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2010年5月

2010.05.31

[記事]7月からは各国の話題作

 7月から来年4月まで、海外の演劇作品をシリーズ上演するそうです。短い記事ですので、全文翻訳してみました。
 この類の記事、作品の日本語タイトルを確認するのに結構な手間がかかるのですよねぇ。翻訳って、外国語能力以外の部分が勝負だったりします。お気づきの点がありましたら教えて下さいね。


演劇シリーズ「舞台がいい」、7月開幕
 ファイナンシャルニュース 2010.05.31

 演劇シリーズ「舞台がいい(무대가 좋다)」が7月に開幕する。

 アゴ・カンパニー(악어컴퍼니)とナムアクターズ(나무엑터스)、CJエンターテイメント(CJ엔터테인먼트)が共同で展開する今回の演劇シリーズは、来る7月から来年4月まで9ヶ月間継続される。

 『Closer クローサー(클로져)』、『Art(아트)』、『Proof(프루프)』のような世界的なレパートリー公演だけでなく、国内では初めて出会う『フールフォアラブ(풀포러브)』、『That Face(댓페이스)』、『3日間の雨(3일간의 비)』、さらに、久しぶりに観客に出会う『トゥルー・ウェスト True West(트루웨스트)』、『蜘蛛女のキス(거미여인의 키스)』等、全部で8編の作品が上演される。チョ・グァンホ(조광호)、イ・ジナ(니지나)、イ・ヘジェ(이해제)、ユ・ヨンス(유연수)、キム・グァンボ(김광보)、イ・ユリ(이유리)、チョ・ヘンドク(조행덕)など、スター級の演出陣が参加する。

     ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 これだけの作品群を「演劇シリーズ」として上演するのがすごいですね。

 こんなふうにシリーズとして連続上演すれば、演劇ファンへ強くアピールできると同時に、若い観客を育てるという点においても、大きな意義があり、成果が期待できると思うのです。

 最後に演出陣の名前が上がっていますが、韓国を代表する演出家、注目の演出家揃いです。この人が演出するなら見てみたい、と思わせる人たち。演出家の側からすると、一種の競演になるので、プレッシャーも大きいでしょう。観客の側からすれば、いろいろ見比べることができる楽しみな企画です。

 日本での上演を調べてみましたが、確認できたのは『Closer クローサー』『Proof』『フールファアラブ』『トゥルー・ウェスト True West』『蜘蛛女のキス』の5編。『トゥルー・ウェスト』はジャニーズの公演なので、見たことある人は限られてるかも。

 『That Face』『三日間の雨(Three Days of Rain)』『Art』の3作品は、ネット上で日本の上演記録が探し出せませんでした。 別タイトルで上演してる可能性はありますね。

 昨日のシェイクスピアに続き、この「演劇シリーズ」も事前にストーリーを予習できます。韓国の演劇、韓国の演出・演技を自分の目で確かめてみたい方にはチャンスです。特に、日本版の舞台をご覧になってる方には、興味深い舞台になりそうです。

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ソウルの怪しいおやつたち

 ソウルで食べたおやつです。

 おやつを決める時の選択基準は一つ、「日本にないもの」です。

 そんなわけで、まずはこちら。

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 コンビニで、思わず手が伸びちゃいました。

 続いては、大学路の街角で。
 何やら人だかりができてる新しいお店を発見しました。最近では珍しくなった怪しい日本語も魅力的。

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 何のお店かと近づいてみると……。

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 ん? プンオパン?(붕어빵、鮒パン)
 プンオパンは日本の鯛焼き、韓国でも人気の屋台のおやつです。でも、そんなありきたりなものに、今さら韓国人が群がるはずはないのです。何だろう? どうなってるんだろう?

 もっと近寄って、よ~く見てみると……。

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 鯛焼きの型に食パン置いてるっ!
 お店の看板をよくよく見ると、怪しい日本語の左に「名品토스트(名品トースト)」とありまして、鯛焼きの型を利用して作ってるトーストサンド、ホットサンドだったのでした。

 メニューは、ツナ、ハム野菜、トッポッキ、プルコギ、ポテト、ピザ、クリームソースなど、種類豊富です。小豆餡もありました。それって、名古屋名物・小倉トースト? 魚の形になってる分、差別化、アップグレードされてる?

 こんな面白いもの、買って食べてみるしかないですよね。どんなにお腹いっぱいでも。
 はい、買いました。2000ウォン。

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 次々と注文が入って、お店の人たちてんやわんやでしたが、なかなかキレイに焼き上がってますね。
 中身はこんな感じです。手でちぎってるので、見た目イマイチなのはご容赦を。

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 私が注文したのは「ハム野菜」だったのですが、マッシュポテトににんじん、グリーンピースなどの野菜が入っていて、ハムは2切れぐらいしかなかったような。間違って「ポテト」を渡されてたかも。
 ま、どっちでもいいですね。美味しかったし。面白さに変わりはないし。気軽に立ち食いできる軽食です。
 韓国人には「ピザ」が一番人気でした。

 この「ハッビーソブングが」、ホントは「ハッピー・ソプンイ(해피 소뿡이)」という名前です。

 「ソプンイ(소뿡이)」というのは……このお店を紹介してる韓国人のブログに「ところで、気になるんだけど、ハッピーソプンイってどういう意味?」って書いてありました。韓国人にも謎らしいです。

 私が気になるのは、魚の形にするために切り取ってた周囲のバリ(?)部分はどうするの?ってことです。店員さんたち、焼き上がった後に周囲の余分な部分をハサミでチョキチョキ切り落としてたのです。耳のないサンドイッチ用のパンを使ってるのですが、それでもパンの耳以上に切り落とし部分がありました。捨てるには勿体なさ過ぎる……。

 このお店、物珍しさがなくなって、お客さんが減ったら、即閉店しちゃうかもしれません。
 興味ある方はお早めにどうぞ。大学路の大通り沿い、北の方……だったと思う……けど……南寄りだったらミアン(미안)!

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2010.05.30

[記事]6月はシェイクスピア

 6月のソウル、いろいろなシェイクスピアが楽しめるようです。どれもシェイクスピアの有名作品の韓国バージョンです。最初に紹介されてる公演は「大学路」じゃないですけど。
 最後に公演情報をまとめて掲載しました。公演のタイトルや会場名の韓国語表記はそちらに譲ります。
 「劇団チョイン」って、普通に考えれば「超人」ですが、「招人」(=人を引き込むこと)という可能性も。両方を掛けてるかな。


大学路舞台にシェイクスピア「熱風」
 聯合ニュース 2010.05.27

 大学路(대학로)の演劇舞台に、時代を超越して愛されているシェイクスピアの古典を多様な視点から再解釈した作品が続々と上演される。

 劇団チョインはシェイクスピア四大悲劇の一つである『マクベス』に韓国的な色彩を加えた『究極の絶頂、その戦慄 マクベス』を来月4日~13日に上演する。(略)
 原作のあらすじはそのまま取り入れたが、タルチュム(탈춤、仮面舞踊)と伝統舞踊を加味して、「韓国的マクベス」として再誕生させた。

 劇団矢印は『ハムレット』の劇的場面を圧縮して表現した『ハムレット・サスペンス』を披露する。
 ハムレットのあらすじを原作そのままに伝えながらも、天井から血のしずくが落ちてきたり、浴槽から血が流れる方式で殺人場面を詳しく描写するのが特徴だ。(略)

 劇団物理の代表作『レディ・マクベス』は、初演から10年ぶりに大学路へ帰って来た。王を殺害して権力の座を奪ったマクベスより、夫を唆した後、罪の意識に陥ったマクベス夫人に焦点を当てた。

 長期公演中の作品としては、『ロミオとジュリエット』を歌と共に軽快に繰り広げたフュージョン演劇『コミックショー・ロミオとジュリエット』(略)、観客が即席で俳優として参加する演劇『じゃじゃ馬ならし』(略)それぞれ上演されている。

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 『マクベス』にタルチュムと伝統舞踊を取り入れるというのも見てみたいし、リアルに血が流れる『ハムレット』も面白そうですねぇ。 『ロミオとジュリエット』がフュージョン劇で「コミックショウ」って、どんな演出になってるのやら。『じゃじゃ馬ならし』の観客参加って、どの場面で何をやらせるのでしょう……。ちなみに、先日見た『ちゃんぽん』では、冒頭に二人のお客さんを舞台に上げて、チャンポン(짬뽕)とチャジャンミョン(짜장면)を食べさせてました。

 シェイクスピア作品が、コリアンダンスバージョン、サスペンスバージョン、コメディバージョン等々になってるのですね。

 韓国演劇の演出って、枠組みは鮮やかに、試みは大胆に、というものが多いような気がします。古典的作品の舞台が新鮮で楽しいのです。
 シェイクスピアの有名作品なら、ストーリーも事前に細部まで予習できますし、このシェイクスピア「熱風」、韓国の「演劇」に触れてみたい人にはチャンスかもしれませんね。

 それぞれの公演情報を整理して掲載しておきます。

劇団チョイン(극단 초인)
『究極の絶頂、その戦慄 マクベス(궁극의 절정, 그 전율 맥베스)』
6月4日~13日、国立劇場・タロルム劇場(대학로예술극장)

劇団矢印(극단 화살표)
『ハムレット・サスペンス(햄릿 서스펜스)』
6月5日~27日、大学路芸術劇場(대학로예술극장)

劇団物理(극단 물리)
『レディ・マクベス(레이디 맥베스)』
6月10日~20日、アルコ芸術劇場(아르코예술극장)

『コミックショー・ロミオとジュリエット(코믹쇼 로미오와 줄리엣)』
Open Run、大学路・ガムアートホール(껌아트홀)

『じゃじゃ馬ならし(말괄량이 길들이기)』
Open Run、劇場タルゲノルジャ(극장 다르게놀자)

 7月からはミュージカル『キス・ミー・ケイト(키스 미, 케이트)』も始まります。賑やかですね。シェイクスピア。
 (コメント欄で、阿青さんに「7月から『ヴェローナの二紳士』も」とご指摘いただきました。ありがとうございます。『キス・ミー』『ヴェローナ』の公演情報はコメント欄をご覧下さい。2010.06.06追記)

 と、この文章を書きながらふと想いました。<『ヘンリー六世』三部一挙上演9時間!>なんて公演、韓国ではありえないですねぇ、今のところ。いつかは明洞芸術劇場あたりでやるのかしらん……。

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2010.05.29

一仕事終えて

一仕事終えて

 お昼ご飯です。

 お米も野菜も国内産、産地直送だそうです。素材を生かした薄味で、美味しい~。

 で、産地の「やさと」ってどこ? 店内に地図あるといいなぁ……。

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2010.05.28

第4回「テグ国際ミュージカルフェスティバル」公式サイト

 このブログでも何度か話題にしている「テグ国際ミュージカルフェスティバル(대구국제뮤지컬페스티벌)」。第4回になる今年は、6月12日~7月5日の日程で開催されます。会場はもちろん、テグ(대구、大邱)……のあちこち。

 気がつくと、公式サイトの日本語ページがオープンしてました。

 第4回 大邱国際ミュージカルフェスティバル(DIMF)

Dimf
(画像は上記サイトからお借りしました。)

 韓国語ページと比べると情報が少ないのですが、フェスティバルで上演される作品の一覧があります。興味ある方はぜひご覧になってみて下さい。

 私も会期中にテグまで飛んでくつもりです。

☆関連記事
 テグ国際ミュージカルフェスティバル、大学生競演作10編を選定
 韓国演劇ミュージカル情報/10.02.25
 韓国演劇ミュージカル情報/10.02.18

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2010.05.27

今日はここでした

今日はここでした

 歌舞伎座建て替え中、歌舞伎の本拠地となる新橋演舞場。

 歌舞伎座から移された櫓が上がってます。

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2010.05.26

ソウルお一人様グルメ

 今回(5月21日~24日)のソウル旅行で食べたもの。
 一挙大公開!

