクリスマスケーキの箱をぶらさげてました。どこで食べるつもりなんでしょう? まぁ、韓国の飲食店は「店のメニューにないものなら持込可」というルールが一般的ですけれど。
 私も差し入れ用に一つ買ったら、こんなオマケを貰いました。クリスマスバージョンの可愛らしいフリースのブランケットです。

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 ちなみに、翌26日にもあちこちのベーカリーで同じようにクリスマスケーキを売ってました。前日とうってかわって、大学路の主役は若い男性グループ、女性グループ。その60%以上がケーキの箱をぶらさげてました。

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 大学路にカレーの「CoCo壱番屋」ができるようです。韓国名は「ココイチバン(코코이치방、ココイチ房)」。「2010年1月OPEN」とありますが、もうオープンしたのかな? ソウルで「ココイチ」のカレーを食べたいとは思いませんが、お店があればあったで意外に使えるかも、とも思ってます。

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 これは地下鉄の三成(삼성)駅からコーエックス(코엑스、COEX)へ向かう途中の広場です。その時々で勢いのある企業や製品の広告スペースになってまして、この時はユニクロのヒートテックでした。
 今回の旅行、私も日本で買ったヒートテックを持って行ってました。でも、一度も着なかったんですよねぇ。昼間の最高気温が-5℃なんて日もあったのですけれど。ロングブーツに、韓国で買ったウールのコート・帽子・マフラー・手袋で、防寒対策は完璧でした。韓国の冬物衣類、普通のもので十分暖かいのです。
 ヒートテック、ソウルでどのくらい売れてるのかなぁ?

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2010.01.07

[演劇]ビューティフル・サンデイ/뷰티풀선데이

 クリスマスの夜にしては、お客さん少なめでした。この作品、私が観に行く日は入りが悪いというジンクスがあるみたいなので、私のせいかもしれません。
 前半の笑いどころも、後半ジーンと来るツボも、お客さんの反応はとてもよかったです。


12月25日(金・祝)21時
大学路・漢陽レパートリーシアター(한양레퍼토리 씨어터)
B列19番(中央センター)
作:中谷まゆみ
演出:チョ・ハンジュン(조한준)
出演:チャン・ジュニ(장준휘)、チョン・ソナ(정선아)、キム・ヨングァン(김영광)

 舞台も俳優も一新。
 最下手にベランダ、下手奥にベッド。下手奥が玄関へ続く廊下。上手に電話を置いたハイテーブル、その奥が台所へ続く廊下。上手手前にバスルームへのドア。ちょっと下手に偏ってるような。

 芝居の方も、これまでと色の違った舞台になってました。
 チョンジン(秋彦)役のチャン・ジュニ、前回ソウル旅行の際 『あなたも泣いていますか』のマルチ役 で見ています。チョンジンのイメージでないような気がしていたのですが、やっぱりうまい。芝居が進むにつれて、チョンジンがどんどん頼もしいイイ男に見えてきます。
 ウヌ(ちひろ)役のチョン・ソナ。35歳という設定にしてはやや子供っぽい印象。チャン・ジュニとキム・ヨングァンのキャリアに差があるので、間に挟まれてやりにくい部分があるかも。
 ジュンソク(ヒロ)役のキム・ヨンググァン。今韓国で最も注目されている男性モデル出身のタレントです。TVドラマは何本か出演してますが演劇は初挑戦。身長187cmと舞台映えします。が、正直、俳優としては力不足。それでも、この役に求められるキラキラした輝きがあり、今後に期待したい役者さんです。

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2010.01.06

新年飲み会

新年飲み会

新年飲み会

 高校時代の友人たちと飲み会が延々続いてます。

 一次会は台湾風しゃぶしゃぶでした。
 現在二次会、有楽町ガード下。昔のポスターがべたべた貼ってある空間です。

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2010.01.05

[ミュージカル]キム・ジョンウク探し/김종욱찾기

 時はクリスマスの夜。芝居は大学路で最も人気のある「デートミュージカル」。
 当然のことながら、客席はカップルだらけでした。開演前にチェックしてみたら、女性ペア3組、50代男性1人(関係者のお父さん?)、ワタシ、の他はすべてカップルでした。
 ちなみに、今行われているテグ(대구)での地方公演では、「キム・ジョンウク氏はタダ」だそうです。


