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2011.07.25

[日録]歌舞伎と鱧丼@大阪 7/24

7月24日(日)

◇大阪の定宿で6時起床。昨夜の芋焼酎のお陰で、ぐっすり、すっきり。ホテルの簡単な朝食食べて、しばらく部屋でのんびりしてから、10時にチェックアウト。

◇今日は一日松竹座で歌舞伎見物です。劇場の前にこんなポスターが出てました。韓国ミュージカル『美女はつらいの』。このポスター、よくできてます。可愛いし、舞台見に行きたくなる雰囲気があるのです。ポスターの前で写真撮ってる若い女の子、何人も見かけました。

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 7月歌舞伎、8月関ジャニ、9月歌舞伎、10月韓国ミュージカル、11月松竹新喜劇……松竹座、懐深いです。劇場内はこんな感じ。

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◇松竹座昼の部。『播州皿屋敷』。愛之助の鉄山に、孝太郎のお菊、亀蔵の岩渕忠太。愛之助はこんな低い声も使えるのですね。やや無理してましたが、ものにしたら役柄ぐっと広がりそうです。孝太郎は年増の女房がニンと思ってますが、こういう役だと娘もよいですね。
 「皿屋敷」で竹本が入るのが新鮮。平成14年8月に歌舞伎座でやってるので、見てるはずですが記憶にありません。う~ん。
 今年は、播州皿屋敷お菊伝説五百年だとか。

 『素襖落』は楽しい一幕。三津五郎の太郎冠者に、巳之助の次郎冠者。巳之助が踊りのお稽古してると分かって安心しました。すぐ前の席の歌舞伎初心者っぽい若い女の子たちが、幕が閉まるや、「面白かった~」と歓声をあげていたのが嬉しかったりして。

 『江戸唄情節』、初見です。芸道ものかと思ってたら、純愛ストーリーなのですね。腕はいいがヤクザっ気が抜けない三味線弾き弥市に仁左衛門、その恋人で後に恋女房となる芸者米吉に時蔵。二人を江戸から追放する小揚げの七兵衛親分に弥十郎。江戸を追放された弥市がつい博打に手を出しちゃう件がセリフで処理されるなど(元々こういうホンなのかな?)、弥市のヤクザもんの部分の描写が薄いため、余計に純愛ものになってます。
 愛した一人の女ために芸も命も捨てる「ニザさん」を楽しむ芝居です。弥市役の仁左衛門が舞台上で『連獅子』の大薩摩を実際に演奏してみせる場面も「ニザさん」の三味線演奏、堪能しました。

◇昼夜入れ替えの約1時間を利用して、道頓堀「今井」でお食事。このお店入るの、実は初めてです。季節もので、鱧丼を注文。祇園祭と天神祭の間、鱧が一番高いと言われる今だからこそ。お吸い物は小うどんに代えてもらいました。きつねうどんです。

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 美味しかった~。鱧丼は、鱧と牛蒡と三つ葉。鱧の卵とじなんてもったいないのではとも思いましたが、ちゃんと鱧が美味しい。うどんは出汁が美味。あっという間にたいらげてしまいました。
 勢いのままにデザート氷わらびを注文。

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 氷の下にはわらび餅ときな粉。氷の上からも蜜がかかってるのが心憎い。口の中で柔らかく溶ける氷に、わらびのくにゅくにゅした食感が心地良く、蜜の甘さが絶妙。パサパサザラザラのきな粉がアクセントになってます。口福。

◇松竹座夜の部。『菅原伝授手習鑑』「車引」。愛之助の梅王、結構でした。チャンスをものにして確実に力をつけてますね。孝太郎の桜丸はちょっと違うと思うのだけど、どこが違うのかよく分かりません。注目の松王丸、出の歩き方がおかしいところで早くもアウト。あの歩き方ではどんな役も勤まらないのでは。う~みゅ。

 『伊勢音頭恋寝刃』、「相の山」から「奥庭」までの通し上演。「宿屋」は、舞台の上に松島屋三兄弟が並んでるだけで幸せな場面。「追駆け」「地蔵前」、上方らしいサービス精神旺盛な演出で、面白かった。客席通路を使っての追いかけっこは、お客さんも大喜びでした。場名がそのまんま「追駆け」というのが何とも。

 「油屋」は弥十郎のお鹿が可愛くて上出来。きちんと着つけた十六武蔵柄の萌黄の着物、髪には緋の手絡、控えめな化粧で、貢にひたすらな想いを寄せる可愛い女性。「お紺は器量、お鹿は気立て」の件も、このお鹿ならお客が切れないというのもまんざらじゃなさそう、と思えました。この役、うっかりするとバカに見えたりするのですが。

 「奥庭」、ここまで通しで見てくると、この場面の印象がちょっと変わりました。より様式的な印象が強くなったと言うか、この芝居ではこれが大団円なのだな、と。

◇夜の部はすぐ前の席が英語を話す外人さんでした。最初の演目「車引」は外人さんに受けが悪い演目なのだけれど大丈夫かなぁ……と思いつつ、ふと「三つ子って英語で何?」という疑問が頭に浮かびました。後で電子辞書をひいてみたら、triplets という単語が出てきました。ほぉ。四つ子は quadruplets、五つ子は quintuplets らしいです。六つ子は電子辞書に出てませんでした。「おそ松くん」は英語でどう説明されるのでしょうね。

◇終演後すぐ新大阪へ向かい、最終一つ前ののぞみで帰京しました。今日大阪のどこかで嵐のLIVEがあったようで、周囲の座席はそれっぽい女子ばかりでした。

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コメント

舞台も素敵

たこ焼きも、鱧も食べたい
大阪は美味しいもの沢山あっていいな〜
たこ焼きとお酒なんてお酒羨ましい

銀だこハイボール横丁で
我慢しとこうかな〜

投稿: rinrin | 2011.07.26 14:38

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