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 初日夜、演劇「ちゃんぽん(짬뽕)」を観る前に食べたチャンポン(짬뽕)です。大学路の「香港飯店(홍콩반점)0410」、チャンポンの専門店です。3500ウォンと安くて美味しい!


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 二日目の午前11時頃、大韓劇場(대한극장)で映画を観る前に食べたチャジャンミョン(짜장면)です。劇場並びの中華料理店にて。このお店の看板に「手打ちチャジャンミョン(수타짜장면)」とあったのに惹かれました。

 注文を受けてから店内で手打ちしていた麺は、こんな感じ。

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 店内のメニューには、「昔風手打ちチャジャンミョン(옛날 수타 짜장면)」とありました。食べてみると(全体をグチャグチャに混ぜてから食べるのがお約束!)、大きめにザクっと切った豚肉、じゃがいも、玉ねぎ、キャベツの具が入ったソースは、見た目と違って淡白な味わい。なるほど、「昔風」です。
 美味! 値段は5000ウォンでした。お店の名前、忘れた……。


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 三日目の昼、大学路にあるコルドンミョン(골동면)というお店のビビンククス(비빔국수)です。ここは、いつも店外まで行列ができている人気のお店。辛くて美味しい。4500ウォン。

 なんだか今回、麺類ばっかり食べてますね。


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 最終日の昼、インサドン(인사동、仁寺洞)のテンマル(툇마루)で食べたテンジャンビビンパプ(된장비빔밥)です。私の大好きな韓国料理の一つ。大好きな韓国料理がゴマンとある、ってことは置いといて。
 ご飯の上に野菜をのせて、テンジャンチゲをかけて、混ぜながら食べます。こんな感じ。ここのご飯は麦とキビが入ってます。

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 美味しい~。久しぶりの訪問でしたが、以前と変わらぬ味でした。お値段は6000ウォン。
 混雑している時間帯を避ければ一人客でも快く迎えてくれる嬉しいお店です。

 一人の食事はどうしてもメニューが限られてしまうのですが、充実のお一人様でした。

 おやつはまた改めて。

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2010.05.25

キム・ドンウォン監督DVD-BOX

 『送還(송환)』で知られるキム・ドンウォン(김동원)監督作品のDVD-BOXが韓国で発売されてます。

 キム・ドンウォン全作品集(김동원 전작모음집)

 韓国語を直訳すれば「全作集め集」。『送還』を始め、『サンゲドン・オリンピック(상계동 올림픽)』『鍾路、冬(종로, 겨울)』など、これまでの作品14編がすべて収録されています。

 4discs、リージョンALL、韓国語・英語字幕付き。定価は68,900ウォン。

 今年の第11回全州国際映画祭(전주국제영화제)でキム・ドンウォン監督の全作品を上演する回顧展が開かれたのを記念して、独立映画配給会社「シネマ月(시네마 달)」が制作を決定した限定版コレクションだそうです。再版されにくい商品と思われますので、入手したい方はお早めにどうぞ。

 リリース情報をメディアで見かけず、全然知りませんでした。昨日、教保文庫・江南店の店頭で遭遇して、即購入。今回のソウル旅行の収穫の一つです。

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2010.05.24

観劇・鑑賞作品タイトル一覧

 金浦空港からネットにアクセスしてます。Back to Japanです。はぁ。

 感想は帰国してから順次アップするとして、まずは今回の観劇・鑑賞作品を記しておきます。時系列順です。

演劇『お兄ちゃんが帰って来た(오빠가 돌아왔다)』
演劇『ちゃんぽん(짬뽕)』
映画『下女(하녀)』
演劇『美しい死因(아름다운 사인)』
演劇『鉱夫画家たち(광부화가들)』
映画『ハ ハ ハ(하하하)』
演劇『ヤンドグォン物語(양덕원이야기)』
演劇『世の中で最も美しい離別(세상에서 가장 아름다운 이별)』
映画『詩(시)』
映画『雲を抜け出した月のように(구르믈 버서난 달처럼)』

 結局、演劇6本、映画4本。今回の旅行は、21日(金)が釈迦誕生日の祝日で、3日連続でマチネ・ソワレ2本ずつ見られるというのがポイントでした。ミュージカルを1本も見られなかったのが心残りです。

 さて、肝心の収穫は……。
 思っていたより笑えたのが『鉱夫画家たち』。いずれ日本でも上演されると思いますが、どんなふうになるのか楽しみです。
 思っていたより感動したのが『ヤンドグォン物語』。笑えるのですけれど、しみじみとした家族の物語。見ようかどうしようか迷った作品の一つですが、見てよかったです。
 思っていたのと全然違ったのが『詩』。年配の女性が詩を学び始めて云々という広報は、この作品の一面だけを伝えてます。イ・チャンドン監督らしい、人が生きることについて考えさせる作品になってます。カンヌ映画祭で脚本賞取ったそうですね。納得の内容です。

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2010.05.23

キティちゃんが…

キティちゃんが…

 サングン(尚宮)になってるとは!

 すご~く欲しいんですけど、法外に高いのだろうなぁ。

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2010.05.22

The Pitmen Painters

 『鉱夫画家たち』の休憩中です。

 この作品、面白い!!

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こんな公演見つけちゃった…

こんな公演見つけちゃった…

 昨日、大学路をぶらぶら歩いていて、こんなポスターを見つけちゃいました。

 大学生の勉強芝居ですが、チャン・ジンの『美しき死因』。

 うわ~、見たい~。

 飛行機の中で悩みに悩んで、見たい芝居13本からやっと6本(←実際に見られる本数)に絞り込んだのに……。

 一晩悩んだ末、これも何かの縁、見ることにしました。
 これから劇場に入ります。楽しみ~。

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2010.05.21

荷物待ってる、なう

 手持ち無沙汰なので、1本電話かけて、宿ゲットなう。

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出発!

出発!

 と記事を投稿したところで、そろそろ搭乗です。

 野宿なう!なんてことにならないように、頑張ります。
 

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[記事]大型創作ミュージカル『天国の涙』

 鬼が笑う来年の公演の情報です。
 日本と韓国のミュージカル界の違いが際立ちます。韓国はサンプル品を製作・輸出、日本は完成パッケージを輸入ってところでしょうか。


大型創作ミュージカル『天国の涙』オーディション
 ニュースカルチャー 2010.05.20

 ミュージカル『モンテ・クリスト(몬테크리스토)』で国内の観客に出会っているフランク・ワイルドホン(프랭크 와일드혼)の初の国内創作ミュージカル参与作『天国の涙(천국의 눈물)』(演出:Gabriel Barre)がオーディションを行う。

 今回のオーディションでは、主演・助演級キャラクター及びアンサンブルを選抜し、すべての日程に参加可能な才能あるベテラン・新人俳優であれば誰でも志願することができる。

 一人二役を演じる主人公ティアナ/リン、リンを愛する韓国軍一等兵ジュンヒョン、米軍将校グレイスン大佐、リンの親友クィエン、リンの兄シャン、シャンの恋人タム等が主要キャラクターだ。(略)

 初演されるミュージカル『天国の涙』は、ソル&カンパニー(설앤컴퍼니)のソル・ドユン(설도윤)代表と、コアコンテンツメディア(코어콘텐츠미디어)のキム・グァンス(김광수)代表が手を結んで作る大型創作ミュージカルだ。歌手チョ・ソンモ(조성모)の代表曲「アシナヨ(아시나요)」をモチーフとしてベトナム戦争当時の痛ましい愛の物語を描いた作品だ。

 フランク・ワイルドホンが作曲を担当、『オペラ座の怪人(오페라의 유령)』の怪人とワイルドホン作品『ジキル&ハイド(지킬 앤 하이드)』に出演したブラッド・リトル(브래드 리틀)がグレイスン大佐として参加すると伝わり、話題を集めてもいる。(略)

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 フランク・ワイルドホン作曲の創作ミュージカルですか。演出も外国人ってことは、韓国でトライアウトしてみるという企画と思われます。
 昨年、ニューヨーク・アポロシアターでリバイバルされた『ドリーム・ガールズ』は、先に韓国で米韓合作のような形で製作・上演されてました。今、ニューヨーク経由で日本に来て、オーチャードホールでやってますね。
 ソウルで上演予定の『ミッション』も韓国公演の後、ヨーロッパ、さらにはアメリカでの公演予定があるそうなので、これも韓国公演はトライアウト、プレビュー的と位置づけられているものと見てます。

 この10年足らずで、チャレンジ精神と批評力を合わせ持ったホットなミュージカル市場を形成した韓国が、グローバルなミュージカル作品の試演場に選ばれているのですね。

 さて、『天国の涙』、オーディションに関する記事ですが、公演の詳細も決まっています。情報あげておきますね。

ミュージカル『天国の涙』
作曲:フランク・ワイルドホン
演出:Gabriel Barre
国内演出:ユン・ジョンファン(윤정환)
音楽監督:Adrian Werum
振付:イ・ラニョン(이란영)
公演期間:2011年1月26日~2011年2月27日【追記をご覧下さい】
公演場所:国立劇場ヘオルム劇場(국립극장 해오름극장)

【追記 2010.12.11】
当初の予定と異なり、公演は2011年2月1日からの予定です。

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2010.05.20

パッキングなう

 いま荷物をパッキングしてます。
 ホテルの予約はできてませんけれど。

 昨日打った手には何の返事も来ませんでした。予約を確保したらメール送信する、というサイトらしいです。使い勝手いまいちです。

 ネット予約は3~4日前で締切のところが多いんですね。何のためのオンライン……と思いますが、おじさんとおばさんが夫婦で経営してるような小さな宿では、予約情報をFAXで受け取ってたりするらしいです。まぁ、PCをネットに常時接続していて、個人情報ダダ漏れされる危険性を考えたら、多少の不便は我慢した方がよいのかもしれません。
 それがイヤなら、しかるべき料金を払って、セキュリティ対策をきっちりしてるホテルを選べばよいわけですね。

 で、ワタシは結局どうするかというと、確実に空室のありそうな手頃な宿の電話番号をいくつか携帯に登録しました。金浦空港に着いたら電話して、泊まれるところに向かいます。

 ちなみに、過去、ソウルでの宿探しで一番苦労したのは、2001年3月、文楽ソウル公演のためにテグから「上京」した時でした。
 ソウル国際マラソンと日程が重なって、世界中から選手と報道陣がソウルに押し寄せていた時だったのです。外国人が好むそこそこのホテルは全室完売。押し出された一般の韓国人が荘旅館と呼ばれるモーテル風の安宿に流れて、こちらも満杯。
 当時、ソウルで定宿にしていた荘旅館が2つあって、普通なら当日飛び込みでもどちらかに泊まれていたのですが、この時はどちらも空室なし。他の荘旅館をいくつか回ってもダメ。心当たりのホテルに電話で問い合わせてみましたが、これもダメ。ついには、観光公社に電話して空室のあるホテルを探してもらいました。

担当者「ウェスティン朝鮮ホテルのスイートなら空いてます。今、予約できるのはここだけです。」
なな 「……一泊いくらですか?」
担当者「36万ウォンです。」
なな 「……いいです、やめます。」

 一瞬、話のタネに泊まってみようかという考えが頭をよぎりましたけれどね。

 八方ふさがりの末、いつもの定宿に再度出向き、フロントのおばさんに「相談」してみました。

なな「どこも部屋が全然ないです。どうしよう……。はぁ。」
おばさん「……それじゃ、ここに泊まりなさい。」
なな「え? 大丈夫なんですか? ありがとう!!!」

 案内されたのはフロントのすぐ裏の部屋でした。

 その日の晩、夜の公演が終わってから南大門市場で賑やかに飲み食いしていて、宿に帰ったのは深夜2時過ぎ。フロントのおばさんはカウンターの中で寝てました。
 私がおばさんの休憩室を取っちゃったのね……。うわーん、ごめんなさい。ホントにホントにありがとう。

 そんな訳で、ま、明日もどうにかなるでしょう。

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2010.05.19

待てばホテルの日取りアリ?

