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2010.01.20

[映画]チョン・ウチ/전우치

 満員の映画館でスクリーンを見ながら、これ、市川海老蔵で見たいと思いました。主人公のチョン・ウチ、ばっちり海老蔵のニンです。歌舞伎座も閉場することですし、松竹さん、歌舞伎役者使ってリメイクしませんか? あ、自分で歌舞伎脚本書けばいいのか。
 公開26日目で観客動員数500万人突破。韓国映画、2010年最初のヒット作です。


12月27日(日)11時50分
MEGABOX・コーエックス5館(코엑스5관)
G列17番 9,000W
監督:チェドンフン(최동훈)
出演:カン・ドンウォン(강동원)、キム・ユンソク(김윤석)、イム・スジョン(임수정)、ユ・ヘジン(유해진)、ソン・ヨンチャン(송영창)、チュ・ジンモ(주진모)、キム・サンホ(김상호)、コン・ジョンファン(공정환)、ソン・ウソン(선우선)
特別出演:ペク・ユンシク(백윤식)、ヨム・ジョンア(염정아)、キム・ヒョジン(김효진)

 カン・ドンウォン演じるチョン・ウチ(田禹治)は、朝鮮時代初期の小説の主人公です。幻術を操る道士です。そのチョン・ウチと妖怪たちが500年後の現代によみがえって対決する、という趣向。

 これが面白かった~。古典ものの映像化って、今なぜそれを映像にするのかを常に問われるわけですが、この作品には明確な答があります。道士たちの様々な術が、CGによってリアルかつ幻想的に再現できるのです。ユ・ヘジン演じる犬が、人間になったり、馬にされたり。妖怪がヒュッと壺に封じ込められたり。
 さらに舞台を現代に移したことで、この幻術が、例えば朝鮮時代では道士が絵の中に封印されたのが現代では街中の液晶ディスプレイの中に入っていくと変換され、それをリアルに見せてくれます。この映像的な面白さだけでも十分楽しめる作品です。

 カン・ドンウォン演じるチョン・ウチが修行中の不良道士で、能力的にも性格的にも今ひとつ頼りにならないという設定がうまい。500年前の人物なのに、妙に現代的で魅力的。

 道士たち、神仙たち、高慢ちきな女優(ヨム・ジョンア)から犬のチョレンイに至るまで、登場人物が皆一癖あって、実力派俳優たちの個性豊かな演技の競演になっているのも見どころです。
 個人的には、観劇旅行期間中ずっと『笑の大学』釜山公演に行っていて、ソウルでは『春のめざめ』にも『笑の大学』にも出演がなく、舞台姿を見られなかったソン・ヨンチャンを堪能できて嬉しかったです。

 最後に、チラシに載るあらすじを書いておきます。
 500年前、朝鮮時代。伝説の笛「万波息笛(만파식적)」が妖怪の手にわたり、神仙たち(ソン・ヨンチャン、チュ・ジンモ、キム・サンホ)は最高の道士であるチョングァン大師(ペク・ユンシク)とファダム(キム・ユンソク)に助けを求め、妖怪を封印して万波息笛を二つに分けて二人に預ける。一方、チョングァン大師の不良弟子チョン・ウチ(カン・ドンウォン)は変身の術で騒動を起こし、神仙たちとファダムはチョングァン大師を探しに行く。しかし、チョングァン大師は殺害され、笛の片割れが消えていた! 犯人と思われたチョン・ウチは犬のチョレンイ(ユ・ヘジン)と共に掛け軸の絵に封印される。
 妖怪を捕える道士もいつしか伝説となった2009年ソウル。妖怪たちが再び世の中に現れる。神父、僧侶、占い師として隠遁していた神仙たちは、博物館の展示品となった掛け軸を探し出し、チョン・ウチと犬のチョレンイを呼び出す。妖怪を捕えたら封印から解いてやろうという神仙たちの提案に、仕方なく妖怪狩りに乗り出したチョン・ウチ。しかし、現代の世の見物にうつつをぬかすチョン・ウチは、昔一目惚れした女性と似たソ・インギョン(イム・スジョン)と恋愛ごっこまで始める始末。頭の痛い神仙たちの前に、折しもファダムが現れるが、ファダムは万波息笛の行方をめぐってチョン・ウチと敵対する……。

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