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2011.03.04

[記事]統合CJ E&M 発足

 先月末に出た記事です。韓国は3月1日が年度始めになりますので、この手のニュースは2月末に出てくるのですね。


統合CJ E&M、明日(1日)発足

 ドラマ-アニメ事業にも進出予定
 アジア経済 2011.02.28

 CJ E&Mが3月1日公式に船出する。

 この15年間に文化事業へ1兆5000億ウォン以上を投資したCJが、国内最初に放送と映画、音楽、公演、ゲームコンテンツを融合する統合法人を公式に発足させる。

 CJ E&M(Entertainment & Media)は、放送分野のCJメディア〈CJ미디어〉とオンメディア〈온미디어〉、映画分野のCJエンターテイメント〈CJ엔터테인먼트〉、音楽のエムネットメディア〈엠넷미디어〉、ゲームのCJインターネット〈CJ인터넷〉がオメディアホールディングス〈오미디어홀딩스〉として合併して誕生した。

 統合CJ E&Mは、「放送事業部門」「映画事業部門」「音楽/公演事業部門」「ゲーム事業部門」の4つの部門に再編される。「放送事業部門」は既存のCJメディア、オンメディア・チャンネル以外にエムネットメディアのMnet、KMチャンネルを吸収して運営する。また、CJエンターテイメントとエムネットメディアが個別に運営していた公演事業は「音楽/公演事業部門」として統合される。
(略)

 CJ E&Mは、2015年1兆ウォンに肉薄するグローバルな売上を目標とし、2015年売上目標の3兆1070億ウォンの内30%に該当する9300億ウォンの売上を海外で上げる計画だ。

 このため、映画事業部門は、現在の国内投資、配給中心から製作力量を強化する方向へ事業構造を再編していき、これも基にグローバル製作を活性化して規模を拡大、収益性を極大化するという計画だ。特に、新たな成長の動力として、地域や年齢に関係なく共感できるアニメーションの制作事業にも進出する予定である。
(略)

 CJ E&Mはまた、今回の統合法人出帆を契機として、放送、映画、音楽、公演、ゲーム等、多様なコンテンツを一つのプール(Pool)として製作し、シエナジーを極大化する。

 また、今回の統合を契機に、コンテンツ・ハブ事業を新たに始める。デジタルケーブルTV、IPTV、スマートフォンなど多様なニューメディアでデジタルコンテンツを楽しめるように、流通構造を革新するもの。

 去る2006年の初演以来最近までに36万人の観客動員をした創作ミュージカル『キム・ジョンウク探し〈김종욱찾기〉』が、昨年映画になったように、CJ E&Nの源泉コンテンツを多様な接点から消費者が出会えるように企画、製作に乗り出す。現在、『無作法なヨンエさん〈막돼먹은 영애씨〉』『スーパースターK〈슈퍼스타K〉』などのようなTV番組を公演や映画、ゲームコンテンツとして製作するための作業を進行中だ。

 CJ E&Mはまた、新規事業拡大の一方案として、大規模ドラマ事業を展開する計画だ。CJ自主チャンネル〈CJ 자체 채널〉に供給するドラマにとどまらず、他の媒体・チャンネルに販売することができるミニシリーズ等、多様なドラマを製作する力量まで次第に拡充していくという構想だ。

 CJE&M関係者は、「統合元年の今年、売上1兆3970億ウォン、営業利益は1550億ウォンを目標にしているが、毒にグローバル事業の売上は総売上の10%を越えることになるだろう」とし、「急激に変わっているメディア市場の変化に合わせて、競争力あるコンテンツを製作し、これをグローバル化することで新たなコンテンツ韓流の模範事例を作り、2015年貢ローバル売上の比重が30%を越えて1兆円に達するだろう」と話している。


 韓国ではもう数年前から、劇場公開される大半の映画にCJエンターテイメントが関わっているという状況が続いています。さらに、この2~3年で、ミュージカルや演劇などの公演にも積極的に進出するようになっていて、大学路の小劇場の芝居でもCJエンターテイメントが製作に名を連ねてるケースが増えてきていました。

 映画はやや頭打ちの感がありますが、公演に関しては市場が拡大しつつある時期ですから、資本力のあるCJが事業拡大して影響力を強めてくるのは自然の成り行きです。
 これまでのところ、CJのエンタメ進出はビジネスとして成功していますし、観客の立場からも良い作品の投資・製作に関わっているように見えます。しっかり稼いで、良い作品作ってほしい、とは思います。

 その一方で、映画や公演の市場でCJが独占的な立場を占めるのは決して望ましいことではなく、やはりいろいろな会社が競い合う中から多様な作品が出てきてほしいわけです。ミュージカルについては、現在他にも有力な製作会社がありますが、CJは今後専用劇場で本腰を入れてミュージカル製作に進出してくる見通しで、今後の事業展開から目が離せません。以前ちらっと触れましたが、CJが大学路に建設中の大・中・小3つの劇場を備えたミュージカル専用劇場に対して、「小劇場は演劇専用にしてほしい」と主張する大学路の演劇関係者がいるのも、市場の拡大に伴って、大劇場志向、ミュージカル志向に傾く公演界全体の動向を憂いてのことです。 

 話のついでに書いておきますと、公演チケット販売はインターパーク・チケット(인터파크 티켓)の独占に近い状態となりつつあり、これを苦々しく思っている演劇関係者も少なくありません。

☆関連記事
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