 下の記事のコメントにも書きましたが、どこでもいいんですよね。ホテル。

 劇場街に近くて、地下鉄のアクセスがよくて、自分のPCをネットに繋げて、安くて、安全で、快適なら、どこでもいいです。はい。(゚ー゚;

 定宿の一つに直メールしてみました。54分後に、「すみません。満室です。」という返事がきました。なかなか対応よいですね。

 もう一つ打ってある手の結果が分かるのは、明日午前かな……。
 キャンセルポリシーの関係上、無闇に手を打つわけにいかないので、今晩はじっと我慢の子になります。(同世代以上にしか通じないフレーズ……。)

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ホテルが…ソウルが…

 この週末、ソウル行きのエアチケットを押さえてあるのですが。

 ホテル取るの、忘れてた……。Σ( ̄ロ ̄lll)

 現在、ネットで全力探索中です。

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2010.05.18

お菓子・本・お菓子

5月14日(金)
 昼、原稿執筆と調べ物。

 夜、新大久保の韓国料理店「チェゴヤ」で韓国ミュージカル・演劇ファンの飲み会。ご参加の皆さんのソウル行きの予定は、翌15日から行く人、22・23日の週末に行く人、29・30日の週末に行く人……週末ごとに誰かしらがソウルに行ってる、すごい面々です。

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 今回は専門店へ行かなかったので、やや残念なパッピンス(팥빙수)でした。

5月15日(土)
 午後から学会へ。日本近世文学会平成22年度春季大会、会場は実践女子大学・日野キャンパス。
 実践女子大と近世文学会共催の和本の展示「江戸文学の愉しみ」が素晴らしかったです。無料の解説冊子がこれまた内容充実の有り難い資料でした。極めて状態の良い古活字本を見ていると、最近ネット上でしばしば目にする電子書籍に関する議論が頭をよぎったりして。これも本、あれも本。

 休憩時間には、例によって書店コーナーで何冊か本を注文。あ、これ買わなくちゃ、あぁ、これ欲しいな~とコーナーを一巡。全部で何冊買って、合計でいくらの支払いになるのか、把握できてません。どうしよう。

5月16日(日)
 一日ひきこもって、原稿執筆と調べ物。

 気分転換にコンビニに行って、ふとこんなお菓子が目に止まりました。

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 引っかかったのは、この部分。

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 これって、韓国の製菓会社 ORION のロゴです。なぜか TOM がついてるけど。

 韓国の大手お菓子メーカーと言えば、ロッテ(롯데)、オリオン(오리온)、クラウン・ヘッテ(크라운-해태)。スーパーやコンビニでよく目にするお菓子は、ほとんどこの3社のどれかの製品です。私が韓国に住んでた頃は、クラウンとヘッテは別会社で、大手4社でしたけど。

 そして、各社様々なお菓子がある中で、私の好みは ORION なのです。韓国を代表するお菓子「チョコパイ(초코파이)」はもちろん(チョコパイは他社も出してますが、韓国でチョコパイと言えば ORION です)、オジンゴタンコン(오징어 땅콩)、チョコチップ(초코칩)、ナチョ(나쵸)、コソミ(고소미)……オリオンのお菓子たち、個人研究室に常備してました。

 韓国のオリオン、いつの間にか、コンビニに商品置くほどに日本に進出してきてたのですね。思いがけなく懐かしい友達に会ったような気分で、買っちゃいました。 

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 これは、韓国で売ってるオリオンのチョコパイとオジンゴタンコン。オジンゴタンコンの袋の上部に、オリオンのロゴマークがあります。

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[記事]キム・ギヨン監督『下女』、2010年再公開

 故キム・ギヨン監督の『下女』、韓国の一般映画館で公開、上映されるそうです。びっくり。


元祖『下女』、カンヌの追い風を受け、6月国内再封切
 STAR NEWS 2010.05.17

 故キム・ギヨン(김기영)監督の『下女(하녀)』がカンヌから吹いてきた風に力を得て、国内で再び公開される。

 16日、カンヌを訪れた『下女』のある関係者は、「故キム・ギヨン監督の『下女』を6月3日、国内再公開する計画」と明らかにした。故キム・ギヨン監督の『下女』は、映像資料院などで上映されたことはあるが、正式に再公開されるのは初めてだ。(略)

 今年、カンヌ映画祭コンペティション部門に招かれたイム・サンス監督の『下女』は、故キム・ギヨン監督の原作をリメイクした作品だ。元祖『下女』は、マーティン・スコセッシ監督が積極的に後援、デジタルで復元され、2008年カンヌのクラシック部門で上映されてもいる。

 イム・サンス監督の『下女』が公開されて以来、原作と比較したいというファンらの要請が殺到しているとされていた。

 今回の映画祭でも、ハリウッドのレポーターが「故キム・ギヨン監督の『下女』は、韓国映画の宝石のような存在」と激賞したこともあった。一部の外信は、「イム・サンス監督の『下女』は、キム・ギヨン監督の『下女』ほどではない」という評も躊躇わなかったほど、元祖『下女』は50年を過ぎてなお、洗練された形式を持っている。(略)

 『下女』関係者は、「『下女』がカンヌに招待され、国内でも旋風を巻き起こし、元祖『下女』に対する関心も大きくなっているようだ」とし、「観客に両作品を比較する機会を提供する計画」だと述べた。(略)

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 韓国には、日本の「名画座」のような映画館がほとんどありません。過去の名作をスクリーンで観ることのできる機会は、記事にもある映像資料院主催の上映会のような場だけ、と言っても過言ではないほどです。

 そんな現状を踏まえると、1960年製作の『下女』を一般の映画館で再公開するというのは、異例中の異例です。

 上映期間中に韓国へ行く予定のある映画ファンの方、このチャンスを逃さずに、ぜひ劇場でご覧になってみて下さいね。

 6月3日再公開……ワタシはダメだ~。

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2010.05.17

[記事]『切り裂きジャック』『三銃士』オーディション

 2週間近く前のニュースで、オーディションは終了してますが、公演情報があるので記事にしておきます。この夏のソウルのミュージカル、見ものが増えました。
 「アジアのブロードウェイ」、また一歩野望に近づいた?


(株)Mミュージカルカンパニーの興行ミュージカル『三銃士』と『ジャック・ザ・リッパー(殺人魔ジャック)』、公開オーディション実施
 NEW STAGE 2010.05.04

 2009年最高の話題作だったミュージカル『三銃士(삼총사)』と『ジャック・ザ・リッパー(殺人魔ジャック)(잭더리퍼(살인마잭))』が、国内最大規模の公開オーディションを実施する。オーディションは4月21日から5月10日まで1次書類審査、5月12日から14日まで2次実技審査で進行する。今回のオーディションを通して選抜された俳優は、7月22日から城南アートセンター(성남아트센터)で上演されるミュージカル『ジャック・ザ・リッパー(殺人魔ジャック)』と、12月15日から忠武アートホール(충무아트홀)で上演されるミュージカル『三銃士』の舞台に立つことになる。

 (略)2次実技審査の審査委員としては、二作品のプロデューサーであるキム・ソンミ(김선미)代表、演出家ワン・ヨンボム(왕용범)、音楽監督イ・ソンジュン(이성준)、振付師ソ・ビョング(서병구)監督が参与する。(略)

 『三銃士』と『ジャック・ザ・リッパー(殺人魔ジャック)』の広報関係者は、「ミュージカル『三銃士』ではヨーロッパの雄壮でオペラ的な音楽にポップの要素を加味し、ヨーロッパミュージカルの真髄を聞くことができるだろう。また、『ジャック・ザ・リッパー(殺人魔ジャック)』は、現在の舞台技術の最上のものを見せてくれる回り舞台、原作にはないオーケストラ編成など、水準の高いミュージカルになるだろう」と伝えている。

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 さすが韓国、対応が早いですよねぇ。『三銃士』は地方公演が終わったのが去年11月、『ジャック』は今年1月末までソウルで上演してました。終わる頃には再演の企画が出ていたとしても、そこから半年経たない内にオーディションやって、『ジャック』はこの夏、『三銃士は』はこの冬の再演。日本ではちょっと考えられない展開ですよね。

 『殺人魔ジャック』を『ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)』とタイトル変更しちゃうのも、韓国らしいなぁと思いました。そっちの方がいいと思ったら、コロッと変えちゃう。

 個人的に、この二作品はどちらも初演を見られなかったので、すぐに再演してくれるのは嬉しいです。キャスト発表が楽しみだ~。

 なお、記事本文には初日しか記されていませんが、記事中に載るティザーポスター画像には、『ジャック・ザ・リッパー』は7月22日~8月22日、『三銃士』は12月15日~2011年1月31日、となってます。

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2010.05.16

肝か心か

5月10日(月)
 一日ひきこもって原稿執筆と調べ物。

 夜になって、原稿をプリントアウトしてみたら、版面の3分の1ぐらいが印刷できてません。あぁ、トナーが切れかけてる、しまった~!
 愛用のモノクロレーザープリンターは、韓国で購入したHP社製。前々から、ソウルへ行ったらヨンサン(용산、竜山)の電子街でトナーを買わなくちゃと思っていたのに、前回も前々回も、空き時間に他の計画を入れてしまって、入手しそびれてたのです。プリンター自体が日本では販売されていない機種のため、トナーの取り扱いもありません。さぁ、どうしよう。

 困った時のGoogle先生頼み、とにかくトナーの型番を検索してみると、何と、ネット通販でリサイクルトナーを扱ってるところがありました。前に探した時は全然なかったのに。よさげなお店を選んで商品説明を読むと、私の愛用機対応のトナーであると明記されてます。早速注文。ラッキー。
 これまで使ってたのは、ヨンサンで購入したリサイクルトナー。印刷可能枚数「2000枚」でしたが、実際には5000枚以上プリントしたと思います。よい買い物でした。今度のリサイクルトナーはどうかな。