12月25日(金・祝)18時
大学路・芸術マダン1館(예술마당1관)
D列2番(前方下手)45,000W
出演:チョ・ガンヒョン(조강현)、イム・ミヒョン(임미현)、チェ・デフン(최대훈)

 面白くて楽しいミュージカルでした。最後にあらすじ載せておきます。
 序盤、歌と踊りのノリが今ひとつで「あれぇ?」と思いましたが、中盤からぐんぐんよくなりました。若い役者3人がのびのびと歌って踊ってます。

 主人公の二人が次第に惹かれていく雰囲気がよく出ていて、芝居としてもなかなかよい出来。
 インドの回想シーンが楽しく笑えました。主人公たち以外の役をすべて担当する「マルチ」の演技がコミカルで楽しい。ミヒョンのお父さん、インドのガイド、ゲイのキム・ジョンウク、なぜかどれも怪しげな役ばかり。時にやりすぎ感もありましたが、まぁ、ご愛敬の範囲内で。

 現在の話と7年前の話が交錯するので分かりにくいかと案じてましたが、過去のシーンでは「7年前」というテロップが出て、明確に区別できます。

 役者により、演出により、かなり違った舞台が作れそうな芝居です。ロングランもむべなるかな。別のキャストでも見てみたい~。

 写真の上に小さなハートが貼ってあるのが、当日のキャストです。
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 創作ミュージカルなので、以下、あらすじを書いておきますね。

 ガンヒョン(チョ・ガンヒョン、キャストの名前がそのまま役名になります)は勤務先をリストラされ、初恋の人を探す人探しの会社を始める。会社を首になったミヒョン(イム・ミヒョン、同前)は父親の結婚へのプレッシャーから逃れるため、忘れられない「初恋の人」がいると言い、ガンヒョンの会社で「初恋の人」であるキム・ジョンウクを探してもらうことになる。
 7年前、ミヒョンは、インドへ行く飛行機の中でキム・ジョンウクと出逢った。その後も旅行中に二人は何度も偶然に出逢う。ミヒョンはキム・ジョンウクに心惹かれつつ、彼が本当に運命の人ならまた逢えるはず、と冷淡に接していたが、最後にはこの縁を失いたくないと思い、自分が韓国へ戻る時に空港へ迎えに来てほしいと頼んで別れる。ところが、ミヒョンは日本から韓国への乗り継ぎ便を逃し、予定の三日遅れで帰国。キム・ジョンウクと会うことができなかったのだった。
 ガンヒョンはキム・ジョンウク探しに乗り出すが、ミヒョンはキム・ジョンウクのことをほとんど何も知らない。わずかな情報を元にキム・ジョンウクを探して動き回る二人。次第に二人は惹かれ合っていく。
 契約期間が残りわずかになったある日、ミヒョンがキム・ジョンウクの住民登録証を持っていると判明。これがあればすぐに本人を照会できるのに、ミヒョンはなぜ隠していたのか……。
 ガンヒョンはキム・ジョンウクを探し出し、ミヒョンとキム・ジョンウクの再会をセッティングする。依頼された仕事を完遂したのに、そわそわと落ち着かないガンヒョン。
 キム・ジョンウクと再会したミヒョンは、意外なほどサバサバした表情でガンヒョンの所へ戻って来る。
 二人は気づいていないけれど、7年前、ミヒョンが日本から韓国への飛行機の座席を譲った相手はガンヒョンだった。運命のベルが鳴ったのは、あの瞬間だったのだ……。

 ラストにちゃんとオチがありました。そう言えば、伏線張ってあったな~。観てる時は、このシーン分かりにくいなぁ、と思ってました。
 ストーリーの枠組はありきたりですが、人探しへの興味とインド旅行の笑えるエピソードとで観客を引っ張っていく力のある作品に仕上がってます。

☆関連記事
 韓国演劇情報/09.06.01(人気公演には「マルチマン」がいる?)

