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2011.04.22

[記事]映画人のアジト復元

 忠武路を再び映画の中心地として盛り立てようという事業のニュースです。


「映画人のアジト」、忠武路のスター・青麦茶房復元

 聯合ニュース 2011.04.18

 1960~70年代、映画人たちのアジトかつ書斎の役割を果たしたソウル・忠武路〈충무로〉のスター茶房〈스타다방〉と青麦茶房〈청맥다방〉が復元される。

 ソウル市中区は、忠武路のスター茶房と青麦茶房を復元、韓流スターや映画人たちに運営を任せ、その収益金全額を映画人のために活用することができるようにする計画であると18日明らかにした。

 また、映画人たちのファンへのサイン会をここで開催し、市民たちが茶房に立ち寄って韓流スターに会うことができるようにする方針だ。

 今回の復元事業は、先月末、文化体育観光部〈문화체육관광부〉が忠武路一帯を韓流と観光を連携した「韓流スター通り〈한류 스타의 거리〉」に指定したことと関連し、区庁が独自に用意した忠武路活性化対策の一環だ。

 忠武路3街にあったスター茶房は、映画業界人と俳優志望者で混み合った所だったが、1980年代中盤に忠武路の映画製作業界が江南へ移ったため、1986年閉店した。

 スター茶房の近くにある青麦茶房は、主に映画監督たちの書斎の機能を果たしていたが、やはり映画製作業界人たちの江南移動により、80年代初めに閉店した。

 中区は、2008年からスター茶房の前の道250m区間について、5億ウォンの予算を組んで各種電線を地中化するなど整備事業を行ってきた。

 中区は今後、この道を市民たちが気楽に行き来することができるように歩道を拡張し、看板もすっきりと整備する計画だ。

 特に、近くに位置する印刷・出版会社を誘導して文化・観光施設へ業種変換させることにした。

 キム・ヨンス〈김영수〉中区庁長権限代行は「忠武路が映画の中心地として以前の名声を取り戻すことができるように、文化体育観光部、ソウル市と共に多様な事業を推進する計画だ」と話した。

 一方、文化体育観光部は、約50億ウォンの予算をかけて、忠武路一帯に韓流スターのハンドプリンティングと造形物、韓流テーマ館、3D韓流映像館等の施設を作り上げ、「韓流スターの街」を造成することにした。


 リンク先の記事原文に掲載されている忠武路の地図をここでも紹介しておきますね。

Agit

 この地図と照合すると、記事の内容が分かりやすくなります。

 文化体育観光部は、忠武路駅から乙支路3街(을지로3가)駅にかけての南北の道を「韓流スター通り(한류 스타의 거리)」とするために、韓流スターのハンドプリンティングや韓流テーマ館などを作る事業を推進している。この政府レベルのプロジェクトと関連付けて、ソウル市中区はスター茶房、青麦茶房を復元し、茶房の前の東西の道を整備して「忠武路映画通り(충무로 영화의 거리)」という名所にしようとしている。そういうことですね。

 忠武路が映画の街になるのは嬉しいことで、スター茶房や青麦茶房の復元は楽しみです。復元されたらぜひ訪問してみたいです。
 その一方で、忠武路に「韓流スターのハンドプリンティング」とか「韓流テーマ館」を作るとなると、それはちょっと違うような……という気がします。今、韓流スターと呼ばれる俳優たちの多くは、韓国の映画製作が忠武路から江南へ移動した後の作品で世に出てきた人たちですから。韓流スターに焦点をあてた施設や名所なら、江南に作るのが相応しいように感じられるのですね。
 映画製作の街・忠武路って、ある種のノスタルジーなのかな。

 これまで、韓国で「韓流スター」を売りにして成功した施設はないと思うので(韓流百貨店を始めとする新大久保の韓流グッズ店の方が盛況だと思う…)、「韓流スター通り」がどのような所になり、どのような成果を収めるのか、注目ではあります。
 もしかしたら、政府とソウル市中区がターゲットとして想定している「韓流ファン」は、日本人でなく中国人なのかもしれませんしね。そのへんも含めて要注目のプロジェクトです。

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