5月11日(火)
 一日ひきこもって原稿執筆と調べ物。

 夜、翌日の授業準備。

5月12日(水)
 午前・午後と大学の講義。昼をはさんでの移動にも慣れてきました。

 夕方、ヤボ用を済ませて帰宅。原稿執筆と調べ物。

5月13日(木)
 午前中、手元にある仕事の件で知り合いの演劇PDさんに相談の電話。懇切丁寧にいろいろな話を聞かせて下さって、勉強になりました。電話を切った後であれこれ考えを廻らしたら、以前同じようなアドバイスを戴いていたことに思い当たり愕然。自分の進歩の無さに呆れました。同じ話の繰り返しで貴重なお時間潰させて申し訳なし。三度目は絶対やるまい、と銘肝。

 ところで、日本語の「肝に銘ずる」、韓国語では「銘心する(명심하다)」って言うんですよね。「肝」と「心」と、どっちに刻む方が深く残るのだろう?と、日韓どちらでもこの言葉を使う度にいつも思います。何となく、肝の方が痛そうな気がする……。

 午後、シアターコクーンで『2人の夫とわたしの事情』観劇。平日昼間というのに男性客が多く、演劇関係者の来場も目立ちました。私は関係者のお顔とかあまり存じ上げないのですが、雰囲気が普通の観客と違うんですよね、明らかに。

 終演後はさっさと帰って、原稿執筆と調べ物。なかなか捗らず苦戦が続いてます。

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2010.05.15

[ミュージカル]サ・ビ・タ

 幕が開くとすぐ、兄が妹に電話でチュオタン(추어탕)の作り方を説明する場面があります。チュオタンはどじょう汁。韓国の南の方、ナムォン(남원、南原)やテグ(대구、大邱)の名物料理です。
 どじょうが可愛く顔を出す鍋の小道具見ながら、めちゃくちゃチュオタンが食べたくなっちゃいました。チュオタン食べられるお店、ソウルでは少ないんですよね。(探せばもちろんありますが。)


『サ・ビ・タ』
4月3日(土)13時
下北沢・本多劇場
G列下手
脚本:オ・ウンヒ
歌詞:オ・ウンヒ、チェ・ミンソプ
音楽:チェ・ギッソプ
日本語版台本・訳詞・演出:中島淳彦
出演:駒田一、原田夏希、山崎育三郎

 観客を巻き込む韓国的なノリをうまく維持して、楽しいミュージカルに仕上がってました。
 韓国でも一度見てます。日本の舞台は全体を通してじんわり情緒的。韓国の舞台はもっと振れ幅が大きい印象です。

 山崎育三郎、うまいですね。駒田一の役作りは面白かったです。好き嫌いが分かれそう。原田夏希、頑張ってましたが、もう一つ突き抜けてほしかった。そういう役なので。

 この日は原作の音楽チェ・ギッソプ、作詞チェ・ミョンソプ、両氏が客席で観劇。オリジナルの作曲家の前で歌うのって、緊張するでしょうねぇ。
 終演後に両氏のトークがありました。お二人とも、韓国の作品がこのように日本で大切に上演されているのを見て感動したという感想を述べてました。また、どちらの言葉だったか記憶が定かでないのですが、「このミュージカルはジェットコースターのように、登場人物の感情が二転三転してゆく物語」というようなことを言っていたのが印象に残りました。そう、韓国の舞台は、二転三転が鮮やかなんですよね。

 採算を考えると難しいのでしょうけれど、日本でも、本多劇場の半分の規模(200席程度)の劇場で見てみたかったです。

Namwon8

ナムォンのチュオタン。画像は以前こちらに掲載したもの。

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2010.05.14

今はこれ

今はこれ

 韓国料理で宴会中。

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[歌舞伎]御名残四月大歌舞伎 第二部

 書けるものから書いちゃえシリーズ、歌舞伎座さよなら公演最後の月、第二部です。初日と前楽、二回見物。


御名残四月大歌舞伎 第二部
4月2日(金)3階2列22番
4月27日(火)1階16列23番

『菅原伝授手習鑑』寺子屋
 源蔵・仁左衛門、松王丸・幸四郎、千代・玉三郎、戸浪・勘三郎。さよなら公演ならではの顔合せ。こういう座組、もっともっと見たかったです。歌舞伎座閉場期間中の変則的な興行、新・歌舞伎座開場後の興行に期待してます。

 幸四郎の松王丸、この人のニンだなぁと思います。淡々と演じていて、立派な松王でした。初日は咳がかなり長くわざとらしくて気になったのですが、前楽では抑えめになってました。歌舞伎役者らしい古風な風情を持ってる人。小刀細工せずに大らかに演じてくれると面白いんですよね。

 仁左衛門の源蔵。苦悩が伝わってくる源蔵でした。この人らしく神経質な感じがあるのですが、「いずれを見ても山家育ち」あたりのピリピリしたところにははまってます。一旦正面奥へ入った菅秀才を上手の一間へ移すとか、「せまじきものは宮仕え」を言わないとか、所々違います。十三代目以来の松嶋屋のやり方かな。

 金太郎の菅秀才、イキが続かないようで、長めのセリフで声が弱くなっていくのですが、これは教わった通りに一息で言おうとしている行儀のよさゆえと思われ。前楽ではかなり上達してました。実は、初日、舞台上の主役4人が一瞬肝を冷やしたであろうトチリがあったんですが、動じることなく堂々と舞台進行。大物です。三年後にはいっぱしの歌舞伎役者になってることでしょう。楽しみです。で、子役もコーヒー配るんでしょうかね?

『三人吉三巴白浪』大川端庚申塚の場
 団・菊・吉。この三つの名跡が揃う時代に生きてる幸運をしみじみと噛みしめました。三年後にもこの三人で見たいです。

『藤娘』
 藤十郎が若くて、きれい! 芸の力で「娘」を見せてくれた素晴らしい藤娘でした。
 踊りは手数少なめでさらさらと進みます。藤音頭も比較的あっさり、「松を植よなら」の手踊りも淡々と。以前「大津絵道成寺」を見た時に「芝居の所作の連続」と書きましたが、所作の人で拍子の人じゃないことを再認識。

 この人は、三年後、さらに若々しく元気な踊りを披露してくれそうな気がします。恐るべし。

 前楽で、出演予定のないはずの栄十郎師が山台に並んでらしてビックリ。友達の見た日も、筋書に載る長唄連中とは異なる面々が並んでたそうです。社中の皆さんがスケジュールをやり繰りして、歌舞伎座最後の舞台を勤められてたらしい。役者と共に歌舞伎座の舞台を作ってきた方々ですものね。最後の月の、ちょっといい話。

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[演劇]2人の夫とわたしの事情

 レビュー溜まってます……伝統芸能も、ストレートプレイも、ソウルの芝居も……。どれから書いたらいいか分からなくなってきたので、書けるものからさっさと書くことにしました。
 見てきたばかり、ほやほやのレビューです。

 余談。「もーむ」って入力したら、「モー娘」って変換されました。世の中を知り尽くした通人 Google 先生の日本語入力、さすがです。


『2人の夫とわたしの事情』
5月13日(木)13時30分
シアターコクーン
1階N列下手寄り
作:W.サマセット・モーム
演出・上演台本:ケラリーノ・サンドロビッチ
翻訳:徐 賀世子
出演:松たか子、段田安則、渡辺徹、新橋耐子、皆川猿時、猪岐英人、他

 サマセット・モームの喜劇なんてあるんだ~、と話題の公演。作者と演出家と役者に惹かれて見に行きました。どれも期待を裏切りませんでした。すごい。

 舞台は第一次大戦後のイギリス。夫ビル(段田安則)戦死の通知を受けたヴィクトリア(松たか子)は、夫の親友フレディ(渡辺徹)と再婚。ところが、ある日突然ビルが帰って来た! 美しい妻を二人の夫が取り合うのかと思いきや、二人はどちらも妻を相手に押し付けようとしているらしい。さらに、ヴィクトリアにはヴィクトリアの事情があるようで……という物語。

 始まりはシチュエーションコメディなのですが、その枠を超えて展開していく、ある意味デタラメなストーリーです。そこが面白い。全三幕で、各幕は50分弱。ビクトリアの家の寝室、客間、台所と三幕すべてセットが違い、だんだん情けなくなっていくところが楽しい。

 第一幕、幕切れで裏向きから正面に振り返って見せた、松たか子のビミョーな笑顔が最高でした。松たか子、幕開き冒頭から笑わせてくれて、素敵なコメディエンヌぶり。
 第二幕、これも幕切れの音楽の選択に唸らされました。あの場であんな曲(ベートーベンの交響曲第7番のラスト?)使うとは。客間のドアからヴィクトリア、レスター(皆川猿時)が幻のように登場する演出、バカバカしくも効果的。
 第三幕の離婚訴訟の手続きの話、アガサ・クリスティーの作品にも同種のエピソードが出てきますね。当時は本当によくあったことなのでしょう。今の日本ではリアリティがないのですが、弁護士(猪岐英人)のリアルでない演技で、まんまと乗せられて笑っちゃいました。

 段田安則と渡辺徹、妻へのビミョーな感情をうまく表現してました。間と緩急が絶妙で、舞台の役者を見る楽しみを堪能させてくれる芝居。第三幕、暴力行為の「練習」では空気変わりましたね。

 松たか子の衣装、どれもよかったです。ヴィクトリアの母(新橋耐子)の衣装も雰囲気あってよかったな~。
 そうそう、照明の使い方も面白かった。急に影が強調されたりして。

 見る前は「上演時間2時間40分(10分休憩2回含む)って長過ぎ~」と思ってたのですが、最初から最後までケラケラ笑いながら楽しく見ました。あぁ、面白かった。

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2010.05.13

今これ

今これ

 面白い!

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2010.05.12

データは雲の上へ

5月6日(木)
 午後からくずし字セミナー。今回から新しいテキストに入りました。黄表紙『摹書筆回気(すきうつしふでのまわりき)』。タイトル一文字目、ちゃんと表示されてるでしょうか?
 第一回目は作品の概説と序文。序文は「王羲之」から始まります。資料を探していて、数年ぶりに『蘭亭序』を見ました。素晴らしい字です。

5月7日(金)
 曖昧になっていた予定を結局キャンセルして、原稿執筆と調べ物。

 新旧2台のPCを並行して使っているため、メール、スケジュールをgoogleメインで管理するように移行しつつあります。ドキュメントも原則googleで管理。まだ慣れないため、編集したドキュメントをアップロードし忘れて、こっちには最新版がない~と泣くことも度々ですが。

 それでふと気づいたことが一つ。
 これまでずっと使ってきたPC、購入直後にvistaからXPへダウングレードしたものです。当時はvistaの評判があまりよくなくて、使い慣れてるXPの方が便利そうだったので。でも、新しいキューティ・パソコンはvistaで、このひと月余りでかなり慣れてきました。
 となると、2台で微妙に使い勝手が異なるのが不便です。以前のPCをvistaにアップグレードすればよいのでは?

