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2010.05.04

[歌舞伎]御名残四月大歌舞伎 第一部

 歌舞伎座さよなら公演、とうとう最後の月になってしまいました。初日に第一部から第三部まで一日通しで観劇。前楽に第一部・第二部、千秋楽に第三部。各部2回ずつ見ることができました。


歌舞伎座さよなら公演御名残四月大歌舞伎第一部
4月2日(金)11時 3階2列7番
4月27日(火)11時 1階16列21番

『御名残木挽闇爭(おなごりこびきのだんまり)』
 演目が発表された時、あぁ、さよなら公演最後の月は序幕に若手を揃えて出しちゃうのね、と納得しました。配役が発表になった時、何やら違和感を感じました。そして、初日、幕が開いた瞬間に違和感の原因が判明。

 曽我物でだんまりって、かなり異例。

 江戸時代の興行の慣例として、だんまりは顔見世の付き物、曽我物は正月狂言です。五郎・十郎や工藤が宝物争って「だんまり」って、普通はありえません。配役見た時の違和感は、頭の中で五郎や十郎の「だんまり」が全く想像できなかったことが原因でした。
 その違和感を気にしなければ、若手勢揃いの華やかな一幕。この面々は、3年後確実に、新・歌舞伎座の桧舞台を力一杯踏んでくれることでしょう。
 三津五郎の幕外引込みで、気持ちよく幕。

『一谷嫩軍記』熊谷陣屋
 吉右衛門の熊谷、藤十郎の相模、魁春の藤の方、富十郎の弥陀六と役者が揃い、密度の高い芝居を堪能しました。
 吉右衛門は、一瞬たりともスキのない芝居。ワザとらしい芝居は全くしてないのに、敦盛の最期の様子を藤の方に語りつつ、実はちゃんと相模に聞かせてる。どうしてそんなことが可能なのか不思議です。歌舞伎座の最後に、この熊谷を2度見られて幸せでした。
 初日、相模のクドキが短かったようなのですが、前楽はいつも通り。富十郎、初日はセリフが弱々しく感じられましたが、前楽は堂々たるものでした。呼び止められてトボケる芝居もなく、淡々と演じたところに弥陀六の迫力が感じられてよかったです。

『連獅子』
 初日も前楽も、勘三郎・勘太郎・七之助、気合入ってました。よく揃ってました。客席の盛り上がりも凄かったです。
 前楽、勘太郎がわずかに膝か腰をかばってるように見えたのは気のせいでしょうか。何でもなければよいのですが。

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