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2010.03.22

韓国での楽しい会話

3月5日(金)
 NH1291便でソウルへ。前日の睡眠2時間で、コンディション最悪です。
 なのに、金浦から鍾路3街のソウル劇場へタクシーで直行。久しぶりのタクシーの運転手さんとの会話は、やはり楽しいのでした。

運転手「どちらへ?」
なな「鍾路3街です。」
運転手「日本にお住まいですか?」
なな「ええ。」
運転手「日本は景気どうですか?」
なな「よくないです。政治家や大企業のトップはよくなったって言ってますけど。」
運転手「こっちも全然ダメだねぇ。鍾路3街のどこへ行きますか?」
なな「あ、ソウル劇場です。」
運転手「よくご存知ですね。」
なな「以前、韓国に7年間住んでました。」
運転手「アジョッシは何なさってるんですか?」
なな「えーっと、日本で先生してます。」
運転手「こちらに親戚はいらっしゃらない?」
なな「ええ、いません。」
運転手「いればいいのにねぇ。」
なな「ホント、そうですよねぇ。」

 面白そうだったので、否定せずにそのまま運転手さんの会話に乗っちゃいました。
 こうして会話を思い返しても、どこで「在日僑胞(在日韓国人)」と判断されたのか、謎です。模範タクシーに目もくれず、一般タクシーの列に直行したところで、すでにそう思われていたんでしょうかね?
 運転手さんの意図とはズレてますけど、最後のひと言は本気でした。ソウルに親戚がいて(できれば大学路に近いところで)、いつでもタダで気楽に泊まれたらどんなにいいことか。
 ズレてるのに微妙に噛み合うのが、またおかしいですね。

 夕方、知り合いに電話かけまくって、食事のアポイントメントを取りました。日本で何も手配しないで来ちゃったのです。それでも何とかなるのが、韓国のよいところ。

3月6日(土)
 午前中、宿で原稿執筆。
 昼、韓国の演劇PDと食事。
 夜、かつての韓国語の先生と食事。

 芸術の殿堂で『レインマン』を見た後に、韓国語の先生と落ち合いました。あれ?男性と一緒だ! もしかしてデートしてた? 男性が挨拶だけして帰ろうとするので……。

なな(小声で先生に)「食事、一緒にしてもいいですよ」
先生(同様に小声で)「ううん、いいの」
  一人で帰途につく男性。
なな「もしかして、彼氏ですか?(남자 친구에요?)」
先生「まぁ、そんなようなもん(비슷한 것)」
 
 そっか、こういう時には「비슷한 것(似ているもの)」って言うのね。先生と話してると、韓国語がどんどん上達します。

3月7日(日)
 午前中、宿で原稿作成。
 昼、同業の韓国人後輩と食事。最近の面白い話をいろいろ聞けました。

後輩「韓国の親は教育熱心でしょ?」
なな「うん。」
後輩「でも、最近は子供への教育熱が冷めてきてるんですよ~。」
なな「え~、景気悪くて、せめて子供にはいい教育を、ってなりそうなのに。どうして?」
後輩「みんな、疲れてきちゃってるんです。もういいよって思い始めてて……。」

 傍で見てるだけでも疲れちゃいそうなほどに過剰な教育熱。当人たちもお疲れだったのね……。

 食事中、携帯に電話がかかってきました。ソウル女子大での教え子K嬢です。この2年ほど、キッザニア・ソウル立ち上げの仕事に携わっていて、オープンしたらぜひ来て下さい、と前々から言われてました。

K嬢「先生、キッザニア、オープンしました!」
なな「おめでとう~。評判はどう?」
K嬢「オープンしたばかりでまだ……。」
なな「行ってみたいなぁ。ちょうど明日暇なんだけど、行ってもいい?」
K嬢「え? 本当ですか?」
なな「夕方5時頃まで暇だから、時間は何時でも合わせるよ~。」
K嬢「あの、では明日の朝、お電話します。朝、会社出ないと分からないので。」
なな「オッケー。じゃ、連絡待ってるね~。あ、無理はしなくていいからね。」

 恩師とこんな会話をしておいて、無理をしない韓国人なんているはずがありません。
 翌日の顛末やいかに? その前にこちらの記事をどうぞ。

子供を他人に貸せますか?

3月8日(月)
 午前中は宿で原稿執筆。

 朝9時半、K嬢から電話が来ました。

K嬢「先生、今日、3時15分だったらいいんですけれど……。」
なな「うん、大丈夫。その時間に行くね~。」
K嬢「あの、友達の子供と一緒に入りますから……。」
なな「ありがと~。じゃ、3時15分にね!」

 3時15分にキッザニアの入口へ着いて、久しぶりにK嬢と再会。すぐに、子供を3人連れた彼女の友人を紹介されました。子供3人+大人3人(友人、K嬢、私)のご一行様として、キッザニアに入場しようというわけです。
 さすが韓国、昨日の今日で、一緒にキッザニアに入場してくれる子供、というか、それをOKする親が見つかるのですね。入場後は別行動でしたので、親子4人でキッザニアを楽しんでくれたことと思います(もちろんタダでね)。
 キッザニア・ソウルの見学記は改めて記事にするつもりです。

 NH1294便で帰国。飛行機の中で、原稿執筆。

 3泊4日、観劇以外の時間も楽しかったです。
 PD、韓国語の先生、後輩、食事は全部、先方のオゴリ。誘ったのは私なんですけれどね。これが韓国の掟です。彼女たちが日本に来た時は、もちろん、全部ワタシがおごります。

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