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2010.02.13

Google 日本語入力の使い勝手

 ここ一ヶ月ほど、自分の PC の日本語IMEとして「Google日本語入力」を使ってます。

 当初は、MSO-IME(Microsoft Office-Input Method Editor)の登録単語辞書が Google日本語入力ではうまく使えず、インストールしたまましばらく放置していたのですが、今年に入って問題解決。
 現在はメインの IMEとして使っています。

 ちょうど一ヶ月ほど使い込んだので、現時点で感じている使い勝手をメモしておこうと思います。
 便利な点、不便な点、両方ありますね。

 便利な点その一。固有名詞に強い。滅法強いです。

 Google Japan Blogの解説 に「Web から機械的・自動的に辞書を生成することで、人手ではカバーしきれないような、新語、専門用語、芸能人の名前などを網羅的に収録しています」とあるように、この辞書の特性上、日常的には珍しい表記でも web上にそこそこ存在している単語はちゃんと知ってるのです。

 例えば、「なかむらしかん」で「中村芝翫」と一発変換できます。この「翫」、歌舞伎ファンは「単語登録」してる、呼び出しにくい文字なのです。
 同じように、ヨミを普通に入力するだけで、固有名詞やそれに近い単語がすんなり変換候補に出てきます。いくつか例をあげてみます。
 以下、「(入力したヨミ)」→「(変換候補として挙がった単語)」です。

「なかむらか」→「中村会、中村勘三郎、中村嘉葎雄、…」
「なかむらかん」→「中村勘九郎、中村勘三郎、中村勘太郎、…」
「なかむらかんじゃ」→「中村翫雀、…」

といった調子。さらには、

「はちがつ」→「八月、八月のクリスマス、…」
「はるのひ」→「春の日、春の日は過ぎゆく、春の陽、…」

と、一般的な言葉のヨミから韓国映画のタイトルが変換候補に出てきました。びっくり。
 面白いので次々試してみました。

 「ぺよ」→「ペ・ヨンジュン、…」
 「いびょ」→「イ・ビョンホン、イビョンホンブログ、…」
 「そん・」→「ソン・イェジン、ソン・へギョ、ソン・ガンホ、…」

 Google日本語入力、web上で話題になったものは何でも知ってるらしいです。

 便利な点その二。漢字変換が速い。

 使い始めてしばらくは気づきませんでした。が、Google日本語入力にすっかり慣れてからMSO-IMEを使ったら、MSO-IMEは漢字変換の候補が出るまでに「待ち時間」がありました。
 Google日本語入力は、入力と同時に変換候補が出てきます。ブラウザの Google Chrome と同様に、「速さ」、特に「速さを体感できること」にこだわった IMEなのでしょう。
 この「速さ」に慣れてしまうと、MSO-IMEには戻れません。キー入力のスピードが速い方、Google日本語入力、試してみる価値ありますよ~。

 逆に、不便な点その一。おバカな変換候補が度々登場すること。

「おもって」→「お持って」

 ありえないでしょ、その変換。ヨミを入力するやいなやおバカな変換候補を提示されて、脱力したことも二度や三度ではありません。webという世間様を基準に辞書が構築されているがゆえの弱点なのでしょうか。
 さらに言えば、「けいせい」と入力したら、ワタシとしては「形成」でも「京成」でもなく「傾城」が第一候補に来てほしいのですが、なかなかそうは行きません。まぁ、これは使い込むうちに学習してくれることを期待してます。

 先に書いた「速さ」の利点と「おバカ」の弱点、どちらがどちらを飲み込むか。「おバカ」が勝ってしまったら、泣く泣く Google日本語入力を捨てることになるのかなぁ。

 不便な点その二。IMEパッドが使えない。

 IMEパッド、珍しい漢字を日常的に取り扱う者にとっては、とても便利な機能なんですよね。字画をそのまま描けば、その漢字を呼び出せるので。「扨(さて)」とか「迠(まで)」とか、その昔、IMEパッドで呼び出して単語登録した漢字です。

 今はとりあえず、IMEパッドの機能が必要になる度に、Google日本語入力からMSO-IMEに切り替えてます。面倒です。かと言って、IMEパッドのために常にMSO-IMEを利用するほど頻繁に必要な機能ではないし。微妙に面倒です。

 不便な点その三。漢字変換候補に辞書がついてない。

 MSO-IMEでは、漢字変換の際、変換候補の単語に辞書がリンクしていて、変換しようとする漢字語の意味を確認することができますよね。Google日本語入力にはこの機能がありません。
 漢字変換を確定する時、その場で同音異義語の意味の違いや使い分け方を確かめられると便利なんですよねぇ。多分これでいいと思うのだけれど念のため、という時に、さっと確認できて。
 これがないと、一々辞書を引っ張り出さなくてはいけなくて、かなり面倒。仕事柄、誤用や変換ミスは些細なものでも許されないので、漢字の用法は神経質なほどこまめにチェックしてるのです。

 Google日本語入力に IMEパッドの機能と漢字変換候補への辞書リンクが備わってくれると嬉しいのですけれど。webの世間様をベースにしている IMEでは、どちらも難しいかなぁ。

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