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2010.01.03

韓国映画情報/10.01.03

 新春韓国映画情報その2。今後5年間の展望と過去5年間の分析記事です。


2014、映画館観客1億7000万、年平均2%成長
 ヘラルド経済 2010.01.02

 映画振興委員会(영화진흥위원회)が最近発表した「2010~2014韓国映画興行構造及び市場規模予測」報告書によれば、2014年、映画館の観客数は1億6569万人に達し、向こう5年間の韓国映画市場は年平均1.9%ずつ成長するという展望が示されたという記事です。

 洋画観客数の減少傾向にも関わらず、韓国映画の善戦に力を得て、全体の映画館観客は着実な増加率を見せるという分析だそうです。洋画観客数は毎年2~3%ずつ減少すると予想される反面、韓国映画の観客数は年平均5%成長するだろうとのこと。

      *  *  *

 韓国映画の成長率が年5%というのは楽観的な気もしますが、勢いに乗って前年比20%増なんて年があったりもしそうなので、十分可能性あるのかもしれません。
 日本の映画の総入場者数は1億6000万人前後で横ばい(2009年は増えてる?)が続いてます。2014年の韓国が1億7000万近くになるなら、日本を追い抜くかもしれないってことですね。日本の人口は韓国の2.5倍なのですが。
 韓国は映画の入場料が安いので(8000~9000ウォン)、市場規模で日本が韓国に抜かれることはまだ当分ないでしょうけれど、映画ファンが増えれば良い映画が生まれる可能性も高くなっていくだろうなぁと思うと、この報告書の展望は羨ましいですね。


韓国映画輸出「量は増え、金は減り」
 チャムニュース 2010.01.01

 タイトル通り、韓国映画の輸出本数は着実に伸びているものの、輸出額が減っているというレポートです。具体的な数値が出ているので、記しておきます。

 1月1日、国会予算決算特別委員会のファン・ヨンチョル(황영철)委員が文化体育観光部から受け取った資料によれば、最近5年間に輸出された韓国映画は、2004年194本、2005年202本、2006年208本、2006年208本、2007年321本、2008年354本と増加を続けているそうです。

 ところが、輸出額はと言えば、2004年5828万ドル、2005年7599万ドル、2006年2415万ドル、2007年1238万ドル、2008年2054万ドル。最高額の2005年と最低額の2007年とで6倍もの開きがあることが明らかに。

 輸出先は、最近5年間全体の輸出額1億9172万ドルの内、77%に当たる1億4822万ドルがアジア地域、続いて2903万ドルがヨーロッパ、1025万ドルが北米とのことです。

 国別にみれば、日本が1232万ドルで最も多く、アメリカ968万ドル、フランス814万ドル、タイ810万ドルの順。

 反対に最近5年間の外国の直接配給映画のロイヤルティ支払額は、2004年402億、2005年447億、2006年429億、2007年481億と増え続けていたものの、2008年には232億と減少傾向にあるそうです。

 ファン委員は「かつては文化を構成する一領域にすぎなかった映画が、今や高付加価値を創出する未来産業として評価されており、継続的な育成を通じて経済的波及効果を高めるべきであろう」と述べているとのこと。

      *  *  *

 海外作品のロイヤルティ額は単位が記されていないのですが、ドルですよね。

 輸出額、6倍の差があるとありますが、1本当たりの額を比べると、2005年は37万6188ドル、2007年は3万8567ドル。この頃、買い付けのロイヤルティを抑えるのは世界的傾向だったと思いますが、それにしても10分の1になっちゃうというのは凄いですね。

 国別輸出額で、日本とアメリカ・フランスと意外に差がないのだな~と思いました。タイに売れてるってのも意外です。

 こういう記事が出ること自体、韓国の映画界が「世界」に向けて映画を作っているということを意味するわけで、これまた羨ましいことです。

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