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2011.10.03

[日録]近世文学3日目@ソウル(附 映画と演劇、見ました) 10/2

10月2日(日)

◇日本近世文学会秋季大会、3日目は恒例の文化踏査。
 ですが、行き先が「古宮」(昌徳宮/창덕궁・景福宮/경복궁・徳寿宮/덕수궁)ということで、私はパスしちゃいました。韓国で暮らしていた頃、昌徳宮は秘苑(비원)の後苑(후원)の一番奥まで自由散策したし、景福宮は慶会楼(경회루)の中に入ったりしたし。どちらも、現在は時間を決めての一般観覧を行なっていますが、その試験的公開が始まった頃のことです。

◇そんなわけで、空いた時間に映画と演劇を見ることにしました。

◇午前中は、大韓劇場(대한극장)で注目の映画『トガニ(도가니、るつぼ)』を見ました。障害者学校で起きた教師による生徒への暴行という実際の事件をもとに書かれた小説の映画化です。話題作だけあって、衝撃的な内容の作品でした。が、映画としての出来は凡庸。中途半端な告発映画にとどまっていました。それが目的の製作なのかもしれませんが。

◇映画の後は100以上の小劇場がひしめく大学路へ。

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 大学路のある4号線・恵化(혜화)駅の出口。階段両側の壁にびっしり貼られているのは、すべて大学路で上演中の演劇・ミュージカル公演のポスターです。

◇観劇前に腹ごしらえ。1年以上熟成させたキムチを使っているというムグンジキムチチゲ(묵은지 김치찌개)。キムチの酸味がきいたスープが美味しかった~。

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 以前紹介したことのある「サムサムトゥクペギ(삼삼뚝배기)」にて。4500₩。

◇演劇は何を見ようか迷ったのですが、劇団・魔方陣(극단 마방진)の『野牛の月(들소의 달)』を選びました。コ・ソヌン(고선웅)作・演出。2010年のソウル演劇祭で優秀作品賞、舞台芸術賞などを受賞している作品です。

 前日にネットで確認した際には前売完売でした。それでもモノは試しと、開演1時間半前に劇場へ行って当日券があるか尋ねると、補助席まで完売してるがキャンセル待ち(대기표、待機票)を受け付けているとのこと。名前を伝えてキャンセル待ちを申込んで、大学路の散策へ。開演10分前に劇場へ戻ると、めでたく名前を呼ばれて席を確保することができました。階段に座布団敷いた「補助席」でしたが、実質最前列の2列目センター上手寄り。ヘタな本席よりずっとよかったです。

 レビューは後ほど改めて。

◇観劇後、文化踏査に参加した方々と合流して、学会最後の行事ティップリ(뒷풀이、打上げ)に参加。
 美味しい牛肉たらふく食べて、最後の夜を楽しみました。

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 打上げ二次会は、場所を移動して生ビール。宿が離れていた私は途中で失礼せざるを得ず、最後までご一緒できずに残念でした。

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 過去に例を見ない「日本文学の学会の海外開催」。三夜連続の宴会の席で、「今度はうちが日中韓で」とか「日台越で考えたい」といった話をちらほら耳にしました。今回の学会が意義あるものだったという証でしょう。一部、酔った勢いの勇み足かもしれませんが。

 この、とてつもなく大変な準備作業が必要だったはずの大会を滞りなく大成功に導いた会場校・高麗大学校の崔官先生とスタッフの皆さん、学会事務局の先生方、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。

 私も今回の学会に参加した者の責任として、今後の研究進展に貢献して行かなくては。

◇【お詫び】「写真入りで詳細なレポート」、飲み食いばかりですみません。>忘却散人先生のブログからいらして下さった先生方

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