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2010.06.04

[記事]韓国映画と朝鮮戦争

 「韓国戦争」、日本で言うところの「朝鮮戦争」は1950年6月25日に勃発しました。この日を韓国では「ユギオ(육이오、6・25)」と呼んでいます。
 ちなみに、日本の植民地支配から解放された8月15日は「パリロ(팔일오、8・15)」です。
 ついでに。以前、韓国の映画関係者から「行定監督の名前は何というの?」と尋ねられた時、聞き取りやすいようにと思って「イ、サ、オ、です」と答えたら、「2、4、5?」と指で問い返されました。なるほど~。気づかなかったです~。


韓国映画と6・25
 京郷新聞 2010.06.04

 来る25日は「韓国戦争」が勃発して60年目になる日だ。韓国映像資料院は、この15日から30日まで、シネマテク特別展「韓国映画と6.25」を行う。サンアム洞シネマテクKOFAで、6・25を直接・間接的に素材として取り上げた代表作を上映する。

 上映作は全部で17編だ。『ピアゴル(피아골)』、『撃退(격퇴)』、『5人の海兵(5인의 해병)』、『戦う獅子たち(싸우는 사자들)』、『帰らざる海兵(돌아오지 않는 해병)』、『紅巾特攻隊(빨간 마후라、赤いマフラー)』、『捜索隊(수색대)』、『非武装地帯(비무장지대)』、『南と北(남과 북)』、『軍番のない勇士(군번 없는 용사)』、『サリゴルの神話(싸리골의 신화)』、『04:00-1950』、『野菊は咲いた(들국화는 피었는데、野菊は咲いたけど)』、『最後の証人(최후의 증인)』、『シルバースタリオン 銀馬将軍は来なかった(은마는 오지 않는다、銀馬は来ない)』、『ブラザーフッド(태극기 휘날리며、太極旗を翻して)』、『トンマッコルへようこそ(웰컴 투 동막골、ウェルカム トゥ トンマッコル)』 である。 (略)

 『ピアゴル』(1955、イ・ガンチョン/이강천)は討伐隊の追撃を避けて山へ入ったパルチザンと北韓軍を主人公に極限状況に直面した人間の欲望を得体が。反共ヒューマニズム映画のモデルとなった作品。(略)

 『5人の海兵』(1961、キム・ギドク/김기덕)は、娯楽としての戦争映画の可能性を見せてくれた最初の韓国映画だ。『戦う獅子たち』(1962、キム・ムク/김묵)は、イ・ビナ(이빈화)、オム・エンナン(엄앵란)、チェ・ジヒ(최지희)、ナム・ミリ(남미리)、キム・アミ(김아미)等スター級女性俳優たちの戦闘場面で話題となった作品である。

 『非武装地帯』(1965、パク・サンホ/박상호)は、非武装地帯に取り残された二人の子供の視点から戦争の惨状を告発した。休戦後12年経って初めて、米8軍と軍事停戦委員会の許可の元に非武装地帯でロケを行った半記録映画だ。(略)

 『南と北』(1965、キム・ギドク)は戦争後の離散家族の悲劇的な運命をメロドラマ的感傷で描いた。(略)

 韓国映画データベース(KMDb)で、韓国戦争をキーワード・あらすじで検索してみると、83編がヒットする。このうち、長編劇映画は70編だ。最初の映画は『女真族の足跡(오랑캐의 발자취、オランケの足跡)』(1951、ユン・ボンチュン/윤봉춘)、最新作は『砲火の中へ(포화 속으로)』(2010、イ・ジェハン/이재한)だ。『韓国映画史(한국영화사)』(2007、チョン・ジョンファ/정종화)によれば、6・25戦争の時期に制作された劇映画・記録映画の中で唯一残っている作品は『正義の進撃(정의의 진격)』二部作である。

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 上映する17編は、1960年代の作品が9編と最も多くなっているそうです。時代ですね。見てみたいなぁ。
 戦争映画は好きじゃありませんが、これだけの作品をラインナップされると、一通り見てみたくなりますよね。一つの戦争を素材に、多様な視点と手法で映画が作られているのが興味深いです。

 作品の日本語タイトルともう少し詳しい情報を明日追加します。今晩はタイトル確認している時間がない……。(6月5日19時30分、補足追記しました。)

 日本語タイトル、できるだけ確認しました。そもそも日本で上映されてない作品は、日本語タイトルがついてないわけですが。

 記事後半は、日本であまり知られていなさそうな作品の解説を中心に抜粋翻訳しました。
 『非武装地帯』のところに出てくる「米8軍」は、休戦後、韓国軍と国際連合(UN)軍を指揮してUN軍司令部の責任を遂行する在韓米地上軍、だそうです。
 また、映画タイトルの『04:00-1950』は、1950年6月25日午前4時、北朝鮮が南への砲撃を開始した時を意味しています。

 なお、この記事に出てくるキム・ギドク(金基悳)は、『悪い男(나쁜 남자)』『絶対の愛(시간、時間)』などで知られるキム・ギドク(金基徳)とは別の監督さんです。後者は1960年生まれ、60年代に映画なんて撮れません。念のため。

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