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2010.01.02

韓国映画情報/10.01.02

 新年を迎え、2010年の韓国映画について、また最近数年間の韓国映画産業の展望についての記事が出てきています。
 まずは、製作進行中、あるいはこれから製作される、2010年の話題作いろいろ。


2010年忠武路「王の帰還」、ブランド映画の勝者は?
 OSEN 2010.01.01

 2010年韓国映画界は華麗な「王の帰還」が続き、「熟成されたワインのような老練美と輝く才能を兼ね備えた監督たち」の「ブランド映画」が列をなしている、とのこと。

 記事で具体的に挙げられている監督と作品は……

 「韓国映画界の巨匠」として、イム・グォンテク(임권택)とイ・チャンドン(이창동)。
 イム・グォンテクの「月の光を育てること(달빛 길어올리기)」は同監督101番目の作品で、かつて「ミミとチョルスの青春スケッチ(미미와 철수의 청춘스케치)」で共演したパク・ジュンフン(박중훈)とカン・スヨン(강수연)が再び顔を合わせることにも意味があるとのこと。
 また、イ・チャンドンの「詩(시)」は女優トロイカ第一世代とされるユン・ジョンヒ(윤정희)の復帰作でもあります。

 過去に1000万人以上の観客を動員した「1000万ブランド」として、「王の男(왕의 남자)」のイ・ジュニク(이준익)と「シルミド(실미도)」のカン・ウソク(강우석)。
 イ・ジュニクの時代劇「雲から抜け出した月のように」は4月頃公開。ファン・ジョンミン(황정민)、チャ・スンウォン(차승원)が時代劇でどんな演技を見せるか注目されています。
 カン・ウソクの「イッキ(이끼)」は2010年上半期公開予定。チョン・ジェヨン(정재영)とパク・ヘイル(박해일)の共演が見所。
 他に、「海雲台(해운대)」で1000万人を達成したユン・ジェギュン(윤제균)がハリウッド進出作となるSFスリラー「第7光球(제 7광구)」を準備中だそうです。

 最後に「問題作・スタイリスト」として挙げられているのが、イム・サンス(임상수)、リュ・スンワン(류승완)、キム・ジウン(김지운)。
 問題作監督のイム・サンスは故キム・ギヨン監督の「下女(하녀)」をリメイク。チョン・ドヨン(전도연)とソウ(서우)のクロスキャスティングとイ・ジョンジェ(이정재)のオム・ファタール(Homme Fatale)演技が注目されているとのこと。
 韓国映画のスタイリストと呼ばれるキム・ジウンの新作は、チェ・ミンシク(최민식)が出演するアクション・ノワール「亜熱帯の夜(아열대의 밤)」。
 リュ・スンワンの新作スリラー「不当取引(부당거래)」では、ファン・ジョンミンとリュ・スンポム(류승범)が「死生決断(사생결단)」に続いて共演とのこと。

      *  *  *

 う~ん、話題作目白押しですねぇ。

 イム・グォンテク監督の「月の光を育てること」は 以前にも紹介したことがあります が、韓紙を素材として取り上げるというのが面白そう。

 イ・チャンドン監督「詩」に主演するユン・ジョンヒ、60年代~70年代を代表する女優です。フィルモグラフィー を見てみましたが、映画出演は16年ぶりになるんでしょうか。「自由夫人(자유부인)」はDVDがあるので見てみなくちゃ。
 ちなみに、女優トロイカ第一世代のあと二人は、ナム・ジョンイム(남정임)とムニ(문희)です。

 イ・ジュニク監督の時代劇は映像的に楽しみ。「王の男」とはまた違った色合いの時代劇を見せてほしいですね。

 カン・ウソク監督の「イッキ」は ユン・テホ(윤태호)の同名漫画 が原作です。漫画は「謎の部落で父の死をめぐって繰り広げられる、本格韓国式残酷スリラー」だとか。

 イム・サンス監督の「下女」リメイクは見てみたい~。イ・ジョンジェの「オム・ファタール」って、ファンは必見ですねぇ。

 監督キム・ジウン、主演チェ・ミンシク、アクション・ノワール、「亜熱帯の夜」。キーワード並べただけで、頭の中で勝手にめくるめく世界が展開しちゃってます。

 韓国映画、2010年も熱いです。
 展望記事も一緒にご紹介しようと思ってたのですが、長くなっちゃったのでそちらは改めて。

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コメント

阿青さん

 情報ありがとうございます~。
 ホ・ジュノ氏ご出演ですか。やはり。

 何やら怪しげな物語のようなので、どんな役なのか、楽しみです。

 「カン・ウソク印の『イッキ』になるだろう」ですか。それならまず原作の漫画を読まなくては、って思っちゃいます。表紙の絵柄から判断するに、好みの作風じゃなさそうなんですけれど……。

投稿: なな(管理人加藤) | 2010.01.06 00:01

「ナイショ」の理由が発表してもいいことになったようですのでお知らせに。
(もしかして想像はついてました?)

「[カン・ウソク監督の新作ラインナップ]
カン・ウソクとグロテスクなスリラーの出会い」
(movieweek 2010.1.4)
http://www.movieweek.co.kr/article/article.html?aid=22168


投稿: 阿青 | 2010.01.05 17:53

阿青さん

 昨年はお世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 「イッキ」に注目ですか。

> 理由はまだナ・イ・シ・ョ(笑)

 気になります~。

 原作漫画、欲しかったんですけど、この間のソウルは書店へ行く余裕がなくて。「癖のある男優がいっぱい」、いいですね~。もしかして、あっ!っていう人が出てるのかしらん。

 「謎の部落で父の死をめぐって繰り広げられる、本格韓国式残酷スリラー」って横溝正史みたい?なんて思っちゃったりしてます。

投稿: なな(管理人加藤) | 2010.01.03 00:04

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

期待&注目している映画はカン・ウソク監督の『イッキ(이끼)』です。
理由はまだナ・イ・シ・ョ(笑)
原作の漫画も買ってあるのですが読めません…。
癖のある男優がいっぱい出てきそうな映画です。

投稿: 阿青 | 2010.01.02 17:37

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