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2010.04.16

[記事]『下女』『詩』、カンヌ映画祭コンペティションへ

 日本では北野武監督の『アウトレイジ』がコンペティション部門に選出され、マスコミを賑わせています。韓国では2作品が選出されて、話題になってます。楽しみです。第63回カンヌ国際映画祭。


韓国映画2本、カンヌ映画祭コンペティション部門進出
 韓国経済 2010.04.15

 イム・サンス(임상수)監督の『下女(하녀)』とイ・チャンドン(이창동)監督の『詩(시)』が、第63回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に並んで進出した。『下女』は、故キム・ギヨン(김기영)監督の同名映画を現代的にリメイクした作品。上流家庭の下女が主人である男性と肉体関係を持って繰り広げられる破格的な物語だ。チョン・ドヨン(전도연)、イ・ジョンジェ(이정재)、ユン・ヨジョン(윤여정)、ソウ(서우)等がキャスティングされている。ベテラン俳優ユン・ジョンヒ(윤정희)氏が主演している『詩』は、中年女性が詩を学んで起こる事件を扱っている。(略)

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 『下女』と『詩』の2作品、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門への選出作であると同時に、韓国を代表する世代の異なる女性俳優がそれぞれ主演していることで話題になっています。

 『下女』はキム・ギヨン監督が1960年に製作した作品ですが、以後、『火女(화녀)』(1971)、『火女 '82(화녀 '82)』(1982)、『虫女(충녀)』(1972)、『肉食動物(육식동물)』(1984)と続く作品系列があります。中でも『下女』『火女』『火女'82』は、キム・ギヨン監督の「下女三部作」とされる作品。
 チョン・ドヨンは、2007年イ・チャンドン監督『シークレット・サンシャイン(原題:밀양、密陽)』でカンヌ国際映画祭の主演女優賞を獲得しています。すでにカンヌで認められているチョン・ドヨンが、結婚・出産後の初作品となる『下女』でどんな演技を見せてくれるのか、カンヌでどのように評価されるのか、期待されます。

 一方の『詩』は、カンヌでチョン・ドヨンに主演女優賞を取らせたイ・チャンドン監督が、韓国映画史にその名を刻むユン・ジョンヒを15年ぶりに「銀幕」に復帰させた作品です。ユン・ジョンヒは、女優トロイカ第一世代と呼ばれ、60年代~70年代の韓国映画を代表する俳優。試みにDaumで「ユン・ジョンヒ」と検索すると、「映画 主演」の項目に『あなた(당신)』(1969)から『詩』(2010)まで総232作品がずらっと並びます。スクリーンで見たことないので、今回ぜひ劇場で見てみたいものです。

 カンヌ国際映画祭は5月12日開幕。『下女』と『詩』は、その翌日5月13日に韓国公開の予定だそうです。
 ちなみに、北野武の『アウトレイジ』は6月12日日本公開。
 忠武路(韓国の映画業界)の方が一枚上手ですねぇ。ちょっと悔しい。

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