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歌舞伎座三月四月は三部制

 昨日買った今月の筋書に載ってました。噂は聞いてましたが、確定ですね。

 両月とも、2日初日、28日千秋楽。1等15,000円、2等11,000円、3階A 4,200円、3階B 2,500円、1階桟敷席17,000円。

 各部の開演時刻はまだ不明です。これは演目との兼ね合いになりますものね。

 最後の二か月は見取り狂言のみってことかな。

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2010.01.04

歌舞伎座さよなら名物9

歌舞伎座さよなら名物

歌舞伎座さよなら名物

 上は「桟敷幕乃内」、下は「桟敷寿司」、どちらも桟敷席限定メニューです。開演前に係の人が席へ注文を取りに来て、食事時間の幕間までにそっと届けておいてくれます。

歌舞伎座さよなら名物

 一世一代、一階東桟敷のチケットを取りました。「さよなら」の前に、やっぱり一度は座ってみたいな~と思って。

 桟敷席は新しい歌舞伎座にもつくられるようですが、どんな風情になるのやら。
 桟敷から場内を眺めていて、歌舞伎座は何物にも代え難い劇場だなぁとつくづく思いました。空間に独特の雰囲気があるんですよね。

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☆関連記事
 歌舞伎座名物(もりかき揚げ)
 歌舞伎座名物2(めでたい焼)
 歌舞伎座名物3(小倉アイス)
 歌舞伎座さよなら名物4(くずきり)
 歌舞伎座さよなら名物5(カレーコーナー)
 歌舞伎座さよなら名物6(人形焼)
 歌舞伎座さよなら名物7(甘栗)
 歌舞伎座さよなら名物8(鴨せいろそば)

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三が日

1月1日(金・祝)
 夕方から実家へ。毎年恒例、妹夫婦共々美味しいものを食べさせてもらう食事会です。

 今年のデザートは、モロゾフのチーズケーキとストロベリーカスタードタルト。お土産は、新宿高野のフルーツガトーにクリスタルデュオ。

 大人6人でお酒は缶ビール5本? 甘党一家の元日でした。

1月2日(土)
 昼間はのんびり。

 夕方、最近見つけた地元の魚料理のお店を初訪問。
 お通しがフグの白子にアンキモ。お刺身盛り合わせ、海鮮豆腐、有頭海老の焼き物、アナゴの煮付、マグロのつみれあんかけ……どれも美味しうございました。試しに頼んでみた海鮮チヂミも韓国料理店顔負けでしたし。(しかも韓国料理店より安い!)
 マイ定番の梅酒ロックはフルボディの焼酎がベース。一杯飲みきらない内に酔いが回り、お店の横に停めた自転車、うっかり忘れて帰っちゃいました。

 夜、テレビで歌舞伎座の生中継を見物。
 中村雀右衛門休演で、代役は中村魁春。雀右衛門が25日間皆勤するとは誰も思ってなかったでしょうが、初日から休演とは。晩年の大成駒のように、体調次第で出たり出なかったりの一ヶ月になるのでしょうか。舞台に立つ姿をもう一度見たいです。

1月3日(日)
 出かける支度をしながらウィーンフィルのニューイヤーコンサートを見ていたら、「ウィーンのボンボン」という曲が始まりました。画面にはウィーンのお菓子職人たちの芸術的な技が次々と。ザッハトルテにアンナトルテ、美味しそう~。
 続いての曲は「シャンパン・ポルカ」。NYCで食べたトイスチャーのシャンパントリュフ、また食べたい~。チョコレートが頭から離れません。
 ウィーン楽友協会大ホール天井の繊細なレリーフが、チョコレート細工に見えました。

 午後から大学時代の恩師を囲んでの新年会へ。学部3年の時からほとんど毎年参加してます。考えてみるとすごいですね。

 帰りに新宿へ寄り道して買物。
 バーゲンのスカートを手にとってためつすがめつしていると、「そちらはガーリーな感じでぇ、素敵なんですよぉ」と店員さん。
 ガーリー? 暗に「アンタは買うな」って言われてるんでしょうか、ワタシ。
 同じ商品でもセールストークは複数パターン用意して、相手によって使い分けるように教育した方がよいのでは……などと脳内で余計なお世話しつつ、結局試着して購入決定。私が着ても、がーりー、なのでしょうか。

