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2010.04.10

[記事]『西便制』ミュージカル化

 以前にもご紹介した映画『風の丘を越えて-西便制』のミュージカル化、企画が進行しているようです。以前の記事より具体的な内容が出てきました。
 『風の丘を越えて』は素晴らしい映画です。未見の方には強力お勧め。


映画『ソピョンジェ』、18年ぶりにミュージカルで帰って来る
 アーツニュース 2010.04.09

 1993年公開された映画『風の丘を越えて-西便制-(原題:서편제、ソピョンジェ、西便制)』が18年ぶりに大型ミュージカルとして再誕生する。

 ミュージカル共同製作社(株)P&Pカンパニー(피앤피컴퍼니)と(株)チョンシム(청심)は、去る1993年に公開され、多くの話題を引き起こしたイム・グォンテク(임권택)監督の映画『ソピョンジェ(서편제)』をミュージカルで製作すると6日発表した。(略)

 2010年お目見えするミュージカル『ソピョンジェ』は、原作小説と映画のモチーフを新たに解釈して、現在のトレンドと舞台芸術に合わせて再構成、新たに披露する作品だ。

 ミュージカル『ソピョンジェ』は、原作の淡々としたストーリーを新たなストーリーテリングと視点によって構成し、多様な公演コンテンツを加えて、劇の緊張感を高め、観客との共感を高めるという計画だ。

 ここに、作品の完成度を高めるために、公演芸術界の権威である専門家が製作陣として参加した。ミュージカル『オペラ座の怪人(오페라의 유령)』『大長今(대장금)』『ヘドウィグ(헤드웍)』等を演出したイ・ジナ(이지나)氏が演出を、ミュージカル『わが心のオルガン(내 마음의 풍금)』と『南漢山城(남한산성)』を演出したチョ・グァンファ(조광화)氏が脚本及び作詞を、演劇『ヴァギナ・モノローグ(버자이너모놀로그)』、ミュージカル『レインマン(레인맨)』『Evil Dead(이블데드)』等を製作したソン・ハンセム(송한샘)氏が製作監督を担当する。

 特に、歌手イ・スンチョル(이승철)「因縁(인연)」、キム・ボムス(김범수)「会いたい(보고싶다)」、イ・ウンミ(이은미)「恋人でした(애인있어요)」等を作曲した最高の作曲家ユン・イルサン(윤일상)氏、国楽の神童としてパンソリフォークのグループで活動しているイ・ジャラム(이자람)氏、そしてミュージカル『ミス・サイゴン(미스사이공)』『明成皇后(명성황후)』『ラ・マンチャの男(맨오브라만차)』の音楽を担当したキム・ムンジョン(김문정)氏が共同で音楽監督を引き受け、新しいソピョンジェを作り出すことになる。

 特にミュージカルの基本となる音楽は、ソピョンジェのメロディの現代的な編曲はもちろん、クラシック、ロック、ポップ、バラード等、大衆音楽との調和を通して劇の完成度を高めて、観客の反応を引き出すようになる。(略)

 ミュージカル『ソピョンジェ』は、今月中に公開オーディション等を通して主要な配役のキャスティングを確定し、8月公演を目標に本格的な公演準備に入る。

     ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 う~ん、これだけ大勢のスタッフの名前を過去の業績付きで挙げられて、「凄いなぁ」と思う前に「大丈夫かな~」と感じちゃってます。歌謡曲の人、パンソリの人、ミュージカルの人と、音楽監督が3人いてうまく調整つくのでしょうか……。

 パンソリがテーマで、音楽は「クラシック、ロック、ポップ、バラード」。映画そのままにパンソリでミュージカル化したら唱劇になっちゃいますから、他の要素を取り入れることは必要なのでしょう。でも、ロックって……。

 翻訳省略した部分に「家族全員で楽しめる家族ミュージカルに」という表現があります。まさか、子供向けミュージカルになっちゃうんじゃないでしょうね……。

 「大型ミュージカル」と言いつつ、これから公開オーディションで、8月公演。韓国がパリパリ(빨리빨리)なのは公演関係者も例外でないわけですが、劇場は確保してるんでしょうか……。

 記事原文、あまり良い文章ではありません。数紙が同文の記事を載せているので、プレスリリースそのままなのでしょう……。

 あぁ、もう、何から何まで心配です。それゆえ、ますます観たくなる。もしかして、そこが狙い目? これって、そういうプロモーション?

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コメント

pinさん

 はい、行ってきました。畑と海と村がある、良いところでした。

 地方で一人旅してると、言われますねぇ。「どうして一人なんだ?」「なぜ友達と来ない?」って。
 いつも「そうですね、今度は友達と来ます」って答えてました。

> でも、行きたい! ミュージカル諦めるのがつらいけど・・・。

 そうなんですよね~。芝居見物と地方旅行を両立させるのは難しい……。

 なので、今年はテグの国際ミュージカルフェスティバルへ行こうと思ってます。(≧∇≦)

投稿: なな/加藤敦子 | 2010.04.12 23:47

わー、行かれたのですね。友達と慶州や安東、全州には行ったことあるのですが、地方に一人では行ったことないのです。ソウルでさえ、「どうして一人なのか?」と何回も聞かれるのに、地方なら何人の人に説明しないといけないのか・・・。ただ観光に来てると言っても通じない気がします(゚ー゚;。
でも、行きたい! ミュージカル諦めるのがつらいけど・・・。

投稿: pin | 2010.04.12 21:20

pinさん

> 3人が田舎の道をアリランを歌いながら歩くシーン

 私もあのシーン大好きです。初めて見た時、本当に感動しました。
 映画ファンや専門家の間でも、韓国映画史上に残る名場面と評価されてますね。

 あの丘の道、どうしても自分で体験してみたくて、韓国南端の島まで行っちゃいました。いいところでしたよ~。
 HPの方に旅行記書いてます。
「あの丘の道へ行きたい(1)」
「あの丘の道へ行きたい(2)」
「あの丘の道へ行きたい(3)」

 で、どんなミュージカルになるんでしょうね……。

投稿: なな/加藤敦子 | 2010.04.12 12:26

韓国語を習い始めてすぐの頃に、「いい映画だから・・・」と勧められて見ました。暗くて、重いのですが、何とも言えない情緒や情愛が感じられて心に残りました。これをミュージカルで?!大丈夫でしょうか?3人が田舎の道をアリランを歌いながら歩くシーン。目に焼きついてるのですが、どうやって表現するのか?ちょっと興味あります。

投稿: pin | 2010.04.11 21:32

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