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2011.08.16

[日録]杉本文楽と中華街 8/15

8月15日(月)

◇夕方から神奈川芸術劇場へ。延々と電車に乗って横浜中華街まで出かけます。この劇場は、三谷幸喜作『国民の映画』以来、2度目。

◇杉本文楽、元々は3月下旬に公演が予定されていたものが、震災で中止となり、改めてこの時期の上演となりました。
 近松門左衛門作『曽根崎心中』を原文に忠実に上演するというもの。とても楽しみにしていたのですが、舞台は私が期待してたものとは違ってました。残念。

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 現在上演されていない「観音巡り」。舞台奥から手前へお初が歩んでくるという舞台の奥行きを利用した演出は斬新なのですが、肝心の人形が遠くなってよく見えない。さらに、せっかく近松の頃の一人遣い(勘十郎)で演じているのに、舞台左右のスクリーンに大きく人形を映し出す映像が流れていて、肝心の一人遣いの人形に集中できない。

 心中道行では、背景がなぜか梅。えー?お初徳兵衛の心中って四月六日なんですけど。旧暦ですから現代の五月上旬から半ば頃、初夏なんです。道行本文に「夏の夜」と書いてあるし、観音巡りの季節感も初夏。どうしてバックに梅の花(これも巨大)を咲かせたのだろう?

 結局「杉本文楽」というのは、杉本氏の美術を見せるための公演なのだな、と結論付けました。これを素晴らしいと感じる人もいると思いますが、「原文に忠実な『曽根崎心中』上演」を期待していた私には肩透かしでした。

 ただ、「観音巡り」の前弾きが時代物っぽくて一瞬違和感を感じたのですが、考えてみれば『曽根崎心中』は世話物成立期の作品で、曲節は時代物の型を脱していなかった可能性は高い。そう考えてこんな曲になったのかどうかは分かりませんが、勉強になりました。

◇終演後、中華街に寄り道。

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 一人客でも歓迎してくれそうな店を選んで入ってみました。東光飯店のあんかけ炒飯、美味しかったです。

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 さらに、重慶飯店でお土産購入。

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◇神奈川芸術劇場、私にとっては遠いし、館内の構造が不便だし、あまり嬉しくない劇場なのですが、中華街に寄れるのはポイント高いですね。

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