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2011.02.06

[記事]ブシャール作『ガラス玉の眼』上演

 『孤児のミューズたち』で知られるミシェル・マルク・ブシャール作品の公演情報です。
 記事に「フランス演劇」「フランスの作家」とありますが、作品がフランス語で発表されているのであって、ブシャールはカナダ出身のカナダ人です。


フランス演劇『ガラス玉の眼』、国内初演
 ファイナンシャルニュース 2011.02.03

 フランス作家ミシェル・マルク・ブシャール(미셸 마크 부샤르、Michel Marc Bouchard)の演劇『ガラス玉の眼(유리알 눈、DES YEUX DE VERRE)』が国内で初演される。

 今月23日から来月13日まで、サヌルリム小劇場(산울림소극장)で公演される予定。去る2009年に初演され、昨年再演されて話題を集めた『孤児のミューズたち(고아 뮤즈들、LES MUSES ORPHELINES)』の作家がミシェル・マルク・ブシャールだった。演出は、今回の舞台でもフランス出身カティ・ラパン(까띠 라뺑、Cathy Rapin)教授が担当した。この作品は、タブー視されてきた近親相姦、未成年性暴行、児童虐待の主題を美学的に表現している。一時期、韓国フェミニズム演劇のメッカだったサヌルリム小劇場で今度の舞台がどのような話題を呼び集めるか期待される。


 冒頭でも書きましたが、ミシェル・マルク・ブシャールは、フランス語圏であるカナダ・ケベックの人気劇作家です。
 記事にある『孤児のミューズたち』、『Lilies』のタイトルで映画化された『LILIES(Les feluettes)』などの代表作があり、この2作は日本でも StudioLife が上演していますね。

 サヌルリム小劇場は新村(신촌)にある劇団サヌルリム(극단 산울림)の本拠地ですが、今回の公演は劇団フランコフォニー(극단 프랑코포니)の製作です。フランコフォニーは2001年からフランス語圏の戯曲を紹介・上演してきた劇団で、2009年に上演した『孤児のミューズたち』で一躍注目されました。
 今回の『ガラス玉の眼』公演は、『孤児のミューズたち』の好評を受けてのものです。

 この記事を書くためにリサーチしていて、ちょっと驚いたこと。作者のミシェル・マルク・ブシャールは公式サイトを持っています。トップページには世界各地での自作の公演情報が載っているのですが、そこに劇団フランコフォニーによる韓国内での公演がちゃんとフォローされていて、かつ、韓国で『ガラス玉の眼』の翻訳を出版する予定の出版社へのリンクまで貼られているのでした。きっちり情報押さえていて、すごいな~。
 過去の公演情報として、2010年6~7月 Studio Life 『LILIES』も載ってました。

 『ガラス玉の眼』、日本での公演予定はあるのでしょうか。先日新国立劇場で上演されたヤスミナ・レザの『大人は、かく戦えり(原題:大虐殺の神)』もそうでしたが、海外の新作の翻訳上演、最近は韓国の方が日本より早いのですよね。この作品、ソウルで見てみたいなぁ。

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