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2010.01.03

韓国映画情報/10.01.03

 新春韓国映画情報その2。今後5年間の展望と過去5年間の分析記事です。


2014、映画館観客1億7000万、年平均2%成長
 ヘラルド経済 2010.01.02

 映画振興委員会(영화진흥위원회)が最近発表した「2010~2014韓国映画興行構造及び市場規模予測」報告書によれば、2014年、映画館の観客数は1億6569万人に達し、向こう5年間の韓国映画市場は年平均1.9%ずつ成長するという展望が示されたという記事です。

 洋画観客数の減少傾向にも関わらず、韓国映画の善戦に力を得て、全体の映画館観客は着実な増加率を見せるという分析だそうです。洋画観客数は毎年2~3%ずつ減少すると予想される反面、韓国映画の観客数は年平均5%成長するだろうとのこと。

      *  *  *

 韓国映画の成長率が年5%というのは楽観的な気もしますが、勢いに乗って前年比20%増なんて年があったりもしそうなので、十分可能性あるのかもしれません。
 日本の映画の総入場者数は1億6000万人前後で横ばい(2009年は増えてる?)が続いてます。2014年の韓国が1億7000万近くになるなら、日本を追い抜くかもしれないってことですね。日本の人口は韓国の2.5倍なのですが。
 韓国は映画の入場料が安いので(8000~9000ウォン)、市場規模で日本が韓国に抜かれることはまだ当分ないでしょうけれど、映画ファンが増えれば良い映画が生まれる可能性も高くなっていくだろうなぁと思うと、この報告書の展望は羨ましいですね。


韓国映画輸出「量は増え、金は減り」
 チャムニュース 2010.01.01

 タイトル通り、韓国映画の輸出本数は着実に伸びているものの、輸出額が減っているというレポートです。具体的な数値が出ているので、記しておきます。

 1月1日、国会予算決算特別委員会のファン・ヨンチョル(황영철)委員が文化体育観光部から受け取った資料によれば、最近5年間に輸出された韓国映画は、2004年194本、2005年202本、2006年208本、2006年208本、2007年321本、2008年354本と増加を続けているそうです。

 ところが、輸出額はと言えば、2004年5828万ドル、2005年7599万ドル、2006年2415万ドル、2007年1238万ドル、2008年2054万ドル。最高額の2005年と最低額の2007年とで6倍もの開きがあることが明らかに。

 輸出先は、最近5年間全体の輸出額1億9172万ドルの内、77%に当たる1億4822万ドルがアジア地域、続いて2903万ドルがヨーロッパ、1025万ドルが北米とのことです。

 国別にみれば、日本が1232万ドルで最も多く、アメリカ968万ドル、フランス814万ドル、タイ810万ドルの順。

 反対に最近5年間の外国の直接配給映画のロイヤルティ支払額は、2004年402億、2005年447億、2006年429億、2007年481億と増え続けていたものの、2008年には232億と減少傾向にあるそうです。

 ファン委員は「かつては文化を構成する一領域にすぎなかった映画が、今や高付加価値を創出する未来産業として評価されており、継続的な育成を通じて経済的波及効果を高めるべきであろう」と述べているとのこと。

      *  *  *

 海外作品のロイヤルティ額は単位が記されていないのですが、ドルですよね。

 輸出額、6倍の差があるとありますが、1本当たりの額を比べると、2005年は37万6188ドル、2007年は3万8567ドル。この頃、買い付けのロイヤルティを抑えるのは世界的傾向だったと思いますが、それにしても10分の1になっちゃうというのは凄いですね。

 国別輸出額で、日本とアメリカ・フランスと意外に差がないのだな~と思いました。タイに売れてるってのも意外です。

 こういう記事が出ること自体、韓国の映画界が「世界」に向けて映画を作っているということを意味するわけで、これまた羨ましいことです。

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2010.01.02

韓国映画情報/10.01.02

 新年を迎え、2010年の韓国映画について、また最近数年間の韓国映画産業の展望についての記事が出てきています。
 まずは、製作進行中、あるいはこれから製作される、2010年の話題作いろいろ。