 理屈はそうなのですが、怖くてできずにいます。仕事関係の重要なデータに万一のことがあったら、vistaにアップグレードして不具合が出たら……データのバックアップやトラブル復旧に裂く時間的・精神的余裕が、今はありません。

 結局、まずは今取り組んでる仕事の片を付けないと、ってことですね……。

5月8日(土)
 韓国映画講座。今回取り上げた作品はイ・チャンドン(이창동)監督、ムン・ソリ(문소리)、ソル・ギョング(설경구9主演の『オアシス(오아시스)』と、チョン・ユンチョル(정윤철)監督、チョ・スンウ(조승우)主演の『マラソン(말아톤)』。
 『オアシス』のソル・ギョングが木に登る場面、見る度に涙流れます。公開当時、テグ ソウルの映画館で泣きました。いい映画です。

 永田町へ移動して、マックでネットに繋いで仕事。ワイヤレスゲート、月380円で使い放題は安いです。

 夕方から国立小劇場で文楽公演第二部。劇場満員でした。

 ソフトバンクがiPadの価格を発表、5月10日から予約受付、というニュースを知り、予約しちゃおうか真剣に検討しました。が、ソフトバンクのHPで仕様を確認したら、キーボードが韓国語対応してないと判明、とりあえず見送ることにしました。中国語はあるのに、どうして韓国語に対応してないのでしょう。それなりに需要があると思うのですけれど。

5月9日(日)
 昼、国立小劇場で文楽公演第一部。今日も劇場満員。文楽東京公演、人気復活でしょうか? なぜ? まさか皆、歌舞伎座から流れてきたわけでもあるまいし。

 帰宅して、原稿執筆と調べ物。

 連休明けから、はてなブックマーク、twilogを利用し始めました。どちらもネット上に自分のデータを履歴として残しておくサービスです。クラウド化、着々と進行中。

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2010.05.11

[記事]専攻学生が選んだ映画と監督

 日本で同じようなアンケートをしたら、どんな映画、どんな監督が選ばれるんでしょうか……。


映画学徒が選んだ最高の映画は?
 ヘラルド経済 2010.05.11

 「映画学徒が選んだ最高の韓国映画」として、パク・チャヌク(박찬욱)監督の『オールド・ボーイ(올드보이)』が選ばれた。

 EBSは「シネマ天国(시네마천국)」800回を迎えて、現在大学で映画を専攻している約500名の映画学徒を対象にアンケート調査を実施した結果、『オールド・ボーイ』が1位になったと、11日明らかにした。(略)

 映画学徒たちが最も近づきたい監督しとして、ポン・ジュノ(봉준호)監督が選ばれた。(略)

 「シネマ天国」800回特集は、韓国映画の未来を牽引していく新人監督に注目した。デビュー作『チェイサー(추격자、追撃者)』で大鐘賞監督賞をとったナ・ホンジン(나홍진)監督と、『映画は映画だ(영화는 영화다)』、『義兄弟(의형제)』で連続ホームランを飛ばしたチャン・フン(장훈)監督、『ミスにんじん(미쓰 홍당무)』を通して作品性と興行力を合わせ持った女性監督して注目されているイ・ギョンミ(이경미)監督にインタビューしている。

 リメイクされた『下女(하녀)』で再び注目されている故キム・ギヨン(김기영)監督の作品も取り上げる。60年『下女』、『火女(화녀)』、『虫女(충녀)』、『肉食動物(육식동물)』等、キム・ギヨン監督の作品の全般的な特徴を探り、彼の映画を集中分析する。

「韓国映画の力!」をテーマにした800回特集は、14日夜11時10分に放送される。

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 後半はテレビ番組の宣伝みたいになっちゃってますが、この放送、見たいです。新人監督3人のインタビューは、今いろいろ話を聞いてみたい監督たちですよねぇ。絶対面白いと思うのですが。
 キム・ギヨン監督コーナー、イム・サンス監督のリメイク版『下女』がカンヌ映画祭のコンペティションに出てて、この13日に韓国でも公開されるので、それに合わせた企画でしょうが、やはり今確認しておきたいテーマです。
 番組の800回とカンヌ映画祭がばっちりタイミング合ったんですね。放送見たい~。

 さて、上の翻訳文で省略したアンケート結果は次の通りです。

映画学徒が選んだ最高の韓国映画
1位 オールド・ボーイ
2位 殺人の追憶(살인의 추억)
3位 グエムル(괴물、怪物)
4位 母なる証明(마더、マザー)
5位 チェイサー

映画学徒が最も近づきたい監督
1位 ポン・ジュノ
2位 パク・チャヌク
3位 チャン・ジン(장진)
4位 イ・チャンドン(이창동)
5位 イ・ジュニク(이준익)

 「最高の韓国映画」、5作品とも暗めの作品ですね。「暗さ」も含めて、どれも韓国映画らしい韓国映画なので、この結果は納得です。割と最近の映画ばかりなのは、答えてるのが若者ばかりなので仕方ないのかなぁ。アンケートの対象になった500名、男女比がどのくらいだったのか、気になります。

 「最高の韓国映画」1位~5位にポン・ジュノ監督作品が3つ。「最も近づきたい監督(가장 닮고 싶어하는 감독)」にポン・ジュノが選ばれるのは当然ですね。ポン・ジュノ監督の作品は、緻密に計算して作られてるので、努力すれば自分もかなり近い水準のものが作れると、学生たちが思いやすいのではないかなぁ。そんな気がします。

 イ・チャンドン監督は、新作『詩(시)』がカンヌのコンペティションに行ってます。これもこの13日に韓国公開。昨年、脚本・製作で関わってた『旅行者(여행자)』もいい映画でした。

 イ・ジュニク監督は、韓国で現在公開中の、ファン・ジョンミン(황정민)、チャ・スンウォン(차승원)主演『雲から抜け出した月のように(구름을 버서난 달처럼)』が好評で、さらに評価が高まってます。

 日本で同じアンケートをしたら、どんな結果になるのでしょうね。どこかにデータがないのかなぁ。

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2010.05.10

5連休はひきこもり?

5月1日(土)
 昨日で歌舞伎座さよなら祭が終わり、午前中はしばし呆然としてました。脱力状態。
 昼過ぎから、何とか気を取り直して、原稿執筆。GW前に仕上げなければいけなかったものなので、この連休中に何とかしないと。

 TSUTAYAで韓国映画DVDを4作品レンタルしてきました。韓国映画講座の資料です。

5月2日(日)
 引き続き、原稿執筆と調べ物。

 twitterでパク・チュンフン(박중훈)が「撮影がすべて終わりました」とツイートしてるのを見つけました。イムグォンテク(임권택)監督の101作目『月の光を育てること(달빛 길어올리기)』。今年注目の韓国映画の一つです。

 夜、D-BOYSの『NOW LOADING』観劇。脚本・ますもとたくや、演出・ラサール石井。しっかりしたホンと演出で、楽しいコメディでした。

5月3日(祝・月)
 引き続き、原稿執筆と調べ物。

 夜、久しぶりにジムへ。マシン少々、有酸素多め。5月1日から「2010年体脂肪キャンペーン」が始まっているというので、登録してみました。7月末日までのキャンペーン期間中に体脂肪をどれだけ減らせるかのコンテストです。成績上位者には賞品も出ます。
 と言っても、賞品が欲しいわけではなく、賞品もらえるほど成果が出せる自信もありません。ここ数ヶ月運動不足で何とかしないとと思っていたところだったので、この機会にジム通いの習慣を復活させたいと思ってます。

5月4日(祝・火)
 引き続き、原稿執筆と調べ物。

5月5日(祝・水)
 引き続き、原稿執筆と調べ物。
 水曜日が祝日に当たり、大学の講義が一回パスになってちょっと一息。

 夜、ジムでマシンと有酸素。軽めに。

 この5連休、ひきこもって仕事してたのですが……仕事はまだまだ終わってません。

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2010.05.09

[記事]テグ国際ミュージカルフェスティバル・大学生部門

 今年は期間中に何とかテグに行こうと目論んでます。2年近く住んでいた、勝手知ったる、懐かしい街。行ってしまえばこっちのもんです。
 興味深い記事なので、全文翻訳してみました。


テグ国際ミュージカルフェスティバル、大学生競演作10編を選定
 ユニオンプレス 2010.05.07

 来る6月12日から7月5日まで開かれるテグ国際ミュージカルフェスティバル(以下、DIMF)に、大学生競演作品として10作品が選定された。

 今回で4回目となるDIMFは、公式招請作品、創作支援作品、自由参加作品を披露する。また、大学生が直接製作・出演する大学生ミュージカルフェスティバルを予選・本選を経て審査する。

 予選を通過した10編の大学生参加作品としては、国内大学8編、中国の大学2編が競合する。

 キョンミン大学校(경민대학교)『ジーザス・クライスト・スーパースター(지저스 크라이스트 수퍼스타)』、ケミョン大学校(계명대학교)『Like a Star(라이크 어 스타)』、タングク大学校(단국대학교)『Into the Woods인투 더 우즈)』、テギョン大学(대경대학)『ハイスクール・ミュージカル(하이스쿨 뮤지컬)』、ペクチェ芸術大学(백제예술대학)『ライオン・キング(라이온 킹)』、ソギョン大学校(서경대학교)『グッバイ・ガール(굿바이 걸)』、セジョン大学校(세종대학교)『Soundless(사운들레스)』、チュンアン大学校(중앙대학교)『Rent(렌트)』と共に、北京大学『チャーリー・ブラウン(찰리 브라운/You're Good Man, Charlie Brouwn)』、中央音楽大学校『Midnight Puppet the Musical(미드나잇 퍼펫 더 뮤지컬)』が本戦に進出する。

 DIMF関係者は「年を重ねるごとに大学生たちの優秀な参加作が増えている」と述べ、「今年は、音楽性と実験精神が引き立つ創作作品を披露する」と評している。

 DIMF大学ミュージカルフェスティバルにおいて、大賞受賞チームには500万ウォンとトロフィーが授与され、人気賞と特別賞を受賞した個人には英国ウェストエンド海外研修の機会が与えられる。

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 テグ国際ミュージカルフェスティバル、大学生のコンペティション部門があるんですねぇ。決勝進出の10作品、タイトル見ると、いろんな意味で凄いと思うのですけれど。

 大学生が『ライオン・キング』を製作しちゃうとは。『ライオン・キング』って、あの『ライオン・キング』ですよね。大丈夫なんでしょうか、あの、いろいろと。
 『グッバイ・ガール』って、ニール・サイモン脚本の映画の、あれ、ですよね。日本でもミュージカルやってたと思いますが、かなり前ですよね。ブロードウェイでは再演されてるのかしらん?

 中国から参加する大学があるっていうのもすごいですねぇ。そのうち、シンガポールやタイからも参加するようになっちゃったりして。日本の大学も参加すれば面白いのに。日本で、学生がミュージカルを製作できる大学って、どのくらいあるのでしょう? 大学の講義を担当してるミュージカルの演出家さんもいらっしゃるけど、学生にミュージカルの舞台製作させたりしてるのかな?

 韓国の大学の演劇専攻は、カリキュラムで実際に舞台製作するのですよね。企画も製作も出演も学生。チケットもちゃんと定価つけて売って。で、映画専攻の学生がその過程を追って、ドキュメンタリーフィルム撮ってたりします。演劇も映画もすごく実践的。
 この大学生ミュージカルフェスティバルも、そんな土壌から生まれてきたものです。どのくらいの水準で、どんな舞台になってるのか、見てみたいですねぇ。興味津々。

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2010.05.08

3時間半睡眠で

3時間半睡眠で

 無謀です。

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2010.05.07

[記事]『コーラスライン』ライセンス公演韓国初演!

