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2011.05.18

[記事]BOMコリア製作『フォール・フォー・イブ』

 韓国ミュージカル界、ひとつの新しい流れができるかな、というニュースです。


ミュージカルエージェントのチェ・ヨンソクが製作者に変身

 聯合ニュース 2011.05.07

 ブロードウェイミュージカルを国内に紹介してきたチェ・ヨンソク〈최용석〉(42)BOMコリア〈BOM코리아〉代表が、公演製作者へ変身し、最初のミュージカル『フォーリング・フォー・イブ〈폴링 포 이브〉』を披露する。

 チェ代表は、米国ミュージカルの国内公演契約を調整してきた海外派エージェント出身で、2000年ニューヨークにライセンスマネージメント会社であるBOMを興し、『スパマロット』『ドリームガールズ』『ラ・マンチャの男』等、約40編を国内の舞台に紹介してきた。

 チェ代表は、今年、BOMの韓国支社格となるBOMコリアを設立し、この7月、米国の代表的な劇作家であるジョー・ディピエトゥロの新作『フォーリング・フォー・イブ(Falling for Eve)』で国内ミュージカル舞台の製作者として出発する。

 聖書の創世記1章をモチーフとしてアダムとイブの間の人類最初の愛を細やかに描き出したロマンチックコメディミュージカルで、『ジキル&ハイド』等で助演出を担当したキム・ヒョジン〈김효진〉が演出家としてデビューする。

 今月中旬までに出演陣を確定し、7月23日~9月11日、世宗文化会館・Mシアター〈세종문화회관 M씨어터〉で公演する予定だ。

 チェ代表は17日、「ブロードウェイと韓国のミュージカルの製作方式を合わせた合理的なシステムを作り、国内公演界の発展に寄与しようと思う」と話した。


 チェ・ヨンソク代表と『フォーリング・フォー・イブ』については、こちらもご覧下さい。今年の韓国ミュージカル業界の注目動向が分かる記事をご紹介しています。

 さて、『フォーリング・フォー・イブ』は、昨年6月にオフ・ブロードウェイで幕を開けた舞台です。期を同じくして、『メンフィス』がトニー賞のミュージカル部門作品賞を取り、ジョー・ディピエトロ(Joe DiPietro)がこの作品で脚本賞、作詞賞を獲得したため、そのジョー・ディピエトロの新作として注目された作品でした。今はクローズしてるのかな?

 ジョー・ディピエロ、韓国では『I Love You(I Love You, You're Perfect, Now Change、I LOVE YOU 愛の果ては?)』が再演を繰り返すヒット作品ですし、昨年『ALL SHOOK UP』も上演されましたから、韓国のミュージカルファンにはお馴染みの存在です。
 また、聖書の創世記がモチーフというのも、日本人には敬遠されそう、あるいは理解されにくそうですが、クリスチャンが相当数を占める韓国ではすんなり受け入れられるでしょうし、好まれるタイプの作品かもしれません。演劇でも『ダウト』や『神のアグネス』などが高く評価されるお国柄です。
 チェ・ヨンソク代表が自身のミュージカル製作第1作として選択した作品としても、興味が湧きますね。

 BOMコリアの将来性をこの一作だけで判断することはできませんが、ブロードウェイと韓国両方の方式を取り入れるという製作で、スターキャスティング全盛の韓国ミュージカル界の現状を踏まえながらどんなキャスティングをしてくるのか、まずは注目してます。

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