2010年忠武路「王の帰還」、ブランド映画の勝者は?
 OSEN 2010.01.01

 2010年韓国映画界は華麗な「王の帰還」が続き、「熟成されたワインのような老練美と輝く才能を兼ね備えた監督たち」の「ブランド映画」が列をなしている、とのこと。

 記事で具体的に挙げられている監督と作品は……

 「韓国映画界の巨匠」として、イム・グォンテク(임권택)とイ・チャンドン(이창동)。
 イム・グォンテクの「月の光を育てること(달빛 길어올리기)」は同監督101番目の作品で、かつて「ミミとチョルスの青春スケッチ(미미와 철수의 청춘스케치)」で共演したパク・ジュンフン(박중훈)とカン・スヨン(강수연)が再び顔を合わせることにも意味があるとのこと。
 また、イ・チャンドンの「詩(시)」は女優トロイカ第一世代とされるユン・ジョンヒ(윤정희)の復帰作でもあります。

 過去に1000万人以上の観客を動員した「1000万ブランド」として、「王の男(왕의 남자)」のイ・ジュニク(이준익)と「シルミド(실미도)」のカン・ウソク(강우석)。
 イ・ジュニクの時代劇「雲から抜け出した月のように」は4月頃公開。ファン・ジョンミン(황정민)、チャ・スンウォン(차승원)が時代劇でどんな演技を見せるか注目されています。
 カン・ウソクの「イッキ(이끼)」は2010年上半期公開予定。チョン・ジェヨン(정재영)とパク・ヘイル(박해일)の共演が見所。
 他に、「海雲台(해운대)」で1000万人を達成したユン・ジェギュン(윤제균)がハリウッド進出作となるSFスリラー「第7光球(제 7광구)」を準備中だそうです。

 最後に「問題作・スタイリスト」として挙げられているのが、イム・サンス(임상수)、リュ・スンワン(류승완)、キム・ジウン(김지운)。
 問題作監督のイム・サンスは故キム・ギヨン監督の「下女(하녀)」をリメイク。チョン・ドヨン(전도연)とソウ(서우)のクロスキャスティングとイ・ジョンジェ(이정재)のオム・ファタール(Homme Fatale)演技が注目されているとのこと。
 韓国映画のスタイリストと呼ばれるキム・ジウンの新作は、チェ・ミンシク(최민식)が出演するアクション・ノワール「亜熱帯の夜(아열대의 밤)」。
 リュ・スンワンの新作スリラー「不当取引(부당거래)」では、ファン・ジョンミンとリュ・スンポム(류승범)が「死生決断(사생결단)」に続いて共演とのこと。

      *  *  *

 う~ん、話題作目白押しですねぇ。

 イム・グォンテク監督の「月の光を育てること」は 以前にも紹介したことがあります が、韓紙を素材として取り上げるというのが面白そう。

 イ・チャンドン監督「詩」に主演するユン・ジョンヒ、60年代~70年代を代表する女優です。フィルモグラフィー を見てみましたが、映画出演は16年ぶりになるんでしょうか。「自由夫人(자유부인)」はDVDがあるので見てみなくちゃ。
 ちなみに、女優トロイカ第一世代のあと二人は、ナム・ジョンイム(남정임)とムニ(문희)です。

 イ・ジュニク監督の時代劇は映像的に楽しみ。「王の男」とはまた違った色合いの時代劇を見せてほしいですね。

 カン・ウソク監督の「イッキ」は ユン・テホ(윤태호)の同名漫画 が原作です。漫画は「謎の部落で父の死をめぐって繰り広げられる、本格韓国式残酷スリラー」だとか。

 イム・サンス監督の「下女」リメイクは見てみたい~。イ・ジョンジェの「オム・ファタール」って、ファンは必見ですねぇ。

 監督キム・ジウン、主演チェ・ミンシク、アクション・ノワール、「亜熱帯の夜」。キーワード並べただけで、頭の中で勝手にめくるめく世界が展開しちゃってます。

 韓国映画、2010年も熱いです。
 展望記事も一緒にご紹介しようと思ってたのですが、長くなっちゃったのでそちらは改めて。

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2010.01.01

本年もどうぞよろしく

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 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
 本年も何とぞよろしくお願いいたします。

 2010年、
 一人でも多くの素敵な方とお会いできますように!
 一つでも多くの素晴らしい舞台と出逢えますように!

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