 具体的な情報が出てきました。チケットオープンは5月10日午後2時だそうです。
 これだけの作品を、初日の一ヵ月半前にチケットオープンって……韓国ですねぇ。


ミュージカル『コーラスライン』、35年間待った夢の舞台、韓国に繰り広げられる!
 財経日報 2010.05.06

 ブロードウェイの伝説のミュージカル『コーラスライン(A Chorus Line)』が、来たる6月からコーエックス・アーティウムで華麗な幕を開ける。ミュージカル『コーラスライン』は1975年初演当時、トニー賞最優秀ミュージカル賞を始め9部門(演出、作曲、作詞、脚本、振付、等)を席巻し、1990年までに6137回の公演を上演した作品性と興行性を確保している最高の作品だ。(略)

 1990年4月28日の公演を最後に一時幕を降ろしたミュージカル『コーラスライン』は、2006年、さらに華麗で洗練されたリバイバルとして、華やかにブロードウェイに復帰した。(略)

 ミュージカル『コーラスライン』の人気は、アメリカにとどまらず、全世界に向かっている。フランス、日本など主要20カ国で現地の言語での舞台が演じられ、その人気を実感させる。日本の場合、世界的に有名な劇団四季で、1979年の初演から現在まで1000回以上の公演を行っている。劇団四季の代表・浅利慶太は「ミュージカル『コーラスライン』は多くのミュージカル・レパートリーの中で、最も意味ある重要な作品として、四季が存在する限り上演が継続されるだろう」と、作品に対する愛情を表している。全世界を魅了したミュージカル『コーラスライン』が、とうとう韓国で繰り広げられる。

 初めて正式ライセンスを獲得し、国内では初のお目見えとなるブロードウェイ・リバイバル・バージョンの公演は、リバイバル公演の演出および振付師として活躍したBaayork Leeが直接演出と振付を担当し、国内最高の俳優たちがともに幻想的な舞台を送り出す予定だ。(略)

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 記事の翻訳、『コーラスライン』という作品についての説明部分は省略しましたが、日本絡みのところは訳出してみました。劇団四季での上演歴と浅利慶太の発言を取り上げるところに、宣伝半分、ライバル意識半分の思惑が見え隠れしてますね。
 記事には「国内最高の俳優たち」ってありますけど、誰が出るのか分かりません。3月にオーディションやってまして、30名選抜してるはずです。

 公演情報を載せておきますね。

『コーラスライン(코러스라인)』
2010.06.26~2010.08.22
火・木・金20時/水15時、20時/土15時、19時/日14時、18時/月休
コーエックス・アーティウム(코엑스 아티움)
125分

 今年の夏は、『ビリー・エリオット(빌리엘리어트)』が8月13日から、『ミス・サイゴン(미스사이공)』が9月12日まで上演してます。で、『コーラスライン』が8月22日まで。ってことは、8月13日~22日の間にソウルへ行けば、これら3作品が一度に見られます。あぁ、何だか、リトル・ブロードウェイって感じになってきましたね、ソウル。

 仁川・永宗島(영종도)の韓国版ブロードウェイも、まんざらでもないのかも……?

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2010.05.06

ソウルの演劇★初日間近

 ソウルの演劇。初日間近の公演です。
 一番上に載せた『鉱夫画家たち』はすでに幕が開いてます。先にアップした「上演中」とのタイムラグで、こっちに入っちゃいました。すみません。

 さて、見たいもの目白押しです。

 『鉱夫画家たち』は、映画『リトル・ダンサー(原題:Billy Elliot)』の脚本家リー・ホール(Lee Hall)の作。炭鉱町の坑夫たちが絵を描き始めて前衛芸術グループになっていくという、実話に基づいた物語だそうです。タイトル、直訳してますが、「炭鉱の画家たち」ってことですね。
 『追跡』は、Anthony Shaffer作の『Sleuth』、二人の男の追いつ追われつの推理心理劇。1972年と2007年に映画化されている作品です。

 劇団チャイム(차이무)の『ヤンドグォン物語』。ヤンドグォンって地名なんですね。死にそうな父がなかなか死なず、ソウルとヤンドグォンを行ったり来たりする家族の物語……らしいです。

 『お母さんは50歳で海を発見した』は、フランスの劇作家Denise Chalem(カタカナ表記分からない(^-^;)の作。韓国初演は1991年、当時「ソウル演劇祭」最優秀作品賞、主演賞、演出賞、翻訳賞を受賞した定評ある舞台です。韓国の舞台・映画で一ジャンルを形成している「お母さんもの」流行の端緒とも言える作品。
 『眠れない夜はない』は、言わずとしれた、平田オリザ作。
 『下女たち』は、ジャン・ジュネ作『女中たち』です。演戯団コリペ(연희단거리패)の舞台。

 「ソウル演劇祭」「2010恵化洞1番地フェスティバル」への参加作品も人気上位へ食い込んできてます。『リ会長殺害事件』は、「ソウル演劇祭」の後、本公演(?)として上演されます。これ、見たい~。

 オ・テソク作『私の愛 DMZ』、朝鮮戦争60年の年に再演。これも見てみたい作品なのですけれど……。


◇鉱夫画家たち(광부화가들)
2010.05.05~2010.05.30
月~金19時30分/土15時、19時30分/日・祝15時/5月10日・14日・24日休/5月15日15時貸切
明洞芸術劇場(명동예술극장)
120分
*Lee Hall作『The Pitmen Painters』

◇恋愛特講(연애특강)
2010.05.27~2010.06.20
木・金20時/土16時、19時/日・祝15時、18時/月・火・水休
忠武アートホール・小劇場ブルー(충무아트홀 중극장 블루)
100分

◇追跡(추적)
2010.05.07~2010.06.20
평일 8시 / 토요일 3시, 7시 / 일.공휴일 2시, 6시
芸術の殿堂・自由小劇場(예술의전당 자유소극장)
120 分
*Anthony Shaffer作『Sleuth』

◇レディー・マクベス(레이디 맥베스)
2010.06.10~2010.06.20
平日20時/土・日16時/月休/6月17日(木)16時のみ
アルコ芸術劇場・小劇場(아르코예술극장 소극장)
80分

◇ヤンドグォン物語(양덕원 이야기)
2010.05.07~2010.07.04
平日20時/土・日・祝15時、18時/月休
大学路・アートウォンシアター3館(대학로 아트원씨어터 3관)
90分

◇ガンギエイ(홍어)
2010.05.14~2010.05.22
平日20時/土・日・祝16時
アルコ芸術劇場・大劇場(아르코예술극장 대극장)
110分
*ソウル演劇祭(서울연극제)公式参加作

◇あなたを騙すとしても(그대를 속일지라도)
2010.06.18~2010.06.27
平日20時/土・日16時/月休
アルコ芸術劇場・大劇場(아르코예술극장 대극장)
100分

◇賃貸アパート(임대아파트)
2010.05.14~2010.05.23
平日20時/土・日16時、19時/祝16時
演劇実験室・恵化洞1番地(연극실험실 혜화동 1번지)
*2010恵化洞1番地フェスティバル(2010 혜화동1번지 페스티벌)参加作

◇お母さんは50歳で海を発見した(엄마는 오십에 바다를 발견했다)
2010.05.07~2010.06.06
火・木・金20時/土15時、19時/水・日15時/月休
サヌルリム小劇場(산울림 소극장)
100分
*Denise Chalem作『À cinquante ans, elle découvrait la mer』

◇眠れない夜はない(잠 못드는 밤은 없다)
2010.05.11~2010.06.06
平日20時/土15時、19時/日15時/月休
トゥサンアートセンター・Space111(두산아트센터 Space111)
*平田オリザ作
*演劇〈人人人シリーズ〉(연극〈인인인 시리즈〉)

◇リ会長殺害事件(리회장 시해사건)
2010.05.19~2010.06.06
平日20時/土15時、19時/日・祝15時/月休
ミマジアートセンター・ヌンビッ劇場(미마지 아트센터 눈빛극장)
*キム・グァンニム(김광림)作
*ソウル演劇祭(서울연극제)公式参加作

◇下女たち(하녀들)
2010.05.29~2010.06.06
平日20時/土16時、19時30分/日16時/月休
大学路・ゲリラ劇場(대학로 게릴라 극장)
90分
*Jean Genet作『Les Bonnes』

◇他人の苦痛(타인의 고통)
2010.05.25~2010.06.06
平日20時/土・日16時、19時
演劇実験室・恵化洞1番地(연극실험실 혜화동 1번지)
*2010恵化洞1番地フェスティバル(2010 혜화동1번지 페스티벌)作品

◇私の愛 DMZ(내사랑 DMZ)
2010.06.04~2010.06.13
火~木20時/金・土・祝16時、20時/日16時/月休
国立劇場・KB青少年ハヌル劇場(국립극장 KB청소년 하늘극장)
80分
*オ・テソク(오태석、呉泰錫)作

☆関連記事
 [記事]ソウル演劇祭

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2010.05.05

『兄弟は勇敢だった』、15日貸切情報は間違いでした

 4月29日の記事「ソウルのミュージカル★上演中」で、『兄弟は勇敢だった』について「5月15日貸切」としていましたが、実際は「5月19日(水)20時貸切」でした。

 15・16日の週末にお出かけの方、15日(土)は15時でも19時でも見られます!
 間違った情報を掲載していて、申し訳ありませんでした。元記事は訂正いたしました。

 お問い合わせ下さった みいさん、ありがとうございました。

 時にこんなこともありますので、公演情報、お気づきのことがありましたら、なにとぞお知らせ下さいね。

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歌舞伎座さよなら祭全力参加

4月27日(火)
 歌舞伎座第一部・第二部。前楽です。

 一瞬たりとも舞台から目を離すまい、舞台上のあらゆることを見逃すまいと思いながら、見てました。

4月28日(水)
 午前、大学の講義。移動して、午後も講義。移動中に左目のコンタクトを失くして、大ショック。
 夕方、歌舞伎座第三部。現・歌舞伎座の千秋楽です。感無量。
 終演後、第三部を観劇していた芝居友達5人で、歌舞伎座さよなら飲み会。

4月29日(木)
 朝、twitterで、昨日の「助六」の写真が東京新聞一面に掲載されていると知りました。花道出端の助六とそれを見つめる場内客席の写真です。「これは!」とコンビニに走って購入。鵜の目鷹の目で探して、芥子粒ほどの自分を発見しました。

Imgp7421

 この写真、宝物です。芝居の神様、ありがとう。

 夕方、新しいコンタクトを作りに行きました。前回作ってから1年余り。右は今のもので問題ないので、失くした左だけ新調すればよいとのことで、片目分の出費で済みました。在庫があったので、即受け取り。よかった~。
 夜、実家へ。天皇誕生日、みどりの日、昭和の日と世間の呼び名はコロコロ変わりますが、私には毎年変わらぬ「母の誕生日」。

4月30日(金)
 歌舞伎座閉場式、昼の部・夜の部。ついに歌舞伎座最後の日。

 昼も夜も、歌舞伎座という劇場がいとおしくて、45分の長い幕間にも外出する気になれませんでした。いつもなら、気分転換を兼ねてコンビニへぶらっと買い物に行ったりするのですけれど。この日ばかりは、歌舞伎座の中にいられる一瞬一瞬が、かけがえのない貴重な時間でした。

 終演後、夜の部に来ていた芝居友達6人で、歌舞伎座さよなら飲み会。先月から一体何度目? これがホントにホントの最後になります。飲み会は皆で盛り上がって楽しかったです。帰り道は一人でしんみり寂しかったです。

