[日録]東博特別展「写楽」 6/6
6月6日(月)
◇午前2コマ授業。
◇大学を早々に撤収して、午後から東京国立博物館・平成館へ出向いて特別展「写楽」鑑賞。東日本大震災で日程延期となっての開催でした。
以下、Twitter に流したツイートをもとにした感想です。
写楽を上手いと思ったのは初めてかも。これまでは面白いと感じてたのが、今回の展示で、作品によっては北斎並みに上手いのではないかと思い始めました。
同じ役者の同じ舞台の役者絵を写楽と他の絵師と並べて比較してみるという展示はいいですねぇ。お陰で写楽の線の特徴が掴めて勉強になりました。こういう展示は有難い。
梅忠の忠兵衛の下着が空摺で緋縮緬になっているのを発見して驚愕。これは図録や画集では分からない部分。実物に接する醍醐味です。
Ⅱ期Ⅲ期の役者の全身を描いた細版をたっぷり見られたのが嬉しかったです。あの衣装の細かさは写楽のイメージを覆すような。海外の美術館所蔵のものが多かったのは、国内に残ってないってことなんでしょうかね。
今回の展示は写楽の作品146図の内142図が見られるという、ほぼ集大成なもの。関係者のご努力には頭が下がります。ただ、142図から1図だけ「震災の影響」で展示できなくなったとして、写真が展示されてました。ドイツの美術館の所蔵品。もしかして汚染を心配されちゃったのでしょうか。(´・_・`)
その一方で、東京羊羹所蔵なんてものが1点出ていたりして、ほっこりなごみました。
そういえば、摺りと保存状態の比較展示に出てた「状態の良い方」は、全て個人蔵でした。すごいコレクターがいるのですねぇ。
今回出品されなかった4図は、会場の最後に小さな写真付きで紹介されてました。GJ!
写楽が描いた歌舞伎のあらすじを紹介する映像が楽しかったです。浮世絵に描かれた人物を使って、人間関係やストーリーを概説する1~2分の映像。実際の芝居が見たくなる優れものでした。国立劇場も松竹も、復活通し狂言やる時はぜひあれを作って、ネット上で予告編のように流してほしいです。
2時間かけてたっぷり見ました。楽しかった~。眼福。
◇さすがにくたびれたので、ラウンジで鶴屋吉信のあんみつ食べました。程よい固さの寒天、小豆の味がしっかり残った粒あん、固め塩味が効いてる赤エンドウに上品な黒蜜。口福。
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