 さよなら、歌舞伎座。2年11ヶ月後にまた会いましょう。

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ソウルの演劇★上演中

 ソウルで現在上演中の演劇です。
 公演スケジュールのバリエーションが豊富になりましたねぇ。公演ごとに、平日でも2回公演の日があったり、月曜に公演してたり、火曜が休演日だったり。スケジュールを立てる時には十分ご注意下さいね。うまく組み合わせると、同じ滞在日数でこれまでより1~2本多く観ることもできそうです。

 さて、未見の舞台ばかりで、聞きかじり読みかじりの評判しか分からないのですが……。

 『世の中で-』『欲望-』『お兄ちゃん-』の3作は「演劇熱戦3」のラインナップ作品です。特に、『世の中で最も美しい離別』、好評です。
 『屋根部屋のネコ』、当初は人気ドラマを利用したお手軽企画と目されていたようですが、しっかりしたスタッフを揃えて充実した面白い舞台に仕上がっていると、かなり評判いいです。
 『論戦』は「全裸」が話題で、未成年お断り。『僕は下品な女が好き』は、マ・グァンス(馬光洙)の同名エッセイが原作。エッセイのテーマは文化論だそうですが、「猥褻論議」を引き起こしてる作でして、演劇版も18禁。
 『教授と女弟子』の「大ヒット」以来、舞台上の生のヌード、セミヌードが「ウリ」になっちゃってますねぇ。
 『どうしようもない奴ら』は、ミュージカル『英雄を待ちながら(영웅을 기다리며)』の脚本を担当したイ・ジュヨン(이주용)作のコメディです。「鬼神」が登場する「コミックホラープレイ」とのことで、内容に興味津々。
 『愛子』は同名の映画の演劇化。同じく映画原作の『レインマン』、トリプルキャストでアンコールになってます。
 『ちゃんぽん』、1980年5月18日の光州事件を背景にしたコミカルな悲劇。「5月17日(月)公演あり」に、この芝居に関わる人たちの思いが感じられます。

 下のリストには作品が入ってませんが、前に記事を紹介した「ソウル演劇祭」も5月23日までやってます。


◇世の中で最も美しい離別(세상에서 가장 아름다운 이별)
2010.04.23~2010.07.18
水・木16時、20時/金20時/土・日・祝15時、18時/月・火休
大学路・文化空間イダ1館(대학로 문화공간 이다 1관)
100分

◇屋根部屋のネコ(옥탑방 고양이)
2010.04.06~2010.05.30
平日17時、20時/土16時、19時/日15時、18時/月休
大学路・SMティンティンホール(대학로 SM틴틴홀)
110分

◇欲望という名の電車(욕망이라는 이름의 전차)
2010.03.19~2010.05.23
平日20時/土・日・祝15時、19時/月休//5月14日一般販売なし
東崇アートセンター・東崇ホール(동숭아트센터 동숭홀)
120分

◇そのまま青春-アンコール(그냥 청춘-앵콜)
2010.04.01~2010.05.16
火・木・金20時/水16時、20時/土16時、19時/日16時/月休
可変劇場・背の低い松(가변극장 키 작은 소나무)
90分

◇ニューボインボイン(뉴보잉보잉)
2009.01.01~Open Run(오픈런)
平日17時、20時/土16時30分、19時30分、21時40分/日・祝16時、19時/5月5日・21日14時、16時、19時
大学路・トゥレホール3館(대학로 두레홀 3관)
90分

◇論戦 La Dispute(논쟁 La Dispute)
2010.03.16~2010.05.16
平日20時/土16時、19時/日15時、18時/月休
忠武アートホール・中劇場ブラック(충무아트홀 중극장 블랙)
80分
*20歳未満(1991年以後出生した者)入場不可

◇お兄ちゃんが帰ってきた(오빠가 돌아왔다)
2010.03.06~2010.05.23
平日20時/土・日・祝15時、18時/月休
東崇アートセンター・小劇場(동숭아트센터 소극장)
100分

◇笑の大学(웃음의 대학)
2009.11.26~Open Run(오픈런)
平日20時/土・日・祝15時、18時/月休
大学路・アートウォンシアター2館(아트원씨어터 2관)
100分

◇2010 私が最も可愛かった時(2010 내가 가장 예뻤을 때)
2010.03.25~2010.05.30
平日20時/土16時、19時/日・祝15時、18時/月休
大学路・スターシティ3館(대학로 스타시티 3관)
90分

◇僕は下品な女が好き(나는 야한 여자가 좋다)
2010.05.01~2010.06.30
火・水・木20時/金17時、20時/土16時30分、19時30分/日・祝16時、19時/月休
ハンソンアートホール<旧インケルアートホール>(한성아트홀<구. 인켈아트홀>)
90分
*18歳未満入場不可

◇どうしようもない奴ら(막무가내들)
2010.01.20~2010.12.31
平日20時/土・祝15時、18時/日14時、17時/火休
大学路・スターシティ2館(대학로 스타시티 2관)
90分

◇男ワタナベ...完全にキレる(사나이 와타나베...완전히 삐지다)
2010.04.06~2010.06.06
平日20時/土16時、19時/日・祝15時、18時/月休
ペガムアートホール(백암아트홀)
100分
*「監督舞台へ来る(감독 무대로 오다)」シリーズ第3弾

◇愛子(애자)
2010.04.30~2010.06.20
平日20時/土16時、19時/日・祝15時、18時/月休
忠武アートホール小劇場・ブルー(충무아트홀 소극장 블루)
100分

◇レインマン(레인맨)
2010.05.01~2010.06.27
火・水・木20時/金15時、20時/土15時、19時/日15時/月休
トゥサンアートセンター・ヨンガンホール(두산아트센터 연강홀)
130分

◇審判(심판)
2010.04.30~2010.05.09
平日20時/土15時、19時/日15時/月休/5月5日14時、18時/月休
アルコ芸術劇場・大劇場(아르코예술극장 대극장)
120分

◇ちゃんぽん(짬뽕)
2010.04.28~2010.06.06
平日20時/土16時、19時/日15時、18時/月休、但し5月17日(月)公演あり
大学路・ソンドル劇場(대학로 선돌극장)
90分
☆日本版のあらすじとレビュー
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2010.05.04

kモードの3泊4日

4月23日(金)
 朝、NH1291便でソウルへ。睡眠時間1時間と前回以下の最悪コンディションで、空港までのリムジンと飛行機の中でひたすら仮眠。
 午後、韓国で活動している日本人PDさんとお茶。勉強させていただきました。
 夜、大学路でミュージカル『独身男んちの八百屋』。

 ホテル到着時のフロントでの会話。
なな「チェックインしたいんですが……。」
フロント「はい……あ、すみませんが、チェックインは2時からです。」
 時刻は正午過ぎ。
なな「……2時からですか……どうしよう…………はぁ…」
 チェックイン時刻は予約時に確認して、十分承知してます。実は。
フロント「まだ部屋の掃除ができませんので。」
なな「あの……1時だったら部屋に入れますか?」
フロント「あ、1時なら大丈夫です。」
なな「じゃ、お昼食べて、1時にまた来ます。荷物お願いします~。」

 韓国は訊いたもん勝ち。韓国に入国するや、韓国対応kモードに切り替わるワタシです。

4月24日(土)
 午前、大韓劇場で映画『小さな池』。
 午後、大学路で演劇『大虐殺の神』。
 夜、コーエックスでミュージカル『兄弟は勇敢だった』。

 大学路のソウル演劇センターでネットしてた時のこと。
隣の女性「あの、どうしたらブラウザが開くんですか?」
 えーっと、ワタシ、日本人観光客なんですが。
なな「えー、あ、ここをクリックして下さい。」
隣の女性「あぁ! ありがとうございます。」
 いえいえ、ワタシ、日本人観光客なんですが、バレてないですか?

4月25日(日)
 昼、韓国のPDさんと昼食。
 午後、明洞芸術劇場で演劇『呉将軍の足の爪』。
 夜、LGアートセンターで演劇『トーナメント』。

 明洞にて。
客引1「お客さん、見るだけでいいです、どうぞ!」
客引2「化粧水、クリーム、いろいろありますよ~。」
客引3「これ、日本の方に人気です。おまけしますよ。」

 発音キレイだし、表現も自然。日本語能力どんどん向上してますねぇ。

4月26日(月)
 午前、大韓劇場で映画『ベストセラー』。
 昼、アプクジョンでCINE21主催の写真展。
 午後、教保文庫・江南で買い物。

 教保文庫で、映画雑誌『CINE21』の創刊15周年記念号が欲しかったのですが、店頭にはもう次の最新号が並んでました。前週のバックナンバーはさっさと返本されてしまうのが普通です。でも、諦めきれないkモードのワタシ。二人組で作業をしていた若い方のスタッフに訊いてみました。

なな「あの、この『CINE21』の前の週のを買いたいんですけれど。在庫はないですか?」
店員J「前の週のですか? 普通、在庫は置いてないんですが……」
 と言いつつ、若いおにいさん、自分の返答に自信がなかったようで、先輩のところへ。
店員J「あのお客さんが前の週の雑誌を欲しいと仰ってるんですが……」
店員S「前の週の? どの雑誌?」
 先輩スタッフは平台の下の棚を探し始めました。と、一冊の雑誌を手に私のところへ。
店員S「これですか?」
なな「ありがとうございます!」

 韓国は訊いたもん勝ち。めでたく記念特大号ゲットしました。

Imgp7420

 創刊15周年記念プレゼントで、景品のリップクリームがもらえました。私は2冊買ったので、リップクリームも2個。何と、メイド・イン・ジャパン!

 金浦空港へ向かうタクシーの中で。
運転手「どちらへ行きますか?」
なな「金浦空港です。」
運転手「国内線?」
なな「いえ、国際線です。」
運転手「(右手を振り回しながら)あー、こっちの方ね。」
なな「(同じく右手を振って)そうです、こっちの方。入って右側です。」
運転手「日本にお住まいですか?」
 前回もそうでしたが、この質問がすでにズレてますよね。でも、面白いのでそのまま会話続行。
なな「はい。」
運転手「私も日本へ行ったことありますよ。」
なな「どうでしたか?」
運転手「うん、まぁ、何だかねぇ。」
 何だったんでしょうか? 船で大阪へ着いて、それからあちこち回った、というくらいしか話してくれませんでした。

 それにしても、金浦空港国際線絡みで一般タクシーに乗って怪しい韓国語を操ると、「在日僑胞(在日韓国人)」と思われるんですねぇ。

 NH1294便で東京着。
 楽しい3泊4日でした。

☆関連記事
 韓国での楽しい会話
 韓国は訊いたもん勝ち

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[歌舞伎]御名残四月大歌舞伎 第一部

 歌舞伎座さよなら公演、とうとう最後の月になってしまいました。初日に第一部から第三部まで一日通しで観劇。前楽に第一部・第二部、千秋楽に第三部。各部2回ずつ見ることができました。


歌舞伎座さよなら公演御名残四月大歌舞伎第一部
4月2日(金)11時 3階2列7番
4月27日(火)11時 1階16列21番

『御名残木挽闇爭(おなごりこびきのだんまり)』
 演目が発表された時、あぁ、さよなら公演最後の月は序幕に若手を揃えて出しちゃうのね、と納得しました。配役が発表になった時、何やら違和感を感じました。そして、初日、幕が開いた瞬間に違和感の原因が判明。

 曽我物でだんまりって、かなり異例。

 江戸時代の興行の慣例として、だんまりは顔見世の付き物、曽我物は正月狂言です。五郎・十郎や工藤が宝物争って「だんまり」って、普通はありえません。配役見た時の違和感は、頭の中で五郎や十郎の「だんまり」が全く想像できなかったことが原因でした。
 その違和感を気にしなければ、若手勢揃いの華やかな一幕。この面々は、3年後確実に、新・歌舞伎座の桧舞台を力一杯踏んでくれることでしょう。
 三津五郎の幕外引込みで、気持ちよく幕。

『一谷嫩軍記』熊谷陣屋
 吉右衛門の熊谷、藤十郎の相模、魁春の藤の方、富十郎の弥陀六と役者が揃い、密度の高い芝居を堪能しました。
 吉右衛門は、一瞬たりともスキのない芝居。ワザとらしい芝居は全くしてないのに、敦盛の最期の様子を藤の方に語りつつ、実はちゃんと相模に聞かせてる。どうしてそんなことが可能なのか不思議です。歌舞伎座の最後に、この熊谷を2度見られて幸せでした。
 初日、相模のクドキが短かったようなのですが、前楽はいつも通り。富十郎、初日はセリフが弱々しく感じられましたが、前楽は堂々たるものでした。呼び止められてトボケる芝居もなく、淡々と演じたところに弥陀六の迫力が感じられてよかったです。

『連獅子』
 初日も前楽も、勘三郎・勘太郎・七之助、気合入ってました。よく揃ってました。客席の盛り上がりも凄かったです。
 前楽、勘太郎がわずかに膝か腰をかばってるように見えたのは気のせいでしょうか。何でもなければよいのですが。

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2010.05.03

[記事]『ハート・ロッカー』に韓国ブランド

 仕事の合間に発見した小ネタ記事です。


『ハート・ロッカー』、映画の中の韓国製品に「視線」
 アクロファン 2010.05.03

 『ハート・ロッカー』(輸入:KNエンターテイメント/配給:N.E.W.)がどの瞬間も緊張した場面で観客をつかんでいる中、映画に登場する国産製品が映画を観るまた別の興味をもたらし、観客たちの関心を集めている。(以下略)

     ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 『ハート・ロッカー』、イラクを舞台にテロと戦うアメリカ軍の爆発処理班を描いた映画ですね。今年のアカデミー賞で作品賞を始め6部門を受賞した話題作です。私はまだ見てないんですけど。
 その、いわゆるアカデミー賞作品に、韓国製品が登場している、という話題です。

 ワタシ、この手の話題に関心持ってまして。『マトリックス リローデッド』のケータイ(?)が SAMSUNG製 というのは有名ですよね。他にも、フランソワ・オゾン監督の『スイミング・プール』で、英国の女流ミステリー作家という設定の主人公が別荘で執筆に使うノートパソコンはSAMSUNG、プリンタはCANONだった、とか。その昔、HPの日記(2003年8月24日)で書いたことがあります。

 で、『ハート・ロッカー』ですが、上記記事では韓国製品の登場する場面が具体的に解説されてます。ネタバレの可能性があるので、省略しちゃいました。何でも、LGのテレビとHYUNDAIのトラックが出てくるそうです。まだ他にもあるのかも。
 「アカデミー賞作品に韓国製品が!」と言っても、どんな状況下で使われているかによってその意味は全く違ってくるわけですが、そのへんは実際どうなんでしょうね。これは自分の目で確かめないと?

 SONYやTOYOTAの登場の有無も、日本人としては気になるところです。

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地道な日々

4月19日(月)
 一日、立川の国文学研究資料館で調べ物。

4月20日(火)
 原稿執筆と講義の準備。

 週末ソウル行きのため、あちこちにメールを送り、書類作成。

4月21日(水)
 午前・午後と大学の講義。
 帰ってから原稿執筆。

 ソウル行きの前にできるだけ進めておきたい仕事があり、今週は地道に机の前に向かう日々です。

4月22日(木)
 午後からくずし字セミナー。『怪物つれづれ雑談』の最終話。親孝行な男がその孝行心のお陰で宝を得たという結末です。

Bakemono11

 宝珠、祇園守、丁子、分銅、金嚢(きんのう)、宝鑰(ほうやく)、打ち出の小槌、隠れ笠、隠れ蓑、七宝といった江戸時代の「宝」の話。今では「宝尽くし」として和服や和物のデザインに見られる文様です。

 夜、アメリカ在住で一時帰国した高校時代の同期を囲んでの飲み会でした。集まった面々は皆元気で、それぞれに活躍中。進んだ道がバラバラなので、お互いの話が刺激になります。
 翌日が早いこともあり、23時半で失礼しました。20数年ぶりに会えるはずだった友達が現れるまで居残れなかったのが心残りでした。

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2010.05.02

今日はこれ

今日はこれ

 D-BOYSの『NOW LOADING』。

 面白かった~。

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餌付け?

4月16日(金)
 朝、父から「楽天のシュークリームがあります」とのメール。先月末の壺プリンといい、実家でワタシの餌付け計画が進行中なんでしょうか。

 引き篭って原稿作成と明日の講義の準備。

4月17日(土)
 朝、雪が積もっていたのには驚きました。予報通りですが、本当に積もるほど降るとは。このひと月ほど「三寒四温」ならぬ「三寒一温」といった印象で、体調崩さないようにするのに気を遣いますね。
 そう言えば、『四月の雪』って韓国映画もありましたねぇ。

 午前中、清泉女子大の生涯学習講座「韓国映画の楽しみ」第二回。
 このところ、『シュリ』『JSA』『トンマッコルへようこそ』を再見してますが、観る度にいろいろな発見があります。それぞれ面白い映画です。

4月18日(日)
 昼から、友人が出演している三曲の会「花橘会」に行きました。東京証券会館ホールにて。邦楽の会は久しぶり。やっぱりいいですね~。音が身体に染み込むみたい。

 夜、実家に顔出し。ミルクシュークリーム美味でした。

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2010.05.01

[記事]失敗したスター・マーケティング

 一週間ほど前の記事ですが、全文翻訳で載せておきます。日本人の目から見ると「名指しでここまで書くの?」ってレベルですが、韓国の新聞記事としては、特に厳しいものではありません。あちこちの公演評の中で指摘されて、すでに世間的に定まっている評価をもとに、最近の傾向として総括してみた、という性格の記事です。

 こうやって、実力のある人が生き残り、舞台のレベルが上がっていくんですよね、韓国って。


大学路はスター・マーケティングの場? 評判の宴会に食べ物がない!
 毎日経済 2010.04.23

 大韓民国公演界の砦である大学路には、毎年咲いては散る花のように、多くの公演が幕を開け幕を降ろしている。その多くの公演の中には、私たちがよく知らない俳優がいるかと思えば、スクリーンまたはブラウン管で見たことのある有名なスターたちが「華麗なる外出」という名目の下に大学路を訪れもする。公演企画会社もまた、「スター・マーケティング」という名で、有名芸能人たちを公演界へ呼ぶ。観客は、普通は出会えないスターたちに、より密接な空間で会うことができるという期待を抱いて劇場にやって来るが、実際には劇場に入る時の期待感が出る時まで持続することは少ない。理由は簡単だ。ミュージカルや演劇は、映画やドラマのようにもう一度やり直すことができない。つまり、公演に与えられた時間内に、NGを出さず、すべてのことを見せなければならないため、それだけ十分な練習と互いの呼吸が重要だ。特に、公演を共に引っ張って行く相手役の俳優との動線ひとつ、やりとりするセリフ一言が不自然であれば、観客に公演の感動を伝えることができないからだ。

 最近、アイドル歌手たちのミュージカル界進出が目立っている。東方神起(동방신기)、スーパージュニア(슈퍼주니어)、少女時代(소녀시대)など、現在株価が最高に高騰しているアイドルたちがミュージカルに進出し、完売行列を作り上げているのは事実だ。観客もやはり主流層は20~30代から10代にまで拡大し、公演界の活力素を吹き込んでいる。しかし、実際にアイドルスターを近くで見ることができるということを除いては、実際に公演が与えてくれる感動を感じるということは難しい。少し前に幕を降ろしたミュージカル『ザナドゥ(제나두)』に出演したスーパージュニアのカンイン(강인) とヒチョル(희철)、そして『ブロンドが凄過ぎよ(금발이 너무해)』の少女時代のジェシカ(제시카)の場合、ミュージカルというジャンルと自身の役柄をまだ正確に把握できていないのに舞台に上がったのではないかと思うほど、セリフ伝達と感情移入に失敗したという評価だ。国内ミュージカルのある関係者は「俳優を舞台に上げるためには少なくとも4週以上の練習を必要とするが、最近出演する俳優たちはわずか1~2週の練習で観客の前に立つ」と、公演界の苦々しい現実を語っている。

 もちろん、俳優たちだけの問題ではない。公演日程を押さえておいて、無理なスケジュールを敢行する所属事務所にも責任がある。しかし、少なくとも俳優の名で観客の前に立つ時には、基本的な心構えは持っているべきなのに、それすらもできないようで、観客の立場からはもどかしい。

 ミュージカル『ミス・サイゴン(미스사이공)』でブロードウェイに進出し、世界的なミュージカルスターとなった俳優イ・ソジョン(이소정)が「観客は常に恐ろしく難しい存在」と言ったように、俳優は観客のために存在し生きていかねばならないことを、アイドルスターたちも知ってくれればと思う。

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 私自身は、『ザナドゥ』、見てません。『ブロンドが凄過ぎよ』は、キム・ジウで見ました。なので、実際にここで指摘されているような舞台だったのかどうか、分かりません。
 また、2008年9月~11月に上演された『ザナドゥ』を「最近」の事例として引き合いに出すことには、違和感もあります。変化の速い韓国、その中でも特に韓国ミュージカル界はこの1~2年で大きく変わってきていますから、1年半前の舞台が「最近」とは思えないのですよね。

 それでも、この記事に力があるのは、『ザナドゥ』に出演したスーパージュニアのカンインとヒチョルは、それ以後現在に至るまでミュージカルの舞台に立っていない、という事実があるからです。同じスーパージュニアのイェソン(예성)とソンミン(성민)は、今年、『ホン・ギルドン(홍길동)』に出ていますから、スーパージュニアのメンバーは機会があればミュージカル俳優としても活動する、という方針は変わってないようなのですが。

 この記事からは、カンインとヒチョルはミュージカル初挑戦なのに1~2週間の稽古で舞台に立ってしまったらしい、と想像されます。それはさすがに無茶ですよね。実際はどうだったのだろう……。

 『ブロンドが凄過ぎよ』は、ちょうど今日からテグ公演が始まりました。ジェシカの出演日は、5月2日(日)2回と5月5日(祝)2回。チケットパワーへの評価は高いです。舞台の方は、全公演終了したところで改めて総括が出てくるでしょうから、注目しておきたいです。

 ところで、記事の中にある「少なくとも4週以上の練習を必要とする」という部分。これって、長いのか短いのか、よく分かりません。「練習」の定義によるのでしょうけど。日本のミュージカル公演は、どのくらいの稽古期間があるものなのでしょうか。

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 韓国ミュージカル情報/09.12.08-スター